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大森 悠 院長の独自取材記事

代官山デンタルサロン

(渋谷区/代官山駅)

最終更新日:2020/04/01

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代官山駅北口改札から直結の歩道橋を降りてすぐのところにある、かわいらしい立て看板が目印の「代官山デンタルサロン」。院内には爽やかな香りが漂い、アットホームな雰囲気だ。院長の大森悠先生は補綴治療を得意とし、じっくりと時間をかけ、丁寧なカウンセリングをしながら行う治療を重視している。紹介されてインプラント治療に訪れる患者も少なくないという。高い意識を持って治療に取り組む大森院長に、診療にかける思いを聞いた。
(取材日2020年1月15日)

口腔内の総監督として長期にわたってサポートしたい

院長に就任なさった経緯を教えてください。

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就任前も他のクリニックで院長を務めながら週に2日はこちらで診療していたのですが、前院長だった妻の大森さゆり理事長が、勉強していた歯内療法に専念したいと、隣の建物に歯内療法に特化したクリニックを設けることになりました。その気持ちをくんで、こちらの「代官山デンタルサロン」は私が院長として週に5日一般歯科全般を受け持つことになりました。私は補綴科出身で、ものが噛めない方に歯を作って噛めるようにすることを目標に勉強してきたので、今までの一般歯科、審美歯科に加え、インプラント治療や義歯作製なども幅広く行っています。患者さんはやはりご近所にお住まいの方、お勤めの方が多く、お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで家族ぐるみで来ていただいています。また患者さんからのご紹介も多く、中には軽井沢のような遠方から通っていただいている患者さんもいらっしゃいます。

診療の際どのようなことを大事にしていらっしゃいますか。

この患者さんが自分の家族だったら、例えばその患者さんの年齢から考えて私の妹だったら、私の祖母だったら、どういう治療をするかを常に考えながら診療しています。お一人に1回30分から1時間ぐらいかけてじっくり診療するスタイルで、説明にも充分な時間をとっています。初診の際は必ず1時間、時間をとりますね。まず問診票を書いていただき、検査を行い、話を伺った上で、考えられる治療法をいくつかご提案しています。もちろん患者さんのご希望やご都合も踏まえ、ご相談しながら治療を進めていきます。痛む部分がない限りは、いきなり治療ということになりませんし、今痛む部分だけ治すというイメージは持っていないんですよ。

痛むところだけを診るのではないんですね。

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患者さんのお口の中全体を良くしたいと思っています。患者さんは「ここを治してほしい」とご希望をお持ちですが、他にも気になる箇所があればすべてお伝えするようにしています。私は口腔内の総監督みたいなもので、歯はもちろん顎の関節など口腔全体を診て、どういった治療が必要か、長期のプランをご提案しています。この先10年後20年後、お口の中がどうなっているかを見据え、今はここにお金をかけるべきというお話をすることもありますね。そのため、「ここだけ治してください」と言われても、「その前にまずここを治しましょう」とご提案することもあります。1回の治療に時間をかけるのは患者さんの来院回数を減らして差し上げたい気持ちもあります。遠方からおいでの方など、10分15分の治療では、交通費のほうがかかってしまいますから、そのあたりはいつも意識しています。

補った歯を長持ちさせるために定期的なメンテナンスを

こちらの補綴治療について教えてください。

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歯がなくなってしまったところをかぶせ物や義歯などで補うのが補綴治療ですが、大切なのはそれを何で置き換えるか、です。インプラントなのか、ブリッジなのか、義歯なのか。さまざまな選択肢をもっているのが患者さんのためには一番いいと思っています。症状によってインプラントがいい場合もありますし、ブリッジがいいということもあるでしょう、その患者さんのライフステージに沿った治療をご提案するよう努めています。ただ、噛む機能を保つためということを考えると、インプラントという選択肢を採ることが多いかもしれませんね。保険診療か、自費診療かによって使える素材も変わってきます。患者さんのご希望もお聞きして、治療を進めています。

最近特に力を入れている治療はありますか?

治療を施し、歯のなくなった箇所に補ったものを長期にわたって維持していただけるようメンテナンスをするという意味で、予防歯科にも力を入れています。歯科衛生士さんは常勤が1人、週4日勤務が1人、合わせて2人いて、ユニットの1つはほとんど歯科衛生士さんが使用しています。患者さんに伺うと、今までお手入れの仕方を習ったことがない方も少なくなく、正しい方法をお伝えして実践していただくと、目に見えてきれいになっていくのが実感でき、お手入れが楽しくなるようです。私は女性の患者さんにはよく「美容院やネイルサロンに行くような感覚で、歯科医院のメンテナンスも予定に入れてください」とお話しするんですよ。髪や爪と違って、歯は一度なくしたらもう生えてきません。でも大事にすれば一生使えるものですから。

訪問診療もなさっているそうですね。

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老人ホームとリハビリテーション病院に、週に1、2回、多いときは3回ほど治療に行っています。老人ホームでは入居なさっている方の誤嚥性肺炎を防ぐための口腔ケアや、義歯の調整、新しい義歯の作製がほとんどです。リハビリテーション病院では、ベッドの上で長期間過ごさなければならない方がお食事しやすいように、お口の中の健康を維持しようとサポートしています。場合によっては言語療法士や理学療法士と一緒に、脳梗塞の後遺症などで舌の動きが悪くなり、うまく嚥下や発音のできなくなった方に、義歯にちょっと工夫をして飲み込みや発音がしやすくなるようなお手伝いもしています。そもそものきっかけは病院側が義歯の得意な先生を探していて、たまたま私にお声がかかったのですが、もう8年ほど通っています。体力的につらいときもあるんですが(笑)、求めていただけるうちはと思っています。

夫婦それぞれが専門分野を生かし、協力して治療

先生はなぜ補綴を専門になさったのですか?

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歯のない年配の方に歯を作り、ものが噛めるようにして差し上げて、QOL(生活の質)を上げることができたらという思いがあって、最初に入ったのは義歯を作る科でした。でも義歯だけ勉強していても、インプラントという選択肢がないと救えない患者さんもいる事実があって、そこからインプラントを勉強し始めました。二子玉川で開業している私のお師匠さんのクリニックに、週2日数年間通い技術を学びました。また、日本の歯科医師はオールラウンドに何でも手がける先生が多いのですが、私は専門の先生がチームを組んでトータルで患者さんを診るのが、結局は患者さんの利益につながる気がしています。例えば歯内療法の必要な患者さんの場合、私が治療するよりは、歯内療法に精通する妻が治療したほうが良い結果が得られると思うんですよ。それぞれが得意分野を診療して、うまく連携していければ、きっと良い結果が待っていると思っています。

今後の抱負をお聞かせください。

歯内療法を専門とする妻と協力しながら、一人ひとりの患者さんを生涯にわたってずっと診続けられたらいいですね。自分ができることをもっと増やして、同業者から紹介してもらえるようなクリニックになれればと思っています。さらにレベルアップを図っていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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まず第一に歯を大事にしていただきたいですね。大人の歯は二度と生え替わりません。ですから簡単に見捨てないでほしいんです。年齢とともに歯も変化します。自分の歯にもっと意識をもって、痛いときや詰め物が取れた時だけ来院するのではなく、何もなくても歯医者に来て欲しいです。定期的なメンテナンス、クリーニングの予定をスケジュール帳に加えていただけるとうれしいですね。来院のたびに口腔内の確認とクリーニングをさせていただいて、私に歯を削ったり抜歯などの歯科医師らしい仕事をさせないことが一番です。そうしてメンテナンスをしていても、虫歯になったり、失ってしまったりした歯は歯科医師の力を借りて復活させてください。いつでもお役に立ちたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、セラミックインレー/7万円~、歯列矯正(全顎)/60万円~、マウスピース型装置を用いた矯正(上下)/54万円~ ※税抜き

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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