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阿部 隆太 院長の独自取材記事

クリニックプラス明大前

(世田谷区/明大前駅)

最終更新日:2026/05/18

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前 main

明大前駅から徒歩約1分のビル5階にある「クリニックプラス明大前」。平日は20時まで、土・日・祝日も17時30分まで診療し、忙しい毎日を過ごす人々の健康を守るクリニックプラスグループの一院だ。同院は2026年5月に開院。阿部隆太院長は脳神経内科を専門に、長野県や東京で診療経験を重ね、同グループ高円寺院で院長を務める中で幅広い悩みを受け止めてきた。豊富な経験を生かし「一人ひとりのニーズに敏感でありたい」と訴えに真摯に耳を傾ける阿部院長。相手に合わせて話すスピードを変えるなど、きめ細かな診療スタイルに温かさがにじむ。スマホ一つでスピーディーに受診できる利便性だけではなく、阿部院長の人柄にふれ「また来よう」と感じる患者も多いだろう。シンプルで明るく心地良い院内で、診療にかける思いなどを詳しく聞いた。

(取材日2026年5月1日)

人と医療の距離を縮めプライマリケアをもっと身近に

こちらのクリニックの特色を教えていただけますか?

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前1

当院は東京に9院、千葉に2院を展開するクリニックプラスの一員として、「医療をもっと身近に」というコンセプトを追求しています。駅からすぐの通いやすい場所で、平日20時・土日祝日17時30分まで診療しているのもその一環です。体の不調を抱えていても「待ち時間が苦痛」「足を運ぶのが面倒」「行ける時間帯は閉まっている」などの理由で我慢してしまう人も少なくありません。やっと受診できた時には症状が悪化していた……という事態を招かないためにも、特に受診をためらうきっかけになりやすい、長すぎる院内滞在時間の解消にこだわっています。といっても、診療時間を削るのではなく、そのほかの部分で工夫を重ねました。

具体的にはどのような工夫をしているのでしょうか。

例えば、予約、受診、会計までスマホで完結するシステムを構築しています。一台のスマホでご本人だけではなく、家族全員分の予約が可能なので、何枚も診察券を管理する必要もありません。コミュニケーションアプリで予約をしたらそのまま問診に進みますが、質問に答えていけば1分30秒ほどで終了する内容です。来院時はスマホで受付後、診察室に入室したらスムーズに診察が始まります。医師はあらかじめ事前問診の内容をしっかりと把握しているので、何度も同じ質問に答えなければいけないストレスもありません。事前にクレジットカードの引き落としを選択していただければ、会計を待つ時間も省略できます。

どのような診療に対応されていますか?

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前2

当院は一般内科、皮膚科、アレルギー科といった診療科目を中心に、幅広い診療に対応しています。風邪症状や喘息、皮膚症状はもちろんのこと、私が脳神経内科を専門としてきたため、片頭痛などの治療にも対応することができます。湿疹やニキビなどでお困りの際もご利用いただけますよ。また糖尿病や高血圧症をはじめとする生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群の診療、予防接種や健康診断もお受けしています。どんなことでも気兼ねなくご相談ください。

「患者さんを主語に」の精神で一人ひとりと向き合う

先生が医師をめざしたきっかけやご経歴をお聞かせください。

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前3

いろいろな場所へ出かけて見聞を広められるスポーツライターや政治評論家に憧れた時期もありました。好奇心が強いほうなのかもしれませんね。医師を志したのも、未知の部分が多い脳に強い興味を覚えたのがきっかけです。信州大学を卒業後は、佐久総合病院などの関連病院で約10年間、研鑽を積みました。アルツハイマー型認知症、パーキンソン病などの脳変性疾患をメインに脳神経内科全般の診療を経験し、脳の解剖病理診断にも携わりました。遺伝子や画像による診断も進歩したとはいえ、いまだに脳を解剖して初めて「この病気だったのか」とわかる疾患もあります。やはり、脳への関心は尽きることがありませんね。

先生から見たこのクリニックの特徴や強みを教えてください。

当院の大きな特徴は、やはり、DX化を推進している点です。先ほどお話ししたように問診などがアプリ上で完結しますが、これは患者さんにとって便利なだけではなく、医師側としてもすぐに診察を開始できるので助かっています。また、グループ各院はリモートで電子カルテを共有しているため、例えば普段は高円寺院に通っている方が、「今日は仕事で明大前に来たから」と受診されても、スムーズに対応できます。シームレスな医療体験を提供できることを強みに、お忙しい皆さんのお力になることができればと思っています。

診療にあたって大切にしていることは何ですか?

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前4

常に忘れないようにしているのは、クリニックプラスのポリシーである「患者さんを主語に」です。風邪一つとってもどこがつらいかは人それぞれ。まず、一人ひとりのニーズを問診や診察を通じて正しく把握するようにしています。その上で「じっくり話を聞いてもらいたい」「できるだけ早く処方箋がほしい」などの希望に沿って的確に対応したいと思っています。ジェネリック薬の紹介もしているので、コストが心配なときは遠慮なくお話しください。診療の質の向上に日々励むのはもちろんのこと、オペレーションの改善、接遇の見直しなども、たゆまずに取り組んでいきたいと思っています。

患者の声をフィードバックしてより良い診療体験を

改めて、先生が院長に就任されるまでの経緯をお聞かせいただけますか?

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前5

長野で地域医療に従事した後、東京の民間病院で外来、病棟管理、救急に携わりました。中でも自分に最も向いている外来に集中したいと考えていたところ、ご縁があり、クリニックプラスの高円寺院の院長に就かせていただきました。そして明大前院の開院にあたり、こちらの院長となった次第です。ご高齢の方から若い皆さんまで、これまでに多くの患者さんを診てまいりましたので、その経験を生かして当院でも幅広い年齢層の患者さんを、かかりつけ医として温かくサポートできたらと思っています。

今後の展望についてお聞かせください。

いずれは私の専門である脳神経内科も標榜できたらと考えています。多発性硬化症、ギラン・バレー症候群のように若くてもかかる脳神経疾患もあります。しびれ、手足に力が入りにくいなどが続いているときは、念のために一度ご相談ください。早期に介入できれば薬によるコントロールも見込めますから、タイミングを逃さないのが大事です。もちろん、神経難病だけではなく、頭痛などのよくある症状も脳神経内科で診ています。頭痛は市販薬で我慢している方も多いのですが、薬剤性の頭痛や、ほかの薬との飲み合わせも気になるところだと思います。当院では頭痛専門の外来も行っておりますので、お悩みのときは遠慮なくいらしてください。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

阿部隆太院長 クリニックプラス明大前6

当院では患者さんからの声をフィードバックすることも大切にしています。受診後はスマホから簡単にアンケートを送付できるようになっているので、ぜひご意見をお寄せください。もし、満足いただけない点があれば、次にお越しいただくまでには改善をめざしたいと思います。まだ開業したばかりですが、徐々にこの町に溶け込んでいく中で、当院があることで、ホッとするという方が増えるよう努力していきます。当院の近くには大学もありますので、学生さんたちのお力になれればうれしいですね。特に一人暮らしの学生さんは、看病をしてくれる親御さんと離れている不安も大きいでしょう。最初は「ここしか開いていなかったから」くらいの理由で来ていただいて、まったく問題ありません。もし気に入っていただけたなら、かかりつけ医として末永くお役に立てれば幸いです。