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大和 宣介 院長の独自取材記事

虎ノ門・日比谷クリニック

(港区/虎ノ門駅)

最終更新日:2023/05/31

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック main

東京メトロ銀座線・虎ノ門駅の改札から直通のビル5階にある「虎ノ門・日比谷クリニック」。オフィス街のまさに中心にあるクリニックは、朝8時から診療していることもあり、患者は出社前や会社の昼休みに訪れるサラリーマンが多いという。同クリニック院長の大和宣介先生は、にこやかな表情とおだやかな話し方が印象的だ。大和院長は日本内科学会総合内科専門医の資格を持ち、患者の幅広い訴えに対応している。そんな大和院長に、クリニックの特徴や日々の診療などについて聞いた。

(取材日2023年4月27日)

朝8時からの診療で働き世代を支える

クリニックの特徴は何でしょうか?

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック1

オフィス街の中にあって、午前8時から午後5時まで診療時間を設けています。朝早くから診療しているのは、患者さんに出勤する前に立ち寄って診療を受けていただきたいからです。患者さんはサラリーマンが多く、30~50代の働き盛りの方が中心です。私のもともとの専門は消化器内科なのですが、さまざまな症状の患者さんが来院されます。膀胱炎や前立腺肥大といった泌尿器疾患や、アトピーや水虫といった皮膚疾患の患者さんが特に多いですね。また高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症など、いわゆる生活習慣病の方も来院されます。

会社の健康診断で異常値を指摘されて来院される方も多いのですか?

そうですね。そのほか、区健診などを受けて来院される方もいます。もう20年以上同じクリニックで患者さんを診ていますが、健康志向の強い方が増えたのか、以前に比べると健診の結果を受けて来院される患者さんは多いですね。もう一度調べてみて、もし前立腺がんを疑う数値が非常に高かった場合には、すぐに専門の病院に紹介できるよう体制を整えています。また、会社のお昼休みに来院されて、心電図を撮ったところ異常値が見つかった患者さんがいたら、すぐ専門の病院を紹介して、その日のうちに治療を受けていただけるようフォローします。やはりこれはオフィス街に近いからこそできることでしょう。ただ、中には来院されてもお薬を飲みたくないなどといったことを訴える方もいらっしゃいますね。

そういった時、どのように患者さんにアプローチするのでしょうか。

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック2

資料を提示して、丁寧に説明します。例えば「高血圧の薬を飲みたくない」という方に、日本人の疾患についてわかりやすく示したグラフをお見せします。このグラフからは脳卒中と高血圧の薬の関連性も読み取れるのですが、これを用いて説明を行うことで、納得して薬を飲んでいただけるのではないかと考えています。また、クリニックの場所柄、会社の経営者の方も多いです。もし「どうしても手術はしたくない」という経営者の方がいらっしゃったとしても、ご本人の気持ちも大事ですが「ご家族や、会社の社員の皆さんのためにも手術してみませんか」と、患者さんの背景を常に考えながら、お話しし治療につなげられるようにしたいですね。

日本内科学会総合内科専門医の資格を持つ

日本内科学会総合内科専門医の資格をお持ちですね。

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック3

はい。もともとは山梨医科大学(現・山梨大学医学部)を卒業後、消化器内科を専攻していました。1999年から当院で患者さんを診ているのですが、本当にさまざまな症状の方が来院されてきました。ですから何か専門医資格を取得するのであれば、幅広い知識を求められるものが必要なのではないかと思いました。患者さんによっては「だるい」という主訴だけで来院される方もいらっしゃいますが、そこから考えられる疾患は非常に幅広いですよね。貧血なのか、肝臓が悪いのか、血糖値が高いのか……それを丁寧にお話を聞いて診察をして、原因疾患を絞り込んでいく。そのために総合内科専門医としての知識は役立つと考えています。

産業医学についても精通されているそうですね。

現代は、お仕事でストレスを抱えている方も多く、そういった方はメンタルヘルスの疾患にかかっている恐れもあります。会社でストレスチェックを実施するようになったので、そういった方は以前より見つかりやすくなりました。しかし、会社での面談や受診を避ける方も多く、結果として重症になってしまう方もいます。そういった方はなるべく早めに心療内科などを紹介する必要があると考えています。また、先ほど健診結果を聞いて受診される方は増えたと言いましたが、それでも働き盛りの皆さんお忙しいですから、やはり健診結果が悪かろうが病院に行きたくないという方もまだいらっしゃいます。そういった方に直接お電話して、受診を促すことも大切だと考えています。

ワクチン接種にも対応されているそうですね。

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック4

はい。当院には、ワクチン接種を受けに来る方も多いです。新型コロナウイルス感染症をはじめ、インフルエンザ、帯状疱疹などです。会社を定年退職されて嘱託社員などをされている高齢の方には肺炎球菌のワクチン接種なども行っています。検査機器も腹部エコーや心電図など、初期診療のための一通りのものをそろえています。そこで何か異常が見つかれば、提携している病院にすぐ紹介させていただきます。総合内科専門医、産業医学に精通している者として、オフィス街で働かれている皆さんのかかりつけ医でありたいという思いで、毎日診療しています。

工学部から製鉄会社での勤務経験を経て医師に

大和院長は以前東京工業大学を卒業されて、製鉄会社勤務を経て医師になられたと伺いました。

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック5

はい。工学部では金属工学を学んでいました。その後大学院の修士課程を経て、製鉄会社に勤務していました。製鉄会社では宇宙船の部品の原料を作ったこともあります(笑)。その後、山梨医科大学を卒業して医師になり、大学の関連病院での勤務を経て当院の院長職を継ぎ、今日に至ります。会社員を経験しているので、働いている方々の漠然とした不安や勤務に関するお悩みも理解できるほうだと思っています。ぜひお気軽にご相談ください。

医師になって今までと違うと思われたことはありますか?

会社に勤めている時は社内や取引先、競合他社など、関わる世界が限られていました。ただ医師になってみて、論文を書いた時など、常に医学の世界全体と関わっていかなくてはならない、というのを感じて、そこが一番違うな、と感じるところでした。ですから、常に知識を研鑽していかなければならないことを強く感じましたね。今もさまざまな患者さんに対応するために、診療時間後に、勉強会や医師会で行われている講座に参加して知識のアップデートもしています。

お忙しい毎日かと思いますが、何かリフレッシュ方法はありますか。

大和宣介院長 虎ノ門・日比谷クリニック6

たまにですが仕事終わりにビールを飲むことでしょうか(笑)。ただコロナ禍もあって、残念なことに行きつけのお店も閉まってしまいました。コロナ禍ではリモートワークも増え、当院の付近も一時期閑散としていましたが、最近やっと活気が戻ってきた感じです。それに関係して言えば、やはり飲み会も増えてきたのでしょうね。痛風発作となる方も含め、高尿酸血症の患者さんもいらっしゃいます。

最後に患者さんへのメッセージをお願いできますか。

これまで総合内科専門医として幅広い疾患を診てきておりますので、健診での異常値や、ご自分でちょっと感じた体の異常からも、何かしら答えが出せるかもしれません。オフィス街に近く、朝早くから診療しているため、仕事前や仕事の合間に気軽にご相談にいらしてください。また、早期発見、早期治療が診療の基本です。健診での異常値は放っておかず、すぐにご相談に来ていただければと思います。

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