生活習慣の見直しとピーリングで
ニキビのできにくい肌をめざす
南青山皮膚科スキンナビクリニック
(港区/表参道駅)
最終更新日:2023/11/06


- 保険診療
- 自由診療
繰り返しできることも多く、生理前の女性や思春期の悩みとしても挙げられる「ニキビ」。表参道駅から徒歩3分の好立地で、その悩みに応えているのが「南青山皮膚科スキンナビクリニック」の服部英子院長だ。年齢にかかわらずニキビの直接の原因として考えられるのは、皮脂分泌が高まり毛穴が詰まること。まずは洗顔や睡眠など日常生活に気をつけ、皮脂分泌を高める嗜好品の取り過ぎに注意することが大切だという。その上で同院では保険診療・自由診療のどちらにも対応。患者の希望に応じて、塗り薬、飲み薬、漢方薬、そして自由診療のケミカルピーリングに対応している。ケミカルピーリングを行う場合でも毎回院長が肌状態を確認し、薬剤の濃度など細やかな調整をしているそうだ。今回は服部院長に、同院のニキビ治療について聞いた。
(取材日2023年10月10日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらでは一般皮膚科と美容皮膚科に対応されているのですね。
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A
はい。当院では水虫やアトピー性皮膚炎などの一般皮膚科と、保険診療のみでは難しい悩みにもアプローチするための美容皮膚科の2つを柱にしています。美容皮膚科のご相談で多いのは年齢を問わずニキビです。「市販の薬を使っても良くならなかった」「ニキビが繰り返しできてしまう」とお悩みの方が多いですね。当院ではこのようなニキビの症状に対して、保険診療の塗り薬、飲み薬、漢方薬、そして自費診療のケミカルピーリングに対応しています。ケミカルピーリングは約1時間をかけてイオン導入まで行うコースもありますが、予約不要の「クイックピーリング」もご用意しています。
- Qニキビができる原因について教えてください。
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A
年齢にかかわらず直接の原因として考えられるのはどれも同じで、皮脂分泌が高まり毛穴が詰まることによって起こります。毛穴が詰まって白ニキビができ、そこに常在菌であるアクネ菌が増殖して赤いニキビへと悪化していくのです。思春期にニキビに悩む方が多いのは、ホルモンの変化によって皮脂腺が刺激されるから。女性にみられる生理前のニキビも同じような原理です。睡眠不足やストレスも、ホルモンバランスの乱れにつながります。また皮膚の代謝が落ちたり状態が悪いと、より一層ニキビができやすくなってしまいます。例えば紫外線そのものはニキビの直接の原因にはなりませんが、肌にダメージを与えますのでできるだけ避けたいですね。
- Q肌を健康に保つために、日常生活でできることはありますか?
-
A
洗顔はしっかりと、特に夜は毎日顔を洗いましょう。疲れているからとメイクを落とさないまま寝てしまうと、ニキビの原因になってしまいます。睡眠を十分に取って、ストレスをためないように心がけると良いですね。食生活では、辛いものや脂肪分の取り過ぎに要注意。また嗜好品は皮脂分泌を高めますから、肌のことを考えるならばお菓子やアルコールはほどほどにしましょう。ただし肌状態には個人差があり、これらのいくつかの要因が重なってもニキビになりにくい方もいれば、逆にある程度気をつけていても繰り返しニキビができてしまう方もいらっしゃいます。ご自身でつぶしたりせずに、早めに皮膚科を受診することをお勧めします。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診票に記入
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受付後、問診票に必要事項を記入。受診歴や市販薬使用の有無の他、日頃の洗顔や食生活など、ニキビに関係し得る生活習慣について回答。ニキビとホルモンバランスには関連性があると考えられるため、女性では生理周期についても質問がある。「クイックピーリング」を希望する場合は予約不要、診療終了の30分前までに受付を。
- 2医師による診察
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問診票の内容をもとに医師が診察。同院では初診だけでなく、美容皮膚科においても2回目以降も必ず医師による診察を行うという。保険診療の場合は医師が塗り薬や内服薬などを処方。その他に自由診療を希望する場合は、相談の上で内容を決めていく。ケミカルピーリングを受ける場合は診察に基づいて薬剤の濃度が決定され、事前に洗顔をする。
- 3ケミカルピーリング
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洗顔後、グリコール酸を用いたケミカルピーリングが行われる。同院では予約不要の「クイックピーリング」のコースも用意されており、所要時間は10分程度。約1時間をかけてイオン導入まで行うコースの場合、部位によって薬剤の濃度を変えるなど細やかな調整がされる。どちらも施術直後からメイクが可能だ。
- 4自宅でのケア
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ピーリング後1週間は強い刺激に注意して、シェービング・スクラブ洗顔・毛抜き・マッサージなどの施術は避ける。薬が処方された場合は医師の指示どおりに使用。紫外線の影響を受けやすくなっているため、日焼けや乾燥にも気をつけたい。
- 5継続通院
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ケミカルピーリングの通院頻度の目安は2週間ごと。およそ10回で肌の代謝の改善が期待できるという。同院では毎回医師が肌状態を確認し、その日の薬剤の濃度を決定。肌状態の改善が確認できたら、1ヵ月ごと、2ヵ月ごとと、頻度を調整して経過を見ていくそうだ。
自由診療費用の目安
自由診療とはケミカルピーリング/1万6500円~、クイックピーリング/4100円~、イオン導入/4300円~