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加瀬 晃志 院長の独自取材記事

聖蹟トータルクリニック

(多摩市/聖蹟桜ヶ丘駅)

最終更新日:2026/06/30

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック main

利便性と豊かな自然が調和する、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分の好立地にオープンした「聖蹟トータルクリニック」。この地で生まれ育った加瀬晃志院長は、福島県立医科大学卒業後、大学病院や総合病院の外科医として研鑽を積み、その経験をかかりつけ医として生かしたいと2026年に開業した。消化器外科と乳腺外科を中心に、先進のAI機能を搭載した内視鏡検査やマンモグラフィ、エコーなどを用いて消化器がん・乳がんの検診や早期発見・早期治療に力を入れている。多摩地区には珍しい乳腺外科としても注目されているが、胃痛や胸焼け、下痢や痔など一般的なおなかのトラブルにも幅広く対応。爽やかで親しみやすい人柄と明瞭完結な診療スタイルを兼ね備えた加瀬院長に、話を聞いた。

(取材日2026年5月28日)

軽いおなかの不調から先進機器を使った検査まで

まずは、どのようなクリニックなのかご紹介ください。

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック1

消化器疾患や乳腺疾患をメインとしたクリニックです。僕はこれまで大学病院や総合病院で消化器外科・乳腺外科・甲状腺副甲状腺外科の外科医として働いてきましたが、町医者としてこの経験を生かしたいと思い、2026年5月に地元の聖蹟桜ヶ丘で開業しました。鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査、マンモグラフィやエコーなどを使った消化器がん・乳がんの検診や早期発見・早期治療はもちろんのこと、おなかの症状や胸のしこり、甲状腺の違和感まで、さまざまなお悩みに幅広く対応しています。胸焼けや胃痛、腹痛や便秘、下痢など、ちょっとした不調でも気軽にお越しください。消毒や縫合など傷の手当てもしていますよ。また、平日お忙しい方のために、土曜日と、第2・第4日曜日も診察日にしています。

外科医としての強みはどのような点にあるのでしょうか?

検診で「要受診」とか「要精密検査」の書類が届いて受診される場合、何がどのくらい悪いのかわからずとても不安になりますよね。そんな時、外科医なら検査結果から今後どのような治療が必要になるのか具体的にイメージできますので、先のことをしっかり説明できます。あとは、痔の診療ですね。痔の検査や治療は内科ではほとんど行われないので、痔が疑われる場合は肛門外科や消化器内科を受診するのがお勧めです。どんな治療が必要になるかは内科の先生もおわかりになると思うのですが、手術の術式までパッと浮かぶのは外科医ならではだと思います。例えば、直腸がんの場合、腫瘍の場所によって人工肛門が必須な場合と、一時的に人工肛門を使用しつつ、あとで肛門からの排便に戻す手術を行う場合があります。検査結果からさまざまな可能性を読み取って患者さんに選択肢を含めた説明がその場でできることは安心につながるのではないでしょうか。

こちらでは「レディースデー」が設けられているそうですね。

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック2

土曜日の午前中と木曜日は女性専用にしています。マンモグラフィや内視鏡検査を行う際は専用の検査着に着替えていただくのですが、軽装ですし男性に見られるのは抵抗を感じますよね。ですから、この日は患者さんだけでなく、付き添いの方も女性限定としています。また、マンモグラフィの撮影を行う検査技師や内視鏡の介助技師も看護師も受付スタッフもすべて女性です。木曜日には人工肛門や乳がんの専門的なケアができる資格を持った認定看護師もいますので、日頃のお悩みや不安を相談しやすいと思います。

外科医ならではの視点とバックアップ体制

設備面での特徴を教えてください。

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック3

怪しい影や形状の見落としを防ぐため、内視鏡検査やエックス線、乳腺エコーすべてに先進のAI機能を導入しています。内視鏡のAIは割とポピュラーですが、エコーのAIはグレードの高さにこだわって選びました。もちろん基本は自分の目で見て判断しているのですが、ヒューマンエラーを防ぐために、AIを使ってダブルチェックしています。大きな病院において、特に外科医は常に複数人の医師や専門家と患者さんの検査結果を共有してディスカッションをしているんですが、僕も見落としのリスクは徹底的に軽減したいと考え導入しました。

患者さんと接する時に心がけていることはありますか?

患者さんは日々たくさんの不安や疑問を抱えていると思います。それを少しでも解消するために、診療時間や病理検査の待ち時間などで聞かれたことには、その場で端的にお答えするように心がけています。すぐに解決しないことでも「これは時間が解決しますよ」とか「これは経過を観察することでわかるものですよ」など、明瞭化することで先が見通せるようになり、不安が少しでも解消できればうれしいです。

かかりつけ医が総合的な視点で診てくださるのは心強いですね。

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック4

今は専門性が高まっている分、病院自体も細分化されていますし、疾患に対して診療科がいろいろと分かれていますよね。それが適切な形だとは思うのですが、患者さんには負担を強いることもあると思います。当院ではできるだけ幅広く対応して、僕が補える範囲であればクリニック内で完結するようにしたいと考えています。例えば、内視鏡検査で大腸のポリープが見つかった際はその場で切除する日帰り手術も行っています。一方で、専門的な治療が必要な患者さんには速やかに大学病院や総合病院への橋渡しも行いますし、フォローアップも行います。「患者さんをトータルで診たい」そんな気持ちをクリニック名にも込めています。

大規模病院での経験をかかりつけ医として生かしたい

大学時代から長いこと福島県にいらっしゃったとのことですが、地元で開院されたのはなぜですか?

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック5

父が薬剤師なのですが、実はクリニックが入っている、まさにこの場所で薬局を営んでいたんですね。3年前に生活の拠点を福島からこちらに移しました。当初は日本医科大学多摩永山病院で勤務していましたが、父がこの地で築き上げてきたものを継承していくタイミングなのかと思うようになり、開院することにしたんです。

オフの日はどのように過ごされていますか?

休みの日は、2歳の長男と公園で遊んだり、家族と一緒に過ごしています。他には、中・高・大とバスケットボールをやっていて、卒業後も時々バスケでリフレッシュしていました。病院が変わってバスケを続けられなくなってからはランニングをしていて、今もストレスが溜まった時に走っています。

遺伝に関する相談を受けているそうですね。

加瀬晃志院長 聖蹟トータルクリニック6

がんになった方や遺伝に関することで不安を抱えている人の相談窓口のようなものです。福島県立医科大学附属病院で働いていた若い頃、遺伝についてしっかり学ぶ機会がありました。“遺伝”ってよく使われる言葉ですが、難しいですし、誤解されていることも多いので、正確な情報と適切な判断をお伝えできたらと思っています。あくまで診療でご来院いただいた際にご相談を受けているものですので、特別な料金をいただくことはありません。気になる方はぜひお声がけください。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

これまで大規模病院の外科医として働いてきて「もっと早く来てくれたら……」と、思うことが何度もありました。今後は、患者さんにより近い存在であるかかりつけ医として、そういう方を一人でも少なくできればと思っています。クリニックに行くことにハードルを感じる方も多いと思うのですが、気になることがあれば躊躇せずに来院していただきたいですし、抵抗感があるならばまずはお電話でご相談いただければと思います。