虫歯の再発リスクを低減
機能性と審美性に優れたセラミック治療
平尾駅前パーソナル歯科
(福岡市南区/西鉄平尾駅)
最終更新日:2026/05/15
- 自由診療
虫歯治療を受けたはずなのに、同じ歯が再び虫歯になって再治療になるケースは決して珍しくない。その多くは、保険診療で使われる金属やプラスチック素材の詰め物と歯の間に生じる微細な隙間から細菌が侵入する「二次カリエス」が原因だ。素材の選択が、歯の寿命を大きく左右する。西鉄平尾駅から徒歩約1分の「平尾駅前パーソナル歯科」の前田和人院長は、審美性と生体親和性に優れたセラミックを用いた治療に注力している歯科医師だ。技術力の高い歯科技工士との連携や、一人ひとりに合わせた咬合調整へのこだわりが、長期的に機能する補綴物づくりにつながっているという。保険診療で用いる素材の弱点から、セラミックの機能・審美上のメリット、長持ちさせるための技術的な工夫、治療後のメンテナンスまで前田院長に詳しく聞いた。
(取材日2026年4月23日)
目次
虫歯の再発リスクを抑え、審美性と機能性の長期にわたる両立が望める、セラミックを用いた修復治療
- Qなぜ一度治療した歯が再び虫歯になってしまうのでしょうか?
-
A
▲木目調で温かい雰囲気のクリニック
保険診療で使われる素材には、プラスチックのレジンと、強度の高い銀歯があります。どちらも材質上の限界があり、経年劣化や詰め物と歯の境目にできるマイクロギャップという微細な隙間から細菌が侵入し、二次カリエスという虫歯が起こりやすくなります。銀歯を外してみると、下が汚れていたというケースは多いんですよ。どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、細菌レベルの微細な隙間を個人でケアすることには限界があります。その点、セラミックは歯との適合精度が高く、隙間なく接着することができるため、二次カリエスのリスクを低く抑えることが望めます。素材選びが、その後の歯の寿命を大きく左右すると私は考えています。
- Qセラミックは強度や耐久性、健康面ではいかがでしょうか?
-
A
▲一人ひとりにパーソナルな診療を手がける前田院長
見た目が白く美しい点はセラミック最大のメリットですが、健康面でのメリットも非常に大きいです。銀歯は耐久性がある素材ですが、劣化や金属アレルギーのリスクがあります。口の中に金属アレルギーのリスクがあるものを常時置き続けることは、生体的に好ましくないと私は考えています。セラミックはメタルフリーで生体親和性が高く、体への負担が少ない素材です。素材の種類については、審美性と強度を兼ね備えた特殊なセラミック素材を多くの方にお勧めしています。歯ぎしりや食いしばりが強い方には、より硬度の高いジルコニアをお勧めするなど、画一的に同じ素材を当てはめるのではなく、その方に合ったものを提案しています。
- Q歯科技工士との連携が治療の質に影響すると伺いました。
-
A
▲歯科技工士と密にコミュニケーションを取り、治療を提供している
補綴物は歯科技工士が作るものですから、歯科技工士の技術力が仕上がりを大きく左右します。当院では、適合精度の高い補綴物を作れる歯科技工士に協力してもらっています。見た目の美しさはもちろん、患者さんの歯に最適な形の補綴物を作るために、歯科技工士と密にコミュニケーションを取り、細かい指示を丁寧に伝えることを心がけています。また、噛み合わせは一人ひとり異なるため、咬合の指示の内容も大切です。この部分をどこに当てる、ここはあまり強く当てないようにする、といった細かい調整が、長期的な噛み合わせの安定につながります。患者には見えない部分ですが、ここへのこだわりが補綴物の寿命を左右します。
- Qセラミックは割れやすいという声を聞きますが実際はどうですか?
-
A
▲セラミックについて気になる疑問について説明
セラミックは陶器のような素材です。手で握っても割れませんが、一点に力が集中する衝撃には弱い面があります。割れるケースの多くは、咬合調整が不十分なことや、セラミックの厚みを確保できていないことが原因です。当院では、歯科技工士と綿密に打ち合わせを行い、力が一点に集中しないよう噛み合わせを調整することに加え、割れないような厚みを確保しつつ、患者さんの歯を削りすぎないようなラインを見極めて、形を整えることで、割れにくい補綴物作製に努めています。万が一、破損が生じた場合には作り直しの対応も行っております。セラミックを長く維持するためには、きちんとした技術と咬合管理を行うことが重要となります。
- Qセラミック治療後のメンテナンスはなぜ重要なのですか?
-
A
▲治療後のメンテナンスの重要性について話す前田院長
金属素材に比べてリスクは低いとはいえ、セラミック治療を受けても日々のセルフケアを怠れば、二次カリエスや歯周病のリスクがゼロになるわけではありません。虫歯になってしまう以上は、セルフケアだけでは補いきれない部分がどうしてもあります。そのため、日々のケアの指導を行いながら、3ヵ月に1度の定期メンテナンスをお勧めしています。メンテナンスでは補綴物に異常がないかの確認、歯周病対策も含めたクリーニングを行っています。虫歯だけでなく歯周病を防ぐことが、長期にわたって歯を守ることにつながるのです。せっかく良い治療を受けていただいたからこそ、その状態を長く維持できるようスタッフ皆でサポートしていきます。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックの詰め物/8万8000円~、セラミックのかぶせ物/7万7000円~

