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久保 尚武 院長の独自取材記事

久保歯科クリニック

(横浜市泉区/南万騎が原駅)

最終更新日:2020/01/29

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南万騎が原駅から徒歩約5分の住宅街で診療を行う「久保歯科クリニック」。同院院長を務める久保尚武先生は、クリニックの所在地である横浜市で生まれ育ち、勤務医時代も横浜でスタートを切ったという地元愛にあふれた歯科医師。大学時代にバイクで通いなれた通学路の一角で開業し、現在は勤務医時代の豊富な経験を生かして地元住民の口腔の健康を守っている。大切にしているのは、患者にとって負担の少ない診療。痛みの少ない麻酔や、費用に配慮した治療法の積極的な提案など、身体的・経済的な負担軽減を心がけている。理想とするのは、「気軽に世間話をしに立ち寄れるようなクリニック」という久保院長に、診療の特徴や歯科医師をめざしたきっかけまで、さまざまなテーマで話を聞いた。
(取材日2019年11月13日)

患者にとって負担の少ない診療がモットー

こちらの診療の特色を教えてください。

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当院は患者さんの負担軽減を第一に考えています。それを反映した診療が当院の特色といえるでしょう。その1つは、極力痛みを抑えながら行う治療です。例えば、麻酔を打つ時に歯茎に表面麻酔薬を施したり、極細の注射針を使ったり。注射の打ち方そのものも、勉強会で学んで最初のちくっとする痛みを感じさせないように工夫しています。また、身体的な負担軽減だけでなく、経済的な負担にも配慮しています。かぶせ物などが外れた場合、一般的には新しく作り直すと思いますが、当院ではこれまで使っていた補綴物をまた使いたいかどうか伺い、再使用を希望されたらできるだけ対応させていただいています。

設備面ではどんなことにこだわりましたか?

お口の現状や必要となる治療をわかりやすく視覚的に説明するためにも、エックス線写真や口腔内写真を映し出すモニターを歯科用ユニットに取りつけました。口で説明するだけよりも、お口の写真を見せながら「ここの黒い部分が虫歯です」などと説明したほうが患者さんも納得しやすくなると思います。また、できるだけリラックスして治療を受けていただくため、診療室同士を壁で完全に区切って個室にし、プライバシーを確保しました。衛生面にも気を配っています。切削器具は患者さんごとに交換できるだけの数を用意し、診療後はすぐに洗浄して、その後、滅菌パックに入れて滅菌、殺菌灯付キャビネット保管しています。また、共用スリッパを不快に感じる方もいらっしゃるので、履き替えずに靴のまま院内に入れるようにしました。そのため、床清掃にも力を入れております。

歯周病治療で顕微鏡を使っているそうですね。

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先ほど申し上げた「視覚的にわかりやすい診療」の一環ですが、位相差顕微鏡という当院では3200倍に拡大観察できる光学顕微鏡を使っています。この顕微鏡の特徴は、生きた状態で歯周病菌が観察できること。患者さんの口腔内から採取した歯垢を顕微鏡のトレイに載せ、歯垢についた歯周病菌がうじゃうじゃ動いている状態をモニターに映し出し、患者さん自身に確認していただきます。映像をお見せしながら、「あなたのお口の中には、こんなにたくさん歯周病の原因菌がいるんです」と言えば、きれいにしよう、しっかり治そうと思っていただけるでしょう。つまり、治療のモチベーションを上げる効果があるということですね。

時間をかけ一人ひとりに向き合う診療を心がける

こちらはどんな患者さんが多いのですか?

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地域に住まわれている方が中心で、平日はほとんどが近隣のお年寄りや主婦の方。この辺りは住宅街で大きいマンションも徒歩圏にあるため、小さいお子さんを連れてこられるファミリー層などが多いですね。来院の理由としては、痛みやかぶせ物が外れたというケースが大半で、定期検診は全体の3割ほどでしょうか。最近見られる傾向としては、地域の方の歯に対する意識、いわゆるデンタルIQが高くなってきたこと。例えば、歯周病などさまざまな口腔トラブルの原因になる食いしばり・歯ぎしりへの意識向上です。これまでの数年は、指摘をしてもほとんどの方が「食いしばりなんてないから、何もする必要はない」とおっしゃっていたんです。しかし最近では、「食いしばりがあるかもしれない」という方が増え、睡眠時の無意識な食いしばり・歯ぎしりに対応するナイトガードというマウスピースの需要が増えてきました。

食いしばりが虫歯の原因になることもあるのですか?

人間の噛む力は皆さんが思う以上に強くて、歯にダメージを与えることがあります。特に、寝ている間など無意識の食いしばりや歯ぎしりは、力をセーブできないので非常に大きな力がかかってしまい、奥歯にひびが入ったりしてそこからばい菌が入り、虫歯の原因になることがあるんです。歯ぎしりには3種類あり、横にすりあわせるもの、カチカチ音を鳴らすもの、グーッと食いしばるものがあります。寝ている間の食いしばり・歯ぎしりは、多くの場合家族からの指摘で気づくのですが、グーッと食いしばるタイプはなかなか気づかれません。対応策は主に、先ほどのナイトガードの装着。歯のすり減りやダメージを減らすことだけでなく、最後まで噛み込むのを防ぐのにも役立ちますから、顎の筋肉を休めることにつながり、顎関節症の予防にもなると考えられます。お口の中のトラブルは、「菌」とこの「噛む力」の2つをコントロールすればほとんど起こらないはずです。

診療で心がけていることを教えてください。

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ひとことで言えば、誠意を持って対応することです。画像や映像を使ってわかりやすくご説明するのもその1つ。また、患者さんを次から次と流れ作業的に診療していくのではなく、予約の際に一定以上の診療時間を確保して、一人ひとりにしっかり対応することも心がけています。もう1つは、セルフメンテナンスの重要性をお伝えすること。診療のたびに「歯磨きは時間を決めて、毎食後の計3回、少なくとも夜寝る前は必ず磨くこと」「食後にダラダラと食べていると、ずっと口の中が酸性になり虫歯になりやすくなるからやめること」などブラッシングや食習慣の基本をお話しし、ご自宅での歯の健康管理について意識してもらうよう働きかけています。

気軽に立ち寄れる親しみやすさも魅力

接遇面ではどんな工夫をされていますか?

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自分がしてもらいたいと思う接遇を心がけています。クリニック全体としては、笑顔と患者さんへのこまめな声かけの徹底。ただ、ルールらしいものはその程度で、あとは各自の自主性に任せているんです。あまりルールで縛らないことで個性が発揮できて、良い効果が出ているかなと感じています。今のスタッフは患者さんと密にコミュニケーションをとってくれているので、予約日でもないのに患者さんが世間話をしに立ち寄ってくださることも。患者さんの話をよく聞きいろいろな情報を拾ってくれて、それがクリニック全体にとってのメリットにもなっています。先日もある患者さんから、「そこの階段、転びやすいから目印のラインがあったほうがいいよとおっしゃっていました」という指摘がスタッフから報告され、1つ改善できました。

歯科医師をめざしたきっかけは?

歯科技工士の父の影響が大きかったと思います。父はよく自分の仕事場に私を連れて行ってくれて、時には父をまねて石膏模型をいじったり廃材をこねたりして遊んでいました。私に歯科医師をめざしてほしかったようで、幼少期から息子を歯科の世界になじませようとしたのだと思います。そんな父の意向に対し、思春期の頃は反発した時期もありましたが、もともと手先は器用なほうでしたし、高校生になって社会に出ることを意識した時に歯科医師以外の道を思いつかなかったこともあり、歯学部を受験しました。そのことを父はとても喜んでくれて、少しは親孝行できたかなと思います。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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開業当初からずっと、気軽になんでも相談できる町の歯科医院をめざしてきました。通いやすいクリニックとして皆さまに利用していただくため、できるだけ痛くない治療や経済的負担の少ない治療法のご提案、画像や映像を使ったわかりやすい説明、院内感染対策の徹底など、環境整備にも努めてきました。近年は、優秀なスタッフの手助けもあり、その理想にようやく近づいてきたなと実感しています。どんな小さなことでもしっかり対応させていただきますので、気になることがありましたらぜひお立ち寄りください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックを使用した補綴/8万5000円~、ジルコニアを使用した補綴/3万5000円~

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