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小川 理栄 院長の独自取材記事

デンタルクリニック江戸川橋

(文京区/江戸川橋駅)

最終更新日:2021/03/08

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東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅から、目白通りを早稲田方向に歩いて3分。新目白通り沿いのビル2階に「デンタルクリニック江戸川橋」はある。小川理栄(りえい)院長は、同院が「ますおか歯科クリニック」という名称だった時代から20年以上にわたり、この場所で多くの患者の悩みに応えてきた。「診療で心がけているのは、笑顔で帰ってもらうこと。自分の口腔内の健康に興味を持ち、良くなっていく過程を面白いと思ってもらえるように、治療の目的と理由をきちんと説明するようにしています」と小川院長。優しさの中にユーモアがにじむその笑顔と明るい語り口は、患者の緊張を解きほぐし、前向きな気持ちで治療に取り組む意欲を育んでくれるだろう。診療方針や治療の特徴、今後の展望などについて、話を聞いた。
(取材日2021年2月8日)

根本的な原因を見極めて治療し、再発を防ぐことを重視

この場所で20年以上、地域に根差した診療を続けておられると聞きました。

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はい。医療法人社団MEDIQOLに属するクリニックとして、1994年から「ますおか歯科クリニック」の名称で開業しており、私もこちらで20年以上にわたって院長を務めてきました。今後、これまで以上に良い歯科治療を提供していきたいと考え、2019年に名称を含めてリニューアルしています。広々とした待合室は以前のままですが、床を張り替えて雰囲気を一新しました。また、新たにカウンセリングルームを設けたほか、ユニットも他の方にお顔が見えにくい半個室にしてプライバシーに配慮しています。

カウンセリングルームでは、どのようなことをするのですか。

当院では、患者さんと治療者の間に立ってコミュニケーションをサポートし、納得のいく歯科治療を実現するために、トリートメントコーディネーターという役割のスタッフが中心となって、患者さんの気持ちをくみ取るカウンセリングを行っています。治療を行うのと同じ診療室ではどうしても緊張がほぐれず、本音を話しにくいのではないかと考えて、カウンセリングルームでお話を伺うことにしました。カウンセリングでは、患者さんの人柄や、これまで歯科治療に抱いてきた印象などをしっかり把握し、歯科医師に話しにくいことも相談していただいて、より良い治療につなげることをめざしています。診療室とは別の場所にあるこぢんまりとした部屋なので、リラックスして何でも話していただけるとうれしいですね。

診療はカウンセリングから始まるのですね。

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例えばダイエットをするとき、最初にすべてのサイズを測って自分の状態を把握し、プロに任せるところと、生活習慣など自分で改善するところを見極めますよね。歯科のカウンセリングも同じです。悪い歯を1本治療して終わり、というその場しのぎの治療ではなく、根本的な原因を取り除くために、エックス線撮影や口腔内の検査を踏まえて原因を特定し、歯科では何をするのか、患者さん自身は何を意識するべきなのか、再発防止に向けた自覚を持っていただいた上で治療をスタートします。患者さん自身が治療の目的と理由、その内容を十分に理解し、お口の健康に興味と責任を持ってくれるようになると、自然と通院も長続きすると思うんですよ。「そうだったのか」「だから治療するんだな」という納得感を引き出し、いつも笑顔で帰っていただける診療をめざしています。

メンテナンス、再発予防、インプラント治療に注力

力を入れている治療について教えてください。

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治療の柱は3つあります。1つ目は、天然の歯を削らず、傷つけないための予防歯科。患者さん自身に必要なケアを知っていただき、クリニックがそのサポートをすることで、治療を必要としない状況を維持していきます。2つ目は、できた虫歯を再発させない治療。できてしまったメカニズムを患者さんに知っていただきつつ、再発しにくい素材を使うことで、抜本的な解決を図ります。3つ目は、歯を失ってしまったときのインプラント治療。インプラントは、ブリッジや義歯のように健康な歯に大きな負荷をかけることなく、失った噛み合わせを取り戻すことをめざせる治療法。天然歯に近い噛み心地の再現が期待できるので、長い目でみれば必ず患者さんの利益になるはずだと考えています。当院では、骨の再生を図ってインプラントを埋め込む骨移植にも対応していますので、顎の骨が足りないなどの理由で他院での治療を断念された方も、ぜひ一度ご相談ください。

再発しにくい治療について、詳しく教えていただけますか。

一度治療した虫歯が再発する理由の多くは、毎日のケア不足や、詰め物やかぶせ物の劣化です。そこで、先ほどお話ししたように患者さん自身にケアの必要性と重要性を知っていただきつつ、ゴールドやセラミックなど、劣化しにくくプラークがたまりにくい素材を使用して治療することで再発を防いでいきます。ゴールドは、天然歯を削る量が少なく、強度も高いのがメリット。セラミックは、天然歯に近い、自然な白を再現するのに適しているのが特徴ですね。

今後、力を入れていきたい分野はありますか。

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メンテナンスや予防については、今以上に力を入れ、さらなるランクアップをめざしていきたいですね。現在、常勤の歯科衛生士が3人、さらにその成長をけん引してくれる歴30年以上のベテラン衛生士が在籍しています。彼女は、予防や歯科診療に対する患者さんの意識改革に熱心で、情熱を持って診療に取り組んでくれているんですよ。その教えを受けている歯科衛生士たちも、自主的かつ積極的に学んでくれるようになりました。定期的なメンテナンスさえしていれば、虫歯と歯周病は本来かからなくていい病気だと考えています。3〜4ヵ月に1度の割合でメンテナンスに通う金額と、それを怠って歯を治療することになったり、さらには歯を失ってインプラント治療を受けたりする金額を比べると、メンテナンスのほうがずっと負担は少ないはずです。ご自身の歯と健康を守るために、ぜひ定期的に通ってください。

中医学の考えも取り入れ、全身の健康維持をサポート

そもそも歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父が歯科医師で、北海道の実家で開業していたことが大きく影響していると思います。中学生の頃から、治療する父の後ろで石膏を流したり、洗い物をしたりしていました。父は、スタッフはもちろん患者さんにも厳しくて、怖いし治療も痛い(笑)。でも、開業当初は地元で数少ない歯科医院でしたから、たくさんの患者さんがいらしてくれました。予約制ではなかったので、次々に訪れる患者さんを診るために父も必死だったのかもしれませんね。「ありがとう」と言って帰っていく患者さんの姿を見ているうちに、自然と「良い仕事だな」と思うようになりました。親の意向と私の意思が合致する形で、歯科医師をめざして北海道医療大学の歯学部に進学したのです。

お忙しい毎日ですが、お休みの日はどのようにお過ごしですか。

中医学の勉強を始めて、土日はほとんどの時間を費やしています。教科書がすべて中国語なので、読めない漢字ばかり(笑)。日本語訳の教科書と照らし合わせながら悪戦苦闘する日々です。中医学は、一つの疾患や臓器に注目する西洋医学と違って、全身のバランスを診る医学。将来的には、メンテナンスにいらした患者さんの脈をとったり、舌の状態をチェックしたりして、何か異常があれば医科のクリニック受診につなげるなど、体全体の健康管理にもつなげていきたいですね。中医学では舌の状態から体調を判断することも多いのですが、歯科なら患者さんの舌は見放題ですから(笑)。薬膳にも詳しくなりましたので、健康に寄与する食べ物のアドバイスなども、積極的に行っていきたいです。

最後に、今後の展望と、読者へのメッセージをお願いいたします。

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2020年の秋から、「お口の健康手帳」という取り組みを始めました。これは、治療した歯やその治療内容、治療前後の変化などを記録し、患者さん自身に口腔内の健康に興味を持ってもらうためのもの。快活に動ける体と心を維持し、朗らかに、にこやかに笑って毎日を過ごしていくには、歯と、全身の健康が欠かせません。体と全身がつながっていることを理解し、削らない、抜かないためにできることを自ら考えてくれる人を増やして、地域全体のデンタルIQを高めていけたらと思っています。人生100年時代、これからもずっと健康で過ごしていくために、自分で自分の体を守ろうという思いのある方を精一杯サポートしてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

かぶせ物の治療/7万7000円~、ゴールドによる補綴/8万円~、セラミックによる補綴/5万円~、インプラント治療/25万5000円~、骨移植/12万円~、歯周組織再生療法/18万7000円~、オフィスホワイトニング/3万3000円~、ホームホワイトニング/3万3000円~、クリーニング/1万1000円~(保険適用の場合もあり。要相談)PMTC/1万1000円~

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