人生をもっと豊かにするために
放置せず泌尿器科の受診を
末永クリニック
(寝屋川市/寝屋川市駅)
最終更新日:2026/06/15
- 保険診療
夜中に何度もトイレに起きる、急な尿意が気になって外出をためらう、尿漏れが心配で旅行を楽しめない。このような悩みは決して珍しいものではなく、多くの人が抱えている身近な症状だ。しかし、命に関わる症状ではないだけに、「年齢のせいだから」と我慢している人も少なくないだろう。ただ泌尿器科の病気には命に関わるものもあり、治療によって生活の質(QOL)の向上が期待できるものも多い。寝屋川市にある「末永クリニック」の末永武寛院長は、大学病院や総合病院で泌尿器科の専門診療に取り組んできた経験豊富な医師だ。「泌尿器科は病気を治すためだけでなく、その人の人生をより豊かにするための診療科」と話す末永院長に、受診のタイミングや注意したい症状、検査の重要性について詳しく聞いた。
(取材日2026年6月1日)
目次
排尿のトラブルは日常の質を大きく左右するもの。一人で悩まず、早めの相談を
- Qそもそも泌尿器科とはどのような診療を行う科目ですか?
-
A
▲身近な症状から、膀胱がんなどの泌尿器がんまで幅広く対応
泌尿器科は、腎臓で作られた尿が体の外へ排出されるまでの「尿路」と、男性生殖器に関わる病気や不調を診る診療科です。具体的には、頻尿や排尿時の痛み、血尿、尿失禁、過活動膀胱、膀胱炎、前立腺肥大症、尿路結石といった身近な症状から、膀胱がんなどの泌尿器がんまで幅広く対応しています。また、お子さんの夜尿症や男性の勃起不全(ED)なども泌尿器科の診療対象です。泌尿器の病気は命に関わるものばかりではないものの、日常生活の快適さや活動性に大きく影響します。そのため、症状を改善し生活の質を高めることも泌尿器科の大切な役割です。男性のための診療科と思われがちですが、実際には女性やお子さんも多く受診されています。
- Qどのようなタイミングで受診すれば良いのでしょうか?
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A
▲一人で抱え込まず、気軽に相談してほしいと話す院長
検尿で異常を指摘された場合はもちろん、頻尿や尿失禁、排尿時の痛み、血尿などの症状があれば、一度受診を検討していただきたいですね。特に血尿は、膀胱炎だけでなく膀胱がんなどの病気が隠れている場合もあります。また、「急に尿意を感じて我慢できない」「夜中に何度もトイレに起きる」といった過活動膀胱の症状や、「尿の勢いが弱い」「残尿感がある」といった前立腺肥大症の症状も相談のサインです。こうした症状は「年齢のせいだから仕方がない」と諦めている方が多いのですが、適切な治療で改善が期待できるケースは少なくありません。毎日の生活をより快適にするためにも、一人で抱え込まず、気軽に相談していただけたらと思います。
- Qこちらではどんな検査や治療が受けられますか?
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A
▲問診や尿検査、血液検査に加え、超音波検査や膀胱鏡検査にも対応
当院では問診や尿検査、血液検査に加え、超音波検査や膀胱鏡検査にも対応しています。膀胱鏡検査は血尿の原因を調べたり、膀胱がんの診断を行ったりする際に重要な検査です。病院ではよく使われる検査機器ですが、クリニックで導入しているところはまだ多くないため、地域にいながら専門的な検査を受けられることは当院の強みの一つだと思います。また、私は大学病院や総合病院で泌尿器がん診療に携わる中で、早期発見の重要性を強く実感してきました。検尿異常や血尿などのサインを見逃さず、地域の皆さんが早い段階で適切な検査や治療につながれるよう努めています。もちろん、繰り返す膀胱炎など身近な疾患についても丁寧に診療しています。
- Q排尿障害を放置すると、どのようなリスクがありますか?
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A
▲自己判断せず、一度原因を確認することが大切
例えば前立腺肥大症を放置すると排尿が困難になり、最終的には尿がまったく出なくなる尿閉を起こすことがあります。また血尿を放置したせいで膀胱がんが進行した状態で見つかった、風邪からくる発熱症状だと思っていたら急性前立腺炎だったというケースもあります。尿路結石についても「痛みが治まったから大丈夫」と思っていても、結石が残っているかもしれません。過活動膀胱や尿失禁、お子さんの夜尿症などは命に関わる病気ではないものの、外出や旅行、学校行事をためらう原因となり、生活の質を大きく低下させます。症状の背景にはさまざまな病気や悩みが隠れている可能性がありますので、自己判断せず、一度原因を確認することが大切です。
- Q日常生活ではどのようなことに注意すれば良いでしょうか。
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A
▲排尿の変化に関心を持ち、気になることは早めに相談を
まず大切なのは、排尿の変化に関心を持つことです。回数が増えた、尿の勢いが弱くなった、血尿が出たなど、これまでとの違いに気づいたら早めに相談してください。また、適切な水分摂取は膀胱炎や尿路結石の予防にもつながります。一方で、夜間頻尿が気になる方は、飲み方や時間帯を見直すことも重要です。お子さんの夜尿症についても、「そのうち治る」と放置せず、気になる場合は相談していただきたいです。当院では勃起不全や男性更年期、AGAなどの相談にも対応しています。私は泌尿器科の役割は病気を治療するだけでなく、その方の生活や人生をより豊かにすることだと考えています。少しでも気になることがあれば、気軽にご相談ください。

