スピーディーかつ負担の少ない眼科総合検診で
3大眼疾患の予防を
秋葉原白内障クリニック
(台東区/秋葉原駅)
最終更新日:2024/11/15
- 自由診療
人生の途中に視野を失う中途失明は、その後の生活環境ががらりと変わり、本人や周りの不安や負担も大きい。その原因となるのが緑内障、糖尿病網膜症、網膜色素変性症、加齢黄斑変性といった眼疾患だ。中でも緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性を三大眼疾患と定めて予防に取り組む「秋葉原白内障クリニック」では、先進の機器を用いた眼科総合検診のメニューを設けている。各検査を視能訓練士の資格を持つスタッフが担い、臨床経験豊富な医師が診断。さらに病気が見つかったときは、専門の外来診療や日帰り手術も受けられるなど、検査から治療までワンストップで行う同院の眼科総合検診について、大上智弘副院長に解説してもらった。
(取材日2024年10月28日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q御院の考える三大眼疾患について教えてください。
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A
当院では、緑内障・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性を三大眼疾患と定めています。これらは、生まれつきや小さい頃からの失明ではなく、人生の途中から見えなくなってしまう中途失明の日本における上位の原因です。中途失明は、ご本人や周りの方の負担も非常に大きい病気ですから、早期発見をして悪化する前に手立てを打てるように眼科総合検診を始めました。程度の差はありますが、日本人の40歳以上の方の20人に1人は緑内障を発症しているといわれていますので、自覚症状がなくても検査を受けることを勧めています。また、目のかすみなどは緑内障の症状でも出てくるため、寝て起きてもかすみが続いている場合は検診を受けたほうがいいでしょう。
- Qどのような方に眼科総合検診をお勧めしますか?
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A
40歳以上で一度も眼科の検査を受けたことがない方は、何か目にお困りの症状がなくても受診をお勧めします。一般的な人間ドックや地域の健康診断などでも目の検査項目はあると思いますが、細かい検査は行っていないのが現状です。こちらではOCT(眼底3次元画像解析)という目の神経の厚みを測る機器などもあり、神経が痛む緑内障や加齢黄斑変性などの早期診断につながります。そのほか、糖尿病や高血圧症、心疾患や動脈硬化のある方、また、緑内障は遺伝的な要因も大きいため血縁者に緑内障の方がいる方などは眼科総合検診を受けることを強くお勧めしています。
- Qこちらのクリニックの眼科総合検診の特徴を教えてください。
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A
まず一つは臨床経験豊富な医師による診断です。加えて所要時間が60分と短く、患者さまの負担が少ないことも特徴です。例えば、一般的な眼底検査は散瞳剤を用いますが、検査後も数時間まぶしさを感じやすくなるなど日常生活に影響が出ます。当院では広角眼底カメラを用いることで散瞳剤を使わずに検査が可能です。また、AIを搭載した眼撮影用プログラムを用いて、眼底の血液循環を測定します。緑内障や糖尿病網膜症は、網膜の細い血管の詰まりを画像診断しますが、通常は造影剤を点滴で投与して撮影しなくてはなりません。それがAIのサポートにより、場合によっては造影剤を使わずとも精度を重視したスピーディーな検査が可能となりました。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診
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眼科総合検診は予約制。予約当日は受付を済ませて、問診票を記入。目の病気や目の手術歴、全身の健康状態や病歴、家族に緑内障や糖尿病の人がいるかなどを問われる。1日使い捨てタイプのコントタクトレンズを使用している場合は、替えのレンズや眼鏡を持参。検査時間は60分ほど。検査着に着替える必要もないので、スピーディーに受けられる。
- 2各種検査
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検査は視能訓練士の資格を持つ眼科検査員が担当。屈折検査で目の度数を測り、遠視、近視、乱視がどの程度あるか調べ、眼圧検査で目に空気を当てて目の硬さを測定。緑内障では数値が上昇することもある。目を動かさずにどの程度見えているのかを調べる中心視野検査では、中心視野と周辺視野を同時に測定できるプログラムを用いて時間短縮を図っているという。裸眼の視力と眼鏡やコンタクトレンズを装着した状態の視力も測定。
- 3眼底検査・3次元眼底解析検査
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続いて網膜、眼底の血管、視神経を調べる眼底検査へ。一般的な眼底検査では瞳孔を広げるために散瞳剤という目薬を使うが、同院では使わずに済む広角眼底カメラで行う。まぶしさを感じやすい散瞳剤を使わないため、異常がなければ検査後すぐに車の運転なども可能。加えて、従来見ることができなかった網膜の断層像を撮影する3次元眼底解析検査も実施。加齢黄斑変性や黄斑浮腫、緑内障の可能性などを詳しく調べることができる。
- 4細隙灯顕微鏡検査
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検査室から診察室に移り、医師の診察を受ける。眼科の聴診器ともいえる細隙灯(さいげきとう)顕微鏡を用いて、角膜・前房・水晶体・硝子体を観察。これまでの各検査の結果とともに、現在の状況や病気の可能性など、医師から説明を受ける。同院ではAIによる画像解析も活用。通常の検査では造影剤が必要だった血流の検査もAIを搭載した眼撮影用プログラムを用いて判定。臨床経験が豊富な医師が、病気の早期発見に役立てている。
- 5クリニック内の専門分野に特化した外来との連携
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同院には加齢黄斑変性や緑内障、ぶどう膜炎など、それぞれのスペシャリストが専門的な診療を行う外来がある。検査で疾患が見つかった場合は、それらの外来診療の予約を取ることが可能。白内障や緑内障、網膜疾患は、大学病院や地域の基幹病院で経験を積んできた大上副院長が日帰り手術を担当。検査から治療まで、同院内でワンストップの対応が可能だという。
自由診療費用の目安
自由診療とは3大眼疾患総合検診/1万1000円