つらさや痛みを軽減し
不安の少ない大腸内視鏡検査を
登戸おなかと内視鏡クリニック
(川崎市多摩区/登戸駅)
最終更新日:2026/11/04
- 保険診療
40代以上になると罹患者が増えてくる大腸がん。本人に自覚症状がないまま進行するからこそ、大腸内視鏡検査を受けて早期発見・早期治療につなげることが大切だ。とはいえ、大腸内視鏡検査にはつらさや痛さといったイメージが先行し、クリニックから足が遠のいてしまう人も多いのではないだろうか。「登戸おなかと内視鏡クリニック」の内田涼太院長は、「鎮静剤の使用や、下剤を服用しやすくするための工夫などによって、検査のハードルは下げることができます」と語る。大腸内視鏡検査によってわかることや検査を受ける目安、つらさを軽減するための工夫などについて、内田院長に詳しく解説してもらった。
(取材日2026年10月16日)
目次
大腸がんの早期発見に有用な大腸内視鏡検査。鎮静剤の使用や下剤服用時の工夫で患者の負担を和らげる
- Q大腸内視鏡検査はどのような疾患の発見に役立ちますか?
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A
▲検査で異常がないことも大切な情報と話す内田院長
まずは大腸がんや、将来的にがんになる可能性のあるポリープを見つけることが、大腸内視鏡検査の大きな目的です。そのほか、潰瘍性大腸炎のように重い症状が出る疾患を診断するためにも内視鏡検査は大切です。さらに、どうしても目に見える病気を発見することに関心が向きがちですが、何も異常がなかったという検査結果もまた、重要な情報なのです。例えば、過敏性腸症候群(IBS)は、がんや炎症などがないにもかかわらず、腹痛や便通の異常などが続く疾患の代表的なものです。検査で異常がないと確かめられたからこそ、IBSの診断につなげられるといった役割も、大腸内視鏡検査にはあるのです。
- Q大腸内視鏡検査をしないとどんなリスクがありますか?
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A
▲下剤スペースには、専用のトイレもあり、プライバシーに配慮
最も大きいのは、大腸がんを見逃してしまうリスクです。過敏性腸症候群のように、がんなどの異常がないにもかかわらず症状が現れる疾患もありますが、大腸がんの場合はその真逆で、自覚症状が出ないために、ご本人が気づかないうちに進行する恐れがあるのです。検査をしないまま大腸がんの進行を放置してしまうと、命に関わることもありますので、大腸内視鏡検査を受けて早期発見・早期治療に努めることが大切です。
- Q大腸内視鏡検査を受けるタイミングについて教えてください。
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A
▲40歳を過ぎたら一度は大腸内視鏡検査を
検査を受けるタイミングとして代表的なものは、健康診断の際に行う便潜血の検査です。便潜血で陽性になったら、年齢にかかわらず、内視鏡検査を受けてほしいですね。また、大腸がんは40歳以上に多く生じることが統計上もわかっていますから、健康診断などを受ける機会が少ない方も、40歳以上になったら一度検査を受けていただきたいと思います。もう一つは家族歴です。ご家族や血縁者で大腸がんになった方がおられる場合は、30代から定期的に内視鏡検査を受けるのが望ましいですね。
- Q内視鏡検査時に患者のつらさを和らげる方法はありますか?
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A
▲患者の負担軽減に努める内視鏡検査
当院では、ご希望の方には鎮静剤を使用して、検査時の苦痛の軽減に努めています。また、検査中に痛みがあった場合は鎮痛剤も適宜併用しながら、患者さんのご負担の軽減を心がけています。大腸カメラの操作についても、苦痛を感じにくく、かつスムーズに検査を進められるよう、手技に工夫を重ねています。一方で、検査は病気を見逃さないことが大切ですから、検査時間の短縮をことさら重視するのも危険です。大腸カメラは、検査時間のみでいうと標準で15~20分程度。患者さんのつらさの軽減と、丁寧な観察とのバランスを取ることが大事だと思います。
- Qそのほかにも受診のハードルを下げる工夫はありますか?
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A
▲下剤服用から検査後まで丁寧にサポート
当院では、下剤を服用するスペースに専用のトイレがあり、ほかの患者さんとトイレを共用せずに、検査準備をしていただけます。院内で下剤を服用するので、服用中に不安があれば看護師やスタッフに相談もしやすいと思います。下剤の種類も飲みやすい味のものや少量の服用で済むもの、錠剤タイプのものと、複数用意しており、患者さんのご希望や状態に応じて選択できます。また、検査後は移動式のストレッチャーベッドに横になったまま、リカバリールームまでご案内しますので、鎮静剤が覚めるまで、そのままゆっくりお休みいただけます。

