いくつになっても定期的受診を
早期発見に欠かせない乳がん検診
林田ブレストクリニック
(西宮市/西宮北口駅)
最終更新日:2026/10/15
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近年、罹患する人が急増している乳がん。その検診は痛みを伴うイメージが強いため、受診に抵抗がある人も多いだろう。「乳がん検診の痛みの感じ方には個人差があり、それほど痛くなかったという人も多いんですよ」と穏やかな笑顔で話すのは、「林田ブレストクリニック」の林田博人院長。西宮市立中央病院などで長年にわたり、さまざまな乳腺疾患を診療してきたベテランの医師だ。乳がんの罹患年齢が高齢化している一方で、検診を受けずにいる高齢者が多いことに危機感を覚え、啓発活動にも取り組む。「乳がんの多くは無症状のため、定期的な検診で見つけることが重要です。しこりに気づいた時点では早期でなくなっていることもあるので、症状がなくても定期的に乳がん検診を受けてください」と話す林田院長に話を聞いた。
(取材日2026年9月16日)
目次
罹患のピークは60代・70代。年齢を重ねても定期的な乳がん検診とセルフチェックで早期発見を
- Q乳がんは何歳くらいから気をつけるべき病気なのでしょうか?
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A
▲「ぜひ検診を受けるようにしていただきたい」と話す院長
自治体などの乳がん検診は40歳からですが、30代後半から増えてくる病気のため、30歳を過ぎたら定期的な検診やセルフチェックを始めるようにしてほしいですね。乳がんは今、とても増えてきていて、9人に1人が罹患するといわれています。乳がんの早期発見は乳がんによる死亡を減らすだけでなく、心身や経済面での治療の負担を軽くし、乳房温存の可能性につなげ、再発リスクを下げてくれるんです。以前は40代が乳がんに罹患する年齢のピークでしたが、今では60代・70代で罹患する人のほうが多くなっています。決して若い人の病気ではありませんから、年齢を重ねても定期的に乳がん検診を受け続けることはとても大切です。
- Q症状がなくても乳がん検診を受けたほうがいいのでしょうか?
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A
▲症状がない段階で乳がん検診を受けることが大切
症状のない方が受けるのが検診です。乳がんの多くは無症状で、3ヵ月から6ヵ月くらいで体積が倍になります。しこりに気づいて受診するイメージが強いかもしれませんが、その時にはすでに早期を逃しているかもしれません。しこりになる前に発見することが理想で、そのためには症状のない段階で定期的に乳がん検診を受けることが大切です。悪い乳がんは増えるのが速く、検診の間に出てくることがあります。特に若い方は乳腺の中が見えにくく、検診で小さい乳がんが見過ごされることもありますから、検診と検診の間のセルフチェックは重要です。しこりが見つかったときは、検診ではなく外来を受診してください。
- Q乳がん検診は痛いと聞きますが、どんな検査をするのですか?
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A
▲乳がん検診は基本的にマンモグラフィで行う
乳がん検診は基本的にマンモグラフィで行います。乳房を圧迫板で挟むエックス線撮影で、圧迫している時間は短いものの、痛みを伴います。乳房の張り方や体質によって痛みの感じ方には個人差があり、「それほど痛くなかった」と感じる人も多いようです。痛みは緊張や慣れとも関連しますから、初めての検診では耐え難いと感じても、2回目以降はそれほど痛みを感じなかったという人も多いんですよ。乳房が張りやすい月経前は痛みを強く感じる場合が多いため、月経が始まってから受けるのもいいでしょう。ただし、しこりなど気になる症状があるときは時期を選ばず受診してください。マンモグラフィ検査に抵抗がある方は相談に応じています。
- Qこのクリニックで受けられる乳がん検診の特徴を教えてください。
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A
▲正しい診断のためには質の良い画像撮影と読影のスキルが重要
乳がん検診はマンモグラフィで撮影した画像を液晶モニターで読影します。質の高い乳がん検診には、「精度の高い機器」「技師の撮影技術」「医師の読影力」の3つが不可欠です。当院ではマンモグラフィの撮影装置はもちろん、読影モニターにもこだわり、先進の超高解像度モニターを導入しています。当院の放射線技師はみな高い撮影技術を習得しておりますし、私は豊富な読影経験があり、県内で読影医の育成に携わってきた実績があります。安心して検診を受けに来ていただけると思います。また検診の適切なプランは年齢や乳腺の濃度で異なるため、一人ひとりに適した提案を行うようにしています。
- Q乳がんを予防するために日頃からできることはありますか?
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A
▲検診までの間はセルフチェックを行うことも重要
乳がんの原因は解明されておらず、予防法も確立していません。予防できない以上、検診を受けて早期発見に努めることが大切ですが、一部のリスク因子は生活習慣と関わりがあるため、日頃から注意すると良いでしょう。それは適度な運動と、閉経後の体重増加に注意し、喫煙と飲酒は控えることです。食事管理のイメージがあるかもしれませんが、食事との関連はまだはっきりしない部分が多いのが現状です。乳がん罹患者の大半はリスク因子がないのに発症していることを考えると、予防に力を入れすぎるより定期的な乳がん検診で早期発見することが大切だと思います。検診までの間はセルフチェックを行い、今までなかったものができたら受診しましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とは乳がん検診/4500~1万円

