予防歯科で虫歯と歯周病を防ぎ
天然歯を一本でも多く残してほしい
みやまえ歯科
(相模原市中央区/相模原駅)
最終更新日:2026/07/13
- 保険診療
そろそろ予防歯科に通い始めようかと思いながら、クリニック選びに迷っている人もいるだろう。「ストレスなく通い続けられるか、相性も含めてチェックポイントにしてください」と話すのが「みやまえ歯科」の院長を務める宮前善尚(みやまえ・よしひさ)先生だ。町の歯科医院として急な歯痛で訪れる患者にも対応しているが、治療が一段落したらスムーズに予防歯科につなげ、末永く口腔内の健康を守りたいと考えている。予防歯科はなぜ必要で、実際にどのようなことを行うのか、宮前院長にわかりやすく解説してもらった。
(取材日2026年6月18日)
目次
予防歯科は通い続けることが大事。クリニック選びは歯科医師との相性もチェックしよう
- Qなぜ予防歯科が大切なのでしょうか。
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A
▲予防歯科の重要性について丁寧に語る宮前院長
虫歯も歯周病も初期段階では自覚症状がありません。しかし、ごく初期の虫歯を見つけることができれば、削らずにフッ素塗布だけで済む例もあります。一方、はっきりと痛みが出るまで放置した虫歯は神経を取らなければいけない場合も少なくありません。神経を失った歯には栄養が届かず、わずかな刺激で折れやすくなり、寿命が短くなってしまうのです。また、成人の多くが罹患している歯周病も、何も対策を講じなければどんどん歯茎が下がり、いずれ歯が抜けてしまうことにもなりかねません。歯周病は完全に治すことが難しいため、一度治療を終えたからと油断せず、定期的なメンテナンスで見守る必要があります。
- Q予防歯科では具体的にどのようなことを行いますか?
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A
▲口腔内の状態やケア方法をわかりやすく説明
虫歯や歯周病を悪化させる原因の一つは細菌の塊であるプラークです。どんなに毎日のブラッシングを頑張っても完全には除去できず、数ヵ月もたてば、ほとんどの方の口腔内に歯石や細菌の膜であるバイオフィルムができています。予防歯科では、これらの汚れを専用の機器を駆使して丁寧にクリーニングすることが中心になります。最近は超微粒子パウダーを水と一緒に吹きつけて歯面を清掃するエアフローを活用するクリニックも増えており、当院も2026年8月に導入予定です。スケーラーは優れた機器ですが、歯をまったく削らないわけではありません。エアフローを導入後は、スケーラーによる歯石取りは最小限に抑えたいと考えています。
- Q予防歯科はどれくらいの頻度で通えばいいのでしょうか。
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A
▲自然光が差し込む受付と待合室
特に問題がなければ3ヵ月に1回の定期検診が推奨されています。一般的にはこのペースで予防歯科に取り組めば、十分虫歯や歯周病の早期発見と管理ができるでしょう。ただし、歯周病と関連が深い糖尿病の罹患率が高くなる40代以降は注意が必要です。糖尿病リスクが高い方は、受診間隔を狭めることもできます。また、年齢を問わず、セルフケアが上手にできない方も、軌道に乗るまでは1ヵ月に1回程度の通院をお勧めしています。いずれにせよ、定期的に通い続けることが大事です。クリニック選びの際には、美容院のように相性の良しあしなども注意してみてはいかがでしょうか。
- Q予防歯科は何歳から何歳まで必要ですか?
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A
▲キッズスペースもあり、家族で通いやすい工夫も
1歳に満たない赤ちゃんでも、最初の乳歯が顔を出したら、ぜひ予防歯科を検討してください。虫歯が痛くなってから受診したお子さんは、歯科医院が嫌いになってしまうものです。大変な治療が必要になる前に「歯医者さんは怖くない」というイメージを定着させるためにも、早期から予防歯科を始める意味は大いにあります。一方、当院の予防歯科には90歳以上の患者さんも通っています。入れ歯の調整や、残っている歯をできるだけ長持ちさせるためにも予防歯科は重要です。年齢を問わず、お口の健康を生涯にわたり守っていきたいと考えていますので、家族全員で予防歯科を始めてみたい方もご相談ください。
- Q自宅でのセルフケアの注意点を教えてください。
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A
▲力加減や磨き方など、日常に役立つアドバイスも行っている
歯ブラシを持つ手は鉛筆を握る程度の力加減が基本です。院内で染め出し液を用いて明らかにした汚れがつきやすい場所をよく覚えておき、自宅でも重点的に磨くようにしましょう。一人ひとりブラッシングの癖は異なるため、歯科医師や歯科衛生士のプロの目でしっかりとチェックしてもらうことが重要です。また、セルフケアは自己流に陥りがちなので、時々、予防歯科でおさらいをする習慣をつくりましょう。お子さんに関しては、小学校3年生くらいまでは親御さんが仕上げ磨きをするようにしてください。

