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佐藤 卓 院長の独自取材記事

立場整形外科

(横浜市泉区/立場駅)

最終更新日:2020/06/11

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横浜市泉区で約40年診療を続けてきた「佐藤胃腸科内科クリニック」が、「立場整形外科・内科」としてリニューアルしたのは2012年のこと。その後「立場整形外科」と院名を改め、現在は整形外科・リハビリテーション科を専門に診療している。佐藤卓院長は筑波大学医学専門学群卒業後、同附属病院や関連病院で約17年間にわたり、首・肩・腰・膝の痛みやスポーツ障害、ケガ、骨粗しょう症などさまざまな患者を診療。「整形外科の患者さんは、痛みや苦しみを抱えていらっしゃる方も多数。お一人お一人に寄り添った診療を心がけています」と話す丁寧な言葉遣いから、誠実な人柄がにじみ出ている。地域に根づいた医療を志す佐藤院長に、診療方針や骨粗しょう症への対策など話を聞いた。(取材日2012年8月27日/更新日2020年5月1日)

骨粗しょう症をはじめ幅広い整形外科診療に対応

まずは、こちらの医院の歴史からお聞かせいただけますでしょうか。

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50年ほど前に、両親が「佐藤胃腸科内科医院」を開業したのが始まりです。当時は、同じ泉区内の一つ隣のバス停近くに医院を構えておりましたが、立場駅周辺の再開発に伴って現在のビルに転居し、名称も「佐藤胃腸科内科クリニック」と変更しました。2012年に僕が整形外科医師として診療に加わり、整形外科とリハビリテーション科の診療を始めたのを機に「立場整形外科・内科」としてリニューアルオープンしました。両親はともに信州大学医学部出身で、父が消化器内科、母が一般内科と小児科診療を担当していました。ご高齢の方の中には内科的な問題と整形外科的な問題を同時に抱えていらっしゃることも多く、1ヵ所のクリニックで各科の診療が受けられることは喜ばれていましたね。戸塚区鳥が丘にも診療所があり、父と母は午前と午後で入れ替わるような形で、両方のクリニックで診療していました。

どのような方が受診されていますか?

2015年に内科と小児科の診療が終了し、現在は整形外科とリハビリテーション科を専門に診療しています。患者さんは首・肩・腰・膝に慢性的な痛みを抱えていらっしゃるご高齢の方や、スポーツ障害、あるいは交通事故などでケガをされた若い方など、幅広い年代の方が受診されています。また整形外科は骨折の患者さんも診る診療科です。その治療の中で感じるのは、骨粗しょう症から重篤な骨折をされる方が非常に多いということです。ですから、今後は骨粗しょう症の治療に力を入れ、重篤なケガの予防に努めることにも力を入れていきたいと思っています。

院内には質の高さを重視したリハビリをサポートする機器がそろっていますね。

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内装はシンプルさと清潔感を心がけており、リハビリ室には筋緊張の緩和・血行改善、むくみ改善のための機器をそろえております。主な物理療法の機械は、温熱療法で血行を改善し痛みを和らげるためのマイクロ波治療器、同じく温熱療法に用いるホットパック装置、電気的な刺激を用いて治療するSSP治療器、水圧で全身各所のマッサージを行うウォーターベッド、微弱な電流で筋肉の収縮を促し慢性痛の軽減を図る低周波治療器、頸椎・腰椎けん引装置など。短時間で骨・関節の検査ができるように、エックス線検査はデジタル撮影を採用しています。また電子カルテを導入し、診察・検査・会計といった一連の処理がスピーディーに行えるよう努めています。

膝関節を中心に、整形外科の技能を磨いた大学病院時代

佐藤先生が医師を志されたのはいつですか?

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幼少時には両親がすでに開業しており、市中の開業医という仕事に取り組む両親の姿を身近に見ておりましたので、幼い頃からおぼろげながら自分も同様の道を進むのかなという意識はありました。はっきりと決めたのは大学受験の時ですね。進学した筑波大学医学専門学群では部活動に明け暮れて、ほとんどバスケットボールをして過ごしました(笑)。中学・高校時代もバスケ部で、ずっとスポーツを続けてきました。幸い学生時代に大きなケガやスポーツ障害が起こるようなことはありませんでしたが、軽微なケガで整形外科の先生方に接する機会はありました。整形外科は自分にとって一番親しみやすかった専門分野だったこともあり、卒業後は附属病院の整形外科に入局しました。

研修医時代から現在に至るまでの経緯についてお聞かせください。

筑波大学附属病院の整形外科で2年間の研修の後、附属病院や関連病院で17年ほど勤務しました。医局では膝関節を専門とするグループに所属しておりましたので、加齢による変形性膝関節症、スポーツにまつわる膝の靭帯や半月板の損傷といった膝の症状を専門的に治療・研究してまいりました。その後、両親のクリニックに合流するため神奈川に戻り、帰郷後はリニューアルの準備を進めながら、三ツ境整形外科で2ヵ月ほど勤務させていただきました。大規模病院とは違ったクリニックの運営について勉強させていただき、2012年6月に整形外科を開設させていただいたという次第です。

地元で診療することになり、気持ちの面で変化はありましたか?

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僕は小学校に上がる前から高校卒業までを泉区で過ごしました。久しぶりに戻ってまいりますと、そこここが思い出の場所でしたね。また、古い知り合い、例えば同級生のお母さまなどが患者さんとしていらっしゃると、懐かしいような、うれしいような気恥ずかしいような、そんな思いもありました(笑)。慣れ親しんで育った場所ですので、ここでまた生活をして、皆さんと交流を持ち、皆さんの健康に貢献できるというのは、非常に喜ばしいことだと感じました。

スタッフの皆さんで共有する、診療スタンスについて教えてください。

スタッフは僕のほかに看護師4人、放射線技師1人、リハビリスタッフ13人、受付3人です。特に整形外科の患者さんは、痛みや苦しみを抱えていらっしゃる方が非常に多いので、できるだけ患者さんのお気持ちをくみ、患者さんに寄り添った対応ができるよう、スタッフみんなで意識を持って取り組んでいます。また、「病は気から」なんて言いますから、常に明るい笑顔で対応できるよう全員が心がけています。受付やリハビリ室では、患者さんとスタッフが、ざっくばらんに、お友達のようにお話ししている光景もたびたび目にします(笑)。

一人ひとりにベストの診療をすることが医師の使命

患者さんと向き合うとき、心がけていらっしゃることは何ですか?

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大学時代の恩師が常々言っていた言葉が、いつも心に残っています。「患者さんにとって正しいことは1つしかない。それが何なのかを考えるのが医者の使命だ」という教えです。クリニックには日々、さまざまな問題を抱えたいろんな患者さんがいらっしゃいます。医者はその問題解決のための方法を考えるわけですが、診断においても、治療法においても、薬の処方においても、幾多の選択肢が生じてくるわけです。けれどもその方が求める本当に最適な治療は、幾多ある選択肢の中で1つしかありません。患者さんにとってのベストの治療法を常に考えるのが医者の使命であるということですね。整形外科は患者さんの人数が非常に多いので、お一人お一人と接する時間がどうしても短くなりがちですが、できる限り丁寧にお話を伺い、正確な診断・治療を行うことを心がけています。

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

子どもと近くの公園に散歩に行ったり、夏はプールに連れて行ったりしています。今はなかなかスポーツの時間がとれませんが、休みの日や昼休みには少し走ったりしています。最近のリフレッシュ法は昼休みのジョギングですね(笑)。

読者へのメッセージをお願いします。

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骨粗しょう症は症状がなく進行する病気ですので、気づかないままにどんどん悪化してしまう方が数多くいらっしゃいます。だからこそ、ご高齢になられて骨粗しょう症がベースとなった骨折をされる方が後を絶たないのです。骨粗しょう症対策の最初のステップは、医療機関を受診していただき、ご自分の骨の状態が健康であるのかを確認することです。ですが、僕も含め30代・40代の皆さんは、子どもが生活の中心になり、自分自身のことは二の次になりがちですよね。けれども、今後のご家族の幸せを考える上では、お父さまお母さまの健康が非常に重要なファクターです。特に女性は40代を過ぎると骨粗しょう症が現実的な問題になってきますから、先のこととは思わず、ご自分の問題として考えていただければと思います。何かお困りのことやご不明な点があれば、お気軽にご相談いただければうれしいですね。

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