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佐藤卓 院長の独自取材記事

立場整形外科・内科

(横浜市泉区/立場駅)

最終更新日:2019/08/28

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横浜市泉区で約40年間診療を続けてきた「佐藤胃腸科内科クリニック」が、2012年6月、「立場整形外科・内科」としてリニューアルオープンした。新たに加わった整形外科・リハビリテーション科を診療するのが佐藤卓院長だ。「学生時代はバスケットボールに明け暮れました」と笑い、スポーツマンの一面も持つ佐藤院長。そうしたご自身の経験から、「一番親しみやすかった」と言う整形外科を専門分野に選んだ。筑波大学医学専門学群卒業後は、約17年間にわたり同附属病院や関連病院に勤務。首・肩・腰・膝の痛みやスポーツ障害、捻挫・骨折などのケガ、骨粗しょう症など、さまざまな患者を診療し、研鑽を積んだ。「整形外科の患者さんは、辛い痛みや苦しみを抱えていらっしゃる方も多数。患者さんお一人お一人に寄り添った診療を心がけていきたいですね」と、今後の展望を語ってくださった。ピンと伸びた背筋と丁寧な言葉遣いに、誠実な人柄がにじみ出る佐藤院長。クリニックの診療方針や、高齢者に多い骨粗しょう症への対策、休日の過ごし方など、たっぷりとお話しいただいた。
(取材日2012年8月27日)

整形外科・内科、なんでも相談できる地域のホームドクター

まずは、こちらの医院の歴史からお聞かせいただけますでしょうか。

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40年前に、両親が「佐藤胃腸科内科医院」を開業したのがはじまりです。当時は、同じ泉区内の一つ隣のバス停近くに医院を構えておりました。10年ほど前、立場駅周辺の再開発に伴って現在のビルに転居いたしまして、名称も「佐藤胃腸科内科クリニック」と変更しました。そして2012年6月、僕が整形外科医として両親と合流し、整形外科とリハビリテーション科を加え、「立場整形外科・内科」としてリニューアルオープンしたという経緯でございます。両親はともに信州大学医学部出身で、父が消化器内科、母が一般内科と小児診療を担当しております。両親は、34年前から戸塚区鳥が丘でも診療所を開設しており、立場のクリニックと鳥が丘は、父と母が午前と午後で入れ替わるような形で診療を続けております。僕の整形外科とリハビリテーション科は、常時立場のクリニックで診療しております。

3人の先生方を合わせると、とても幅広い診療領域で、患者さんも安心ですね。

そうですね。両親と僕で、幸いにもいろんな診療科を担当することができます。特にご高齢の方は、内科的な問題と整形外科的な問題を同時に抱えていらっしゃる方が数多くいらっしゃいますし、1ヵ所のクリニックで、各科の医師が情報を共有しながら診療にあたれるというところが当院のメリットだと考えております。整形外科・リハビリ科の患者さんは、首・肩・腰・膝に慢性的な痛みを抱えていらっしゃるご高齢の方や、スポーツ障害、あるいは交通事故などでケガをされた若い方が多いですね。内科では、話題になっているメタボリックシンドロームに関連する、高血圧・糖尿病・代謝性疾患などの症状を訴えられる患者さんが多くいらっしゃいます。また、各種がん検診・特定検診・内視鏡検査で来院される現役世代の方々も多いですね。

整形外科の新設にあたり、院内を全面的に改装されたそうですね。

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内装は、シンプルさと清潔感を心がけました。新設したリハビリ室には、筋緊張の緩和・血行改善、むくみ改善のための機器を整えております。主たる物理療法の機械は、温熱療法で血行を改善し痛みを和らげるマイクロサーミー、同じく温熱療法のホットパック、電気的な刺激を用いて治療するSSP(電気鍼)、水圧で全身各所のマッサージを行うウォーターベット、微弱な電流で筋肉の収縮を促し慢性痛を軽減する低周波治療器、腰椎の牽引・頚椎の牽引です。レントゲンはCRを採用し、非常に短時間で骨・関節の検査ができます。そのほか、リニューアルにあたり電子カルテを導入いたしましたので、診察・検査・会計といった一連の処理がスピーディーにできるようになりました。また、父が担当する消化器内科では、以前と同様、腹部超音波診断や内視鏡検査も行っております。

膝関節を中心に、整形外科診療の技能を磨いた大学病院時代

先生が医師を志されたのはいつですか?

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幼少時には両親がすでに開業しており、市井の開業医という仕事に取り組む両親の姿を身近に見ておりましたので、幼い頃から、おぼろげながら自分も同様の道を進むのかなという意識はありました。はっきりと決めたのは、大学受験にあたってですね。進学した筑波大学医学専門学群では、部活動に明け暮れて、ほとんどバスケットをして過ごしました(笑)。中学・高校時代もバスケット部で、ずっとスポーツをやっておりましたし、自分にとって一番近しい分野だと感じましたので、卒業後は附属病院の整形外科に入局いたしました。僕自身は、幸い大きなケガやスポーツ障害等は学生時代にはありませんでしたけれども、軽微なケガで整形外科の先生方に接する機会はありましたので、一番親しみやすかったのかもしれませんね。

研修医時代から現在に至るまでの経緯についてお聞かせください。

筑波大学附属病院の整形外科にて2年間研修ののち、附属病院及び関連病院に17年ほど勤務しました。医局では膝関節を専門とするグループに所属しておりましたので、加齢による変形性膝関節症、またはスポーツにまつわる膝の靭帯や半月板の損傷といった膝の症状を専門的に治療・研究してまいりました。そして2012年、両親のクリニックに合流するため、神奈川に戻ることを決意いたしました。帰郷後は、リニューアルの準備をしながら、三ツ境整形外科で2ヵ月ほど勤務させていただき、大病院とは違ったクリニックの運営について勉強させていただきました。その後2012年6月に整形外科を開設させていただいたという次第です。僕は、小学校に上がる前から高校卒業までを泉区で過ごしました。久しぶりに戻ってまいりますと、そこここに懐かしい場所がありますね。また、古い知り合い、例えば同級生のお母様などが患者さんとしていらっしゃると、懐かしいような、うれしいような気恥ずかしいような、そんな思いもあります(笑)。慣れ親しんで育った場所ですので、ここでまた生活をして、皆さんと交流を持ち、皆さんの健康に貢献できるというのは、非常に喜ばしいことです。

スタッフの皆さんで共有する、診療へのスタンスについて教えてください。

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当院のスタッフは、3名の医師のほか、看護師3名、リハビリスタッフ4名、受付事務2名です。特に整形外科の患者さんは、痛みや苦しみを抱えていらっしゃる方が非常に多いので、なるべく患者さんのお気持ちを汲み、患者さんに寄り添った対応ができるよう、スタッフみんなで意識を持って取り組んでいます。また、「病は気から」なんて言いますから、常に明るい笑顔で対応できるよう、全員が心がけています。受付やリハビリ室では、患者さんとスタッフが、ざっくばらんに、お友達のようにお話している光景もたびたび目にします(笑)

一人ひとりにベストの診療を

患者さんと向き合うとき、心がけていらっしゃることは何ですか?

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僕の大学時代の恩師が常々言っていた言葉が、いつも心に残っています。「患者さんにとって正しいことは1つしかない。それが何なのかを考えるのが医者の使命だ」という教えです。日々、いろんな問題を抱えたいろんな患者さんがいらっしゃいます。医者は、その問題解決のための方法を考えるわけですが、診断においても、治療法においても、薬の処方においても、幾多の選択肢が生じてくるわけです。だけれども、患者さんにとって本当に最適な治療は、幾多ある選択肢の中で1つしかありません。患者さんにとってのベストの治療法を常に考えるのが医者の使命であるということですね。整形外科は患者さんの人数が非常に多いので、お一人お一人に接する時間がどうしても短くなりがちなのは事実です。しかし、できる限り丁寧にお話を伺い、正確な診断・治療を行うことを心がけています。

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

まだ小さい子どもがおりますので、子どもと近くの公園に散歩に行ったり、夏は近くのプールに連れて行ったりしています。今はなかなかスポーツの時間がとれませんが、休みの日や昼休みには少し走ったりしています。最近のリフレッシュ法は昼休みのジョギングですね(笑)。

最後に、今後の展望を教えてください。

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整形外科は、慢性疾患とともに、骨折の患者さんも多く拝見する診療科です。その治療の中で感じるのは、骨粗しょう症から重篤な骨折をされる方が非常に多いということです。ですから、今後は骨粗しょう症の治療に力を入れ、重篤なケガの予防に努めるということに力をいれていきたいと思っています。骨粗しょう症対策の最初のステップは、医療機関を受診していただき、ご自分の骨の状態が健康であるのかを確認することです。骨粗しょう症は症状がなく進行する病気ですので、気づかないままにどんどん悪化してしまうという方が多数いらっしゃいます。だからこそ、ご高齢になられて骨粗しょう症がベースとなった骨折をされる方が後を絶たないのです。例えば、僕も含め30代・40代の皆さんは、子どもが生活の中心になり、自分自身のことは二の次になりがちですよね。けれども、今後のご家族の幸せを考える上では、お父様お母様の健康も非常に重要なファクターです。特に女性は40代を過ぎますと骨粗しょう症が現実的な問題になってきます。先のこととは思わずに、ご自分の問題として考えていただければと思います。何かお困りのことやご不明な点があれば、お気軽にご相談いただければうれしいですね。

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