三上 高司 院長の独自取材記事
寝屋川みかみ内科・内視鏡クリニック
(寝屋川市/寝屋川市駅)
最終更新日:2026/07/02
寝屋川市駅から徒歩2分の場所に開院する「寝屋川みかみ内科・内視鏡クリニック」は、2026年7月に開院する“予防医療”の実践をめざすクリニックだ。院長を務める三上高司先生は、消化器内科医として研鑽を積む中で、病気に苦しむ患者やその家族を数多く見てきた経験から、「一人でも多くの人に検査を受けてもらい、病気を未然に防ぎたい」という思いを抱き開院を決意。ホテルライクな院内空間やITを活用した診療体制、苦痛や不安に配慮した内視鏡検査など、受診しやすい環境づくりにも力を注ぐ。そこで今回は、同院の診療理念や院内に詰まったこだわりについて、三上院長に話を聞いた。
(取材日2026年6月16日)
予防医療に注力するクリニック
まずはクリニック開業の経緯から聞かせてください。

大学卒業後は、大学病院や市中病院で消化器内科を中心に研鑽を積んだ後、父が営むクリニックを支えたいという思いから実家に戻り、副院長として地域医療に携わってきました。かかりつけ医として患者さんに寄り添う診療には大きなやりがいを感じていたのですが、私の中には「もっと予防医療に力を入れたい」という強い思いがいつもありました。実際に診療の現場では、「もう少し早く受診していれば助けられたかもしれない」と感じる患者さんに出会うことは少なくありません。だからこそ、病気を治すだけでなく、早期発見・早期治療につながる医療をもっと身近にしたいと思ったのです。医師家系に育ったこともあり、医師になった当初から「いつかは自分の理想とするクリニックを開きたい」という思いもありました。そこで今回、自分の理想を追求するべく開院を決意しました。
クリニックのコンセプトについて教えてください。
コンセプトとして大切にしているのは、「患者さんの時間を大切にすること」です。人生において時間は限りあるものですから、医療機関の都合で長くお待たせすることを、できるだけ避けたいと考えています。また当院では、「調べる・整える・守る」という診療理念を掲げ、病気の診断や治療だけでなく、その先の健康維持まで見据えた医療をめざしています。そういった理想を実現するべく、当院ではウェブ予約やウェブ問診、AI診断支援システムなども積極的に導入し、効率化できる部分はテクノロジーを活用しています。もちろん、効率だけを追求しているわけではありませんから、患者さんのお話を丁寧に伺い、不安に寄り添うという医療の本質は変えず、人の温かさを大切にしながら無駄な待ち時間だけを減らすよう努めています。
院内設備にもこだわっているそうですね。

患者さんに少しでもリラックスして過ごしていただけるよう、院内はホテルライクな落ち着いた空間を意識して設計しました。病院らしい緊張感を和らげることで、検査や受診へのハードルを下げたいという思いがあります。3階と4階では少し雰囲気を変え、家具もこだわって選びました。「今、困っている症状があるわけではないけれど、将来の健康のために受診する」というのは、決して簡単なことではありません。だからこそ、少しでも前向きな気持ちで足を運んでいただけるような空間づくりを大切にしています。特に内視鏡検査は憂鬱なイメージを持たれがちですから、検査前後にゆったりと過ごせる個室も設けました。また、各種検査機器も充実させ、できる限り即日で結果をお伝えできるよう体制を整えています。
内視鏡検査に注力し、患者の健康をトータルにサポート
どのような診療に対応していますか?

当院では、内科・消化器内科・内視鏡内科・肝臓内科・美容皮膚科の5つを柱に診療を行います。風邪や発熱、生活習慣病といった身近な症状から、胃腸の不調、肝機能異常、肥満の相談や皮膚のお悩みまで幅広く対応します。私自身、これまで消化器内科医として研鑽を積んできましたので、特に内視鏡検査や肝臓疾患の診療には力を入れ、初期症状が出にくい大腸がんや肝臓疾患の早期発見に注力します。また、私は健康とは「体の内側と外側、その両方が健やかな状態」だと考えています。実は私自身も肌の悩みを抱えていた時期があり、人生に消極的になっていた経験があります。だからこそ内科医としての視点を大切にしながら、患者さんの健康をトータルにサポートしていきたいと思っています。
診療をスムーズに行うための工夫は?
スムーズな診療を実現するためには、医師一人の力だけでなく、スタッフ全員の連携が欠かせません。当院では院内の状況をリアルタイムで把握できるようモニターを設置し、患者さんの動きや待ち時間を常に確認しながら、できるだけスムーズにご案内できるよう体制を整えています。また、診察前には看護師がウェブ問診の内容をもとに予診を行い、症状や気になることを整理した上で私に引き継ぎます。さらにシュライバーも配置しているため、私はカルテ入力に時間を取られることなく、患者さんとの対話や診察に集中できます。慣れないうちは、私たちにも患者さんにも大変なことがあるかもしれませんが、前向きに改善し、待ち時間の短縮と診察の質向上に役立てていきたいです。
先生が力を入れている内視鏡検査について教えてください。

当院では、胃カメラ・大腸カメラの両方に対応しており、患者さんの苦痛や不安をできるだけ軽減できるよう、鎮静剤を用いた検査を行います。私がめざしているのは、検査をもっと身近なものにすること。内視鏡検査でつらい思いをすると、「二度と受けたくない」と感じて、早期発見・早期治療の機会を逃してしまいます。だからこそ、できるだけ楽に検査を受けていただけるよう環境づくりには力を入れています。また、安全性にも十分配慮しており、必要に応じて血液検査や超音波検査、CT検査を組み合わせ、リスクを確認した上で内視鏡検査を実施します。検査後はこだわりのベッドを備えたリカバリースペースでゆっくりお休みいただけますので、安心して検査に臨んでいただければと思います。
情報発信にも注力し、予防の大切さを啓発したい
予防医療に力を入れるようになった理由はありますか?

医師として多くの患者さんを診ていると、若い方に進行したがんが見つかることは決して珍しくありません。私はその度に早期発見の大切さを痛感させられてきました。また、重篤な症状が出たら後遺症なしに元の状態に戻すことはできない疾患がたくさんあります。仮に命が助かったとしても、日常生活に不便が生じたら生活の質は下がってしまう。だからこそ私は、病気になってから治療するのではなく、病気になる前、あるいは重症化する前に見つけて介入することが重要だと考えています。「症状がないから大丈夫」ではなく、「何もないことを確認するために受ける」という意識が広がれば、多くの命を守ることにつながると信じています。
医師をめざしたきっかけを教えてください。
祖父や両親が医師という家庭で育ったので、幼い頃から医療はとても身近な存在でした。ただ、学生時代はゲームが好きで、工学部に進学することも考えていたんです。しかし、進路について家族と話し合う中で改めて医師という仕事に魅力を感じ、自分もこの道に進もうと決意しました。医療は人の人生に深く関わる仕事。そこが面白さでもあり、責任感を持って挑まなくてはならない理由でもあります。私も一人の医師として、常に学び続ける姿勢を大切にしようと常に思っています。一方で、当時興味を持っていたITやシステムへの関心は今のクリニック運営にも生きているのかなと思います。今回、自分のこだわりや思いを形にしたクリニックをつくることができましたので、スタッフと力を合わせながら、より良い医療を追求し、地域の皆さんに長く信頼していただける存在をめざしていきたいです。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

今後は診療だけでなく、病気や予防医療に関する情報発信にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。正しい知識を持っていただくことで、「症状がないうちから受診する」「早めに検査を受ける」という意識が少しでも広がれば、多くの病気を未然に防ぐことにつながるはずです。また、クリニックとしても現状に満足することなく、患者さんやスタッフの声を取り入れながら、より快適で質の高い医療を提供できるよう改善を重ねていきたいですね。地域の皆さんが「元気に人生を過ごしたい」と思った時に、その願いをサポートしていけるクリニックをめざしてまいります。体調が悪い方はもちろん、健康に不安を感じている方や健診結果が気になる方も、どうぞ気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはしみのケア:1万6500円~、人間ドック:2万9700円~

