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難波修院長、難波崇副院長 の独自取材記事

難波歯科医院

(港区/赤坂見附駅)

最終更新日:2021/10/12

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港区赤坂に1909年に開院した「難波歯科医院」。政治家の会合などにも度々使用された昔の料亭街のど真ん中で、100年以上もその歴史を刻んできた。現在は3代目院長の難波修院長と、4代目を引き継ぐ予定の、歯周病専門医である難波崇副院長が、それぞれの個性と得意分野を生かした治療を行っている。地域住民はもちろん、赤坂で以前勤務していたビジネスマンが、定年後も通い続けるという難波歯科医院。最近は、歯周病専門医による治療を求めて訪れる初診の患者も増えている。歯周病患者には、わかりやすい治療方法や口腔内の状況がわかる写真が入った、崇副院長オリジナルの資料を渡しており、十分納得した上で治療が受けられると評判を呼んでいる。難波家は元々歯科医師の多い家系で、家族の会話にも患者や仕事の話がたびたび登場するという。普段はなかなか聞くことのできない、院長と副院長の親子トークにもご注目を。

(取材日2013年3月15日)

赤坂で100年以上続く老舗の歯科医院

クリニックの歴史について教えてください。

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【院長】当院は1909年からここ港区赤坂で開業しています。義理の祖父が開業し、父が2代目、私と妻が3代目、今後は息子の崇副院長が4代目の院長としてクリニックを引き継ぐ予定です。赤坂は休日には人が少なくなり、昔から商売がやりにくい場所で、10年続くと老舗と言われる中、100年以上続けられてこられたのは、当院を信頼して通ってくださる患者さんのおかげです。私たち家族はここに住んでいますから、おかしな治療はできません(笑)。変な診療をしたら全部自分に返ってきますからね。義父がやってきた評判を落とさないように、自分も一生懸命やってきたつもりです。周囲には歯科医院も多く、競争も激しいです。歴史に甘んじることなく、常に勉強を続けながら、患者さんに安心・安全な治療を提供できるように心がけています。

どのような患者が多いのですか?

【院長】古くから通ってくださる地元の方も多いですが、半分以上が山手線の外から来られています。昔赤坂で勤務されていて、今はリタイアされた方が、退職後も変わらず治療やメンテナンスに通ってくださっています。お付き合いの長い方だと、ご家族ぐるみのお付き合いの方も多いですよ。
【副院長】私が担当する患者さんは、比較的若い世代の方が多いですね。インターネットで「歯周病」「専門医」というキーワードで検索して来られる方もおられます。元々歯周外科が専門で、インプラント治療にも力を入れています。

【院長】私は入れ歯が得意で、技工も約8割は院内ラボで行います。今は一般的となったホワイトニングも、古くからの友人であるテキサス大学歯学部審美歯科主任教授のナサーバージ教授と審美歯科臨床教授の田中朝見先生とのご縁で、日本ではまだ珍しかった10数年前から、いち早く取り入れました。当院の審美歯科はテキサス大学式の技術を踏襲しています。教授が来日された際は、講演のお手伝いに伺うなど、ネットワークを生かして、常に最先端の情報を得ています。息子とは専門分野が異なりますので、2人で一緒に仕事をすることで、より幅広い患者さんに対応できるようになりました。

診療方針について教えてください。

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【院長】自分がされて嫌なことは患者さんにもしないことです。私は息子にバトンを渡す身ですから、「親父の治療はひどいな」と言われないような治療をしたいと思います(笑)。私の父親も歯科医師で、兄弟もみんな歯科医師です。妻も2人の子どもも歯科医師ですから、おかしな治療をしては家族に軽蔑されてしまいます。家族に見られて恥ずかしい治療はしたくないので、気が抜けません(笑)。
【副院長】院長と同じで、自分がやられて嫌な治療はしないように心がけています。患者さんの要望も千差万別で、その方にとっての最適な治療は一つではありませんから、ご希望をお伺いしながら、限られた条件の中でも、ベストといえる治療を一緒に探していきたいですね。

オリジナルの資料を作成し、一人ひとりに合った治療を提案

クリニックならではの特徴は?

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【副院長】歯周病の治療で言いますと、レントゲンや口腔内カメラで撮影した写真はもちろん、虫歯や歯周病の原因であるプラークなども位相差顕微鏡でお見せします。そして、現在の症状の原因がこのプラークであることをしっかりとご理解いただきます。他院との大きな違いは、スケーリングからすべて、可能な限り私が診ると言うことを心がけています。歯科衛生士に任せた方が効率はいいのでしょうが、外科的な処置の必要性などを判断する際も、最初から最後まで責任をもって歯科医師が経過を見ていた方が良いというのが私の考えです。もう一つは、患者さん一人ひとりの記録を詳しく取り、画像や現状の解説、治療法の説明などが入ったわかりやすい資料を必ずお渡しするようにしています。

先生ご自身が作成されるのですか?

【副院長】当院で撮影した写真などをパソコンに取り込み、問題点の解説や、考えられる治療法についてわかりやすく記載してお渡しします。症状が多い方の場合、トータル10ページほどのボリュームになることもあります。患者さんの立場になれば、ここでいくら丁寧に説明されても、なかなか伝わらないと思うのです。鮮明な画像や詳しい解説があれば、家に帰ってからも、落ち着いてじっくり考えることができるでしょう。患者さんには十分納得した上で治療を受けていただきたいですから、手間はかかっても一人ひとりにお渡ししています。治療の前後がわかる資料もあり、その違いに皆さん効果を実感されるようです。さらに必要であれば、歯周病について研究した私のオリジナル資料をお見せすることもあります。
【院長】私らの時代には考えられなかったことですが、患者さんにも評判がいいですよ。手間がかかりますから、私にはとてもできませんけどね(笑)。

患者さんと接する際に心がけていることは何でしょうか?

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【院長】私が知っていることはできる限り患者さんにお伝えしたいと思っています。例えば、海外では歯を見て、その方の教養や階層が判断されます。きれいにお化粧して、オシャレな服を身にまとい、ブランド物の鞄をもっていても、歯が金歯だったり、歯並びが悪かったりすると、途端にがっかりされてしまいます。留学や海外赴任の予定がある方には、「まずは歯を治しましょう」とアドバイスします。日本人の方で、大きな口を開けて笑える方って案外少ないですよね。それは文化の違いもあり仕方がないのですが、海外では目と目が合ったらニッコリ笑うのが普通です。知らなくて患者さんが恥をかく方が、よっぽど気の毒ですから、情報としてお話します。
【副院長】私は患者さんのお話をよく聞くように心がけています。患者さんが不安なこと、わからないことがあれば、気軽に聞いていただけるような雰囲気作りも大切にしています。

親子の個性を生かしながら、一生噛める健康な歯をサポート

一緒に仕事をしていて、お互いの良い所はどこだと思いますか?

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【院長】患者さんとうまくコミュニケーションを取りながら治療を進めるところです。患者さんの受けたい治療を提供したいという気持ちが伝わり、患者さんの満足度も高いですよ。私なんかより、患者さんとの接し方はソフトで、よっぽど上手です。
【副院長】一緒に働くようになって、院長が昔やった治療を実際に目にするのですが、やはりどれも長持ちしています。ちゃんとコストをかけて、最初にしっかり治療をしておくと、やり直しが少なく、年齢を重ねても歯を失わないでいられるのです。実は、当院の診察室の床材は、35年間変わっていません。米国アームストロング社製で、最初の導入コストはかかりましたが、何十年たっても張り替える必要がありません。耐久性があり、今でもワックスをかければピカピカで、気持ちよく使えます。歯も同じなんですよね。
【院長】長持ちさせるには日頃のケアも大切です。しっかり歯磨きをしていれば、年を重ねても健康な歯を保つことができます。その証拠として、患者さんの前で大きな口を開けて、自分の歯をお見せしているのです。

お互いを認め合っておられるのですね。

【院長】めざすべき方向性は同じですから、自分の信じる治療をしてくれればいいと思います。細かいことには、いちいち口を挟みません。とは言え、うちの家族はみんな歯科医師という特殊な環境ですので、結局は家でも患者さんや治療の話題になってしまいます(笑)。
【副院長】経験豊富な院長がそばにいてくれるので心強いです。私は最新の治療が必ずしも正しいとは考えていません。インプラントにしても、被せ物にしても、最新と言わる治療が、将来的に長持ちするかというと、まだ何の実績もないので判断できません。話題の治療に飛びつくのではなく、患者さんに自信をもって提供できるまでは、慎重に見極める必要があります。その点、院長は経験・実績共に豊富ですから、相談しながら、時代に乗り遅れることのないよう、タイミングを見極めていきたいです。

お二人のリフレッシュ法は?

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【院長】歌を唄うことと、スポーツジムで汗を流すことです。休日はクラシックのテナーとして、合唱に参加したりしています。歌は今でも現役のオペラ歌手の先生に習っているんですよ。スポーツジムには週に1度通い、自転車をこいだり、10種類ほどのマシンをこなして汗を流します。健康のために、なるべくからだを動かすように心がけています。
【副院長】写真を撮ることが好きで、高校時代は写真部に所属していました。風景とか花の写真を撮っては、ブログなどで紹介しています。毎年冬にはスキーに行くのが趣味です。今年も大学のOB戦に出場して、滑ってきました。

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