服部 智子 院長の独自取材記事
服部デンタルクリニック
(品川区/大森駅)
最終更新日:2025/12/29
大森駅から徒歩約3分。大森ベルポートのB館1階にある「服部デンタルクリニック」。歯科用CTやマイクロスコープなど先進の機器を導入し、精密な治療を行う歯科医院だ。イタリア・カプリ島の絵が飾られた院内は、どこかヨーロッパ的な優雅さが漂う落ち着いた空間。「受付の壁にきれいな石を装飾したのは、ちょっとしたこだわりなんです」と華やかな笑顔で話す服部智子院長は、インプラント治療や歯周病治療のスペシャリスト。保険診療から自由診療まで、健康で美しい口腔内をめざすための幅広い診療を提供している。「当院を選んでくださった患者さんに、人生の最期まで自分の歯で噛める幸せを味わっていただけるよう、日々研鑽しています」と話す服部院長に、診療方針や患者への想い、また同院の特徴でもあるチーム医療についても話を聞いた。
(取材日2024年8月30日/再取材日2025年9月30日)
専門性の高いチーム医療で安全な歯科治療をめざす
ここ大森エリアで長く診療されているそうですね。

当院の前身は、約50年前に自動車会社が設立した病院の歯科室です。私は1996年から非常勤として歯科室に勤務し、その後、院長を務めました。残念ながら歯科室が閉鎖されることになりましたが、多くの患者さんに来ていただいていたため「このエリアで歯科診療を続けたい」と開業を決意。2001年に「服部デンタルクリニック」を立ち上げて以来、地域に根差した診療を続けてきました。妹も歯科医師で、副院長としてともに診療しています。2013年には移転してスペースも広くなり、専門性の高い歯科医師によるチーム医療をより強化してまいりました。
チーム医療にはどのようなメリットがあるとお考えでしょうか。
チーム医療の最大のメリットは、一人ひとりの患者さんに適切な治療を提供できることです。一人の歯科医師がすべてを担うのではなく、それぞれの分野に精通した歯科医師が力を発揮することで、質の高い診療につながります。当院には矯正、審美的な治療、歯科口腔外科など各分野のスペシャリストが在籍しており、私は歯周病を専門としています。院長である私が全体を把握した上で、必要に応じて専門の先生に依頼し、安全性と安心感に配慮した治療をめざしています。通い慣れたクリニックで専門的な治療を受けられることは、患者さんにとって大きなメリットではないでしょうか。さらに、歯科衛生士や歯科技工士との院内連携、東邦大学医療センター大森病院などとの病診連携も含め、各自の強みを生かして患者さんの歯の健康を支えています。
先進の医療機器がそろっているとお聞きしました。

はい。当院では精度や安全性を高めるために、歯科用CTや口腔内スキャナー、CAD/CAMシステムなど、苦痛の軽減に役立つ医療機器を積極的に導入してきました。マイクロスコープを導入したのは2022年です。当初は主に初期虫歯の早期発見や治療に用いていましたが、今は根管治療やインプラント治療、審美的な治療などにも活用しています。治療の精度向上につなげるとともに、マイクロスコープの撮影機能を活用し、患者さんへの説明にも役立てています。今後も医療機器の導入や入れ替えには力を入れていきたいですね。
虫歯や歯周病のほか、審美面に配慮した治療にも対応
院内で修復物を作製するセラミック治療を行っているそうですね。

はい。当院ではCAD/CAMシステムを導入し、その日のうちに修復物の作製から装着まで行えるセラミック治療に対応しています。3D光学カメラで口腔内をスキャンし、そのデータをもとにコンピューターで修復物を設計・作製する仕組みです。コンピューターによる精密な設計により、品質にこだわった詰め物やかぶせ物を安定して迅速に作製できる点が大きなメリットです。当院には歯科技工士が常駐しています。機械で削り出した修復物の色味や形など、細かな部分まで人の手で調整することで、自然で美しい修復物の提供に努めています。完成した修復物はその日のうちに装着できますので、来院回数を減らせます。遠方にお住まいの方やお忙しい方、高齢で頻回な通院が難しい方も負担が少ないと思います。
その他、ニーズの高い施術はありますか?
矯正やホワイトニングといった審美的な施術へのニーズが高く、特にマウスピース型装置を用いた矯正を希望される方が増えています。マウスピース型装置は透明なので、従来のワイヤー矯正と異なり、目立ちにくく、見た目が自然なのが大きな特徴です。装置を長期間装着する必要がありますが、食事の際には外せますし、歯磨きがしやすいというメリットもあります。子どもの頃に矯正したけれど少し後戻りしてしまった方や、軽い出っ歯、歯並びのガタつき、すきっ歯など、部分的な矯正にはマウスピース型装置を使った矯正が向いていると思います。全体的に歯を大きく動かすための矯正が必要な場合には、矯正を専門とする歯科医師が対応します。
ホワイトニングについても教えてください。

ホワイトニングには、クリニックで行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で患者さん自身が行うホームホワイトニングの2種類があります。どちらかを選んでいただくことも可能ですが、白さの維持をめざしている方には、まずオフィスホワイトニングを実施した後、ホームホワイトニングを2週間ほど続ける方法をご提案しています。結婚式や同窓会など特別なイベントの前日にホームホワイトニングを行うなど、2つの方法を上手に活用すると、白さの維持が見込めるとされています。近年は、ホワイトニングやセラミック治療を希望される男性が増え、口腔ケアへの意識が高まっていると感じます。性別を問わず、当院での診療を通して笑顔に自信を持てるようになり、毎日をより前向きに楽しんでいただければうれしいですね。
コミュニケーションを大切に、患者と長い付き合いを
診療方針をお聞かせください。

まずお口の状態を検査し、どのような治療やケア、予防が必要かを判断します。その上で、患者さんの希望を丁寧に聞き、一緒に治療方針を考えていきます。画一的な治療ではなく、その方に合わせたオーダーメイドの治療を大切にしています。また、痛みがなくなれば治療が終わり、というわけではありません。生涯にわたり健康な歯を保っていただくために、必要に応じて治療やケアを継続していただくことが大切です。最初は「痛いところだけ治してほしい」という方も少なくありませんが、繰り返し伝えることで治療やケアの重要性をご理解いただけて、意識が変わっていく方も多くいらっしゃいます。患者さんとしっかり向き合ってじっくり話を伺うことで、信頼関係を築けると考えています。
患者さんとのコミュニケーションを大切にされているのですね。
私は人と接することが大好きで、患者さんと話すことをいつも楽しみにしています。昔は内向的だったのですが、高校時代にアメリカへの留学を経験し、人と積極的に関わることで友人がどんどん増えていくことに気づきました。そこで学んだコミュニケーションの大切さは、その後の大学生活や歯科医師としての歩みの中でも、大きな支えになりました。多くの出会いに恵まれたからこそ、今、私が力を入れているチーム医療の実現にもつながっているのだと思います。歯科医師の仕事は、一度の治療で終わるものではありません。定期検診やメンテナンスを通じて患者さんと長くお付き合いができることこそ、この仕事の醍醐味だと感じています。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

歯を失った後の治療として、インプラント治療を希望される方が増えています。入れ歯やブリッジに比べて費用や手術の面でためらう方も多いと思いますが、周囲の歯を削らずに済み、健康な歯への負担が少ない点がメリットです。ただし、インプラントだけを強くお勧めすることはなく、さまざまな選択肢を提示して、最終的には患者さんご自身に治療を選んでいただいていますので、ご安心ください。私たちはこれからも「Beautiful Teeth, Beautiful Life」を合言葉に、歯の健康と美しさを大切にしてまいります。半年に1度の定期受診を習慣にし、初期の虫歯を早期に治療することが将来の歯の健康にもつながります。当院では設備の充実やスタッフの技術向上にも努め、丁寧で質の高い診療をめざしています。お気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/44万円~、オフィスホワイトニング/3万8500円~、ホームホワイトニング/2万2000円~、インプラント治療/55万円~、セラミックを用いた補綴治療/3万3000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

