親子でかかる予防歯科
口腔の健康維持は家族みんなで
宮川クリニック
(瑞浪市/瑞浪駅)
最終更新日:2026/07/14
- 保険診療
ファミリールームを設置し、家族ぐるみでかかりやすい歯科をめざす「宮川クリニック」。生涯、歯を守るための素地は、子どもの頃からの予防にあるという。「小さい頃に日常生活の中に予防歯科を入れていただけると、大人になっても予防が習慣になり、将来にわたるお口の健康につながると思います」と歯科医師の宮川仁宏(みやがわ・きみひろ)院長。妻で歯科衛生士の宮川悠加(はるか)さんは「患者さんご自身にお口に関心を持っていただくことがとても大事。そのため歯磨き指導に力を入れています」と話す。現在子育て中で、親しみやすい雰囲気を持つ2人に、家族そろって予防歯科にかかることの重要性を教えてもらった。
(取材日2026年6月27日)
目次
患者自身が自分の口と歯に関心を持つことが予防の要。そのための歯磨き指導に力を入れる
- Q予防歯科の目的やメリットについて教えてください。
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A
▲口内の健康は全身の健康に関与するためセルフケアが大切
【悠加さん】究極の目的は、患者さんご自身が自分のお口を管理できるようになることです。虫歯や歯周病の防止、早期発見のための定期的な歯科検診は大事ですが、それは数ヵ月に1度のこと。歯科医院で適切な歯磨き指導を受け、お口に関心を持って、毎日きちんとセルフケアを続けることがとても大切になります。予防をしていれば治療で痛い思いをする状況も避けられるでしょうし治療費も抑えられます。何よりお口の健康は全身の健康に関わることがわかっています。お口が健康であれば高齢になっても自分の歯で食事ができる、滑舌良く話せる、しっかり噛めて体も健康、という快適な日常生活が望めます。それが大きなメリットです。
- Q子どもも予防をしたほうがいいでしょうか?
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A
▲子どもの予防歯科は将来にも影響、歯が生え始めたら歯科受診を
【仁宏院長】はい、ぜひ子どもの頃から歯科医院に通うことを無理せず自然に日常生活に組み込んで、習慣としていただければと思います。子どもの予防歯科とは単に虫歯を防ぐだけでなく、将来的なお口の健康を守るための包括的な取り組みです。生まれたばかりの赤ちゃんは虫歯の菌を持っていません。家庭環境や家族との食事の中で虫歯の菌が定着するのは2歳頃といわれています。その間なるべく菌のいない環境をつくってあげるのがいいと思いますので、まず、歯が生え始めたら歯科医院を受診するのがお勧めです。ぜひ親子で、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に予防歯科に通っていただきたいですね。
- Q家族で予防歯科に通うのが理想なのですね。
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A
▲親子・きょうだいで受診可能なファミリールームを完備
【仁宏院長】当院には親子で一緒に入れる広いファミリールームがあります。親御さんがケアを受けて見せることで、お子さんにも自然に予防への意識づけができるのではないでしょうか。「歯医者さんは歯をきれいにする所」というポジティブなイメージを持っていただけるよう楽しく通える雰囲気づくりを心がけています。
【悠加さん】親御さんの口内環境がお子さんにも大きく影響します。そのため妊娠の段階から、プレママ、プレパパに予防歯科をお勧めしたいです。生まれてくるお子さんの歯の健康のため、ご自身の虫歯や歯周病をきちんと治療し、口内環境をきれいにしておくといいですね。
- Q予防歯科では実際にどのようなことをするのですか?
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A
▲一人ひとりの口内状態に合わせた歯磨き指導を行う
【悠加さん】基本的に、超音波スケーラーによるスケーリングで歯石を除去していきます。フロスで歯と歯の間の汚れも取り除き、歯面清掃で歯の表面をきれいにします。専用の器具によるPMTCや歯周ポケットのチェックも随時行います。当院がメインとしているのはTBI(歯磨き指導)です。数ヵ月に1回の予防歯科も大事ですが、圧倒的に回数が多いのはおうちでの歯磨きだからです。患者さんそれぞれの症状や汚れのポイントに合わせてアドバイスをしています。親御さんには仕上げ磨きの指導をしたり、自分で磨けるようになった子には「歯の形はこうなっているよ」「磨く順番を決めよう」と丁寧に磨き方をわかりやすく伝えています。
- Q日常生活で気をつけることはありますか?
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A
▲正しい歯磨き方法を実践・習慣化することが一番の予防
【悠加さん】おうちでの歯磨きが一番の予防になりますので、歯科医院でご自身に合った正しい歯磨き方法や歯ブラシのアドバイスを受けて、それを実践していただきたいと思います。フロスの使用も小さい頃から親御さんにしてもらっていれば、それが習慣となって大人になっても続けることにつながるでしょう。食生活では糖分の取りすぎや、時間を決めずにダラダラ食べることに気をつけてください。また、前歯で噛み切り、奥歯ですり潰すという歯の機能を正しく発達させるためにも、正しい姿勢で食事を取るように気をつけましょう。猫背になったり足が床についていないと、噛む力が低下し、発達にも影響します。

