川原 泰 院長の独自取材記事
ハーモ レディースクリニック 新宿
(渋谷区/新宿駅)
最終更新日:2026/06/15
婦人科系の不調と肌の悩みという、多くの女性が直面する2つの問題に同時に応えてくれる「ハーモ レディースクリニック 新宿」が2026年に開院。日本産科婦人科学会産婦人科専門医として臨床や研究に携わってきた川原泰(かわはら・たい)院長は、美容外科・美容皮膚科での診療経験も豊富。更年期障害、生理不順、ピルの処方などの婦人科領域に加え、美容皮膚科にも力を注ぐ。大学病院や海外留学で習得した妊孕性温存療法の知見をベースに、不妊治療にも対応。「私の経験のすべてを生かし、女性の健康を支える医療を提供したいと思います」と話す川原院長。言葉の随所に、患者の幸せを願う温かさが感じられた。新宿駅近くという立地面でも、忙しい女性のニーズに応えている同院の特徴や診療方針について川原院長に詳しく聞いた。
(取材日2026年5月26日)
婦人科と美容皮膚科の2軸で女性の健康をサポート
新宿駅直結のビル内という通いやすい場所にありますね。

新宿は都内からも地方からもアクセスの良い場所なので、患者さんが立ち寄りやすいかと思い開業場所に選びました。私は長野県出身ですが、上京時から新宿を利用することが多かったのでなじみもあります。当院には学生さんや働き盛りの世代の方など幅広い年代の患者さんが来てくださり、更年期のホットフラッシュや体調不良、生理の遅れや不正出血、感染症の検査などのご相談が多いですね。インターネットで当院のことを調べて来られる患者さんもいますし、娘さんに勧められてお母さんが来てくれたケースもあります。
クリニック名にはどんな思いが込められていますか?
婦人科の悩みと美容的な肌の悩みという、多くの女性が直面しやすい悩みにトータルで対応したいという思いです。女性のホルモンのサイクルを整え、「調和の取れた状態で、健康で元気になってほしい」という気持ちも込めました。開業前は大学病院に長く勤めていたのですが、がん患者さんやお産する方を含め多くの患者さんを診る必要があったため、主訴以外の相談に応じる余裕がないこともありました。開業医になった今は患者さん一人ひとりの悩みに耳を傾け、自分にできることをご提案できればと思っています。
クリニックの特徴や診療内容を教えてください。

産婦人科専門医であることに加え、美容外科・美容皮膚科の診療にも携わってきた経験を生かし、婦人科・美容皮膚科の悩みに広く対応しています。生理不順や不正出血、ピルやアフターピルの処方、性感染症検査、卵巣年齢検査、更年期の体調不良、不妊治療、婦人科検診、ワクチン接種など、なんでもご相談ください。一般的な婦人科の保険診療に加え、美容にまたがる分野にも対応可能です。ピルを飲むとニキビが出るなど肌トラブルが気になる場合は、ピルにもいろいろな種類がありますので、美容面も考慮した上でその人に合わせたピルをご提案します。オンライン診療によるピルの郵送や日帰り手術についての無料相談も可能ですし、土日祝日も診療していますので、忙しい女性にも安心してご利用いただけると思います。
更年期や不妊など女性の悩みに専門性の高い診療で対応
留学も経験なさっているそうですが、先生のキャリアについて聞かせてください。

もともと不妊治療やエイジングケアに関心があり、初期研修後は妊孕性温存療法の研究に力を入れている聖マリアンナ医科大学の産婦人科に入局。妊孕性温存療法とは、例えば今後の妊娠を希望するがん患者さんが、がん治療前に卵子を採卵・凍結しておいて、がん治療後にそれを使って妊娠をめざす医療のことをいいます。このほか私は、卵巣の中に含まれる未熟な卵子を成熟させるための研究や、卵巣の機能を温存するための研究に従事してきました。この分野で博士号を取得後、米国のニューヨーク医科大学とイェール大学の産婦人科にも留学しました。イェール大学の教授はこの分野のスペシャリストでしたので、たいへん多くのことを学ぶことができました。帰国後は再び臨床に戻り、産婦人科医として経験を重ねながら、近年発展の目覚ましい美容分野にも興味を持ち、携わりました。
産婦人科は多忙なイメージがありますが、その道に進んだ理由は何だったのでしょう。
地元の高校から東京大学に進学した後、医師であった父と看護師であった母の影響もあり、あらためて信州大学医学部に入学し直しました。父が内科の医師だったため総合的な診療ができる内科の医師になることを考えていましたが、初期研修でさまざまな科を回る中、地域のお産やがん治療を支える産婦人科という分野に強く惹かれました。産婦人科は出産という人生の大きなイベントに携わることができますし、たくさんの「おめでとう」を言える希少な科だと思うのです。たとえ激務でも、やりがいを感じながら頑張れるだろうと考えました。実際、大学病院勤務時代は本当に忙しかったですが、それでも産婦人科を選んで良かったと日々思っていました。現在は長野県の実家のクリニックを妻に任せていますので、私も休診日にはサポートに行っています。クリニック周辺に医療機関が少ないので、患者さんが困らないようにという使命感で続けています。
それでは、特に力を入れている診療はありますか?

更年期の不調の治療には力を入れています。ホルモン補充療法の注射や内服、プラセンタ療法、漢方などさまざまな選択肢がありますので、患者さんの悩みや症状の程度によって適したものを患者さんと相談しながら選んでいきます。あとは不妊治療です。人工授精までは当院で対応できますし、ゆくゆくは体外受精にも対応できるよう現在準備を進めているところです。まだお若い方や、すぐに不妊治療を始めたいと思っていない方でも、なるべく早い段階で卵巣の状態をチェックして、必要に応じて対策を練っておくこともできます。日本は平均初産年齢が上がっており、いざ子どもを持ちたいときに厳しい現実に直面することもあります。それを減らすためにも、早い段階でできることがあるという情報を積極的に患者さんに提供していきたいと思っています。
すべての女性に、健康で美しく幸せであってほしい
診療時に心がけていることを教えてください。

来院する方は何かしらの不安を抱えていると思うので、患者さんの思っていることをしっかり聞くようにしています。また、治療にはさまざまな選択肢がありますから、それぞれきちんと説明させていただき、安心してもらいたいというのは常に心がけていますね。クリニックの院外に設置したロゴマークはカラフルなデザインになっているのですが、さまざまな要素が調和して、整って、健康な状態になることをイメージしています。そのロゴマークの示すとおり、世の中の女性が、調和が取れてベストな状態で過ごせるようサポートしたいという思いは、診療の土台になっています。
スタッフの皆さんとの連携についても聞かせてください。
日々スタッフと話し合い、もっとこうしたほうがいいのではと意見を交わしながら診療にあたっています。ありがたいことに、スタッフは頼りになるベテランがそろっています。特に美容系の診療はスタッフと患者さんが接する時間が多いこともありますが、大きな美容クリニックでしっかり経験を積んできたスタッフがいるので心強いですね。また、外傷で重症度の高い患者さんなど、想定外の患者さんが当院に駆け込んできた場合でも、私は産婦人科だけでなく救急科でも経験を積んできていますし、頼もしいスタッフがそろっているので臨機応変に対応できる点も当院の強みであると考えます。
最後に、読者にメッセージをお願いします。

婦人科と美容皮膚科のどちらも診療できるクリニックは、決して多くないと思っています。女性の美容の悩みには婦人科領域のホルモンが関係するものも多いことから、美容外科の施術だけでは解決しないこともあるかもしれません。そんな美容的な悩みに、婦人科医療の知識が役立つこともあり、婦人科と美容皮膚科の経験を生かして、さまざまなお悩みに広く対応できるのが当院の大きな強みです。忙しい方も多いと思いますが、土日祝日も診療しており、新宿駅から近いので、通勤や用事の行き帰りにさっと立ち寄っていただければと思います。「この症状で相談に来たけど、ついでに別のことの相談もしたい」というご要望にも、柔軟に対応させていただきます。
自由診療費用の目安
自由診療とはアフターピル/7800円~、ケミカルピーリング/5000円~

