全国のドクター14,404人の想いを取材
クリニック・病院 156,779件の情報を掲載(2026年9月01日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 埼玉県
  3. 北足立郡伊奈町
  4. 伊奈中央駅
  5. 伊奈整形外科・せぼねクリニック
  6. 肩、腰、膝、幅広い痛みに対応神経ブロック注射とは?

肩、腰、膝、幅広い痛みに対応
神経ブロック注射とは?

伊奈整形外科・せぼねクリニック

(北足立郡伊奈町/伊奈中央駅)

最終更新日:2026/08/31

伊奈整形外科・せぼねクリニック 肩、腰、膝、幅広い痛みに対応 神経ブロック注射とは? 伊奈整形外科・せぼねクリニック 肩、腰、膝、幅広い痛みに対応 神経ブロック注射とは?
  • 保険診療

肩、腰、膝などの痛みを飲み薬や貼り薬でしのいでいるが、だんだんごまかせなくなってきた。そんなときは、整形外科で神経ブロック注射を受けるのも一つの方法だ。ただし、適用となる症例なのか、どれくらいの効果が見込めるのかを正しく見極める診断力と、エコーガイド下でもエックス線透視下でも実施できる技術力も問われる。佐々木剛先生が院長を務める「伊奈整形外科・せぼねクリニック」は数多くの実績があり、安心して相談できるクリニックの一つだ。「炎症や痛みが治まることで手術を延期または回避できることもあります」と、執刀経験豊富な佐々木先生だからこそ、神経ブロック注射がワンクッションとなり得ることも熟知している。神経ブロック注射とはどのようなものなのか詳しく教えてもらった。

(取材日2026年7月27日)

エコーガイド下で神経とその周辺をリアルタイムで確認しつつ行う神経ブロック注射

Q神経ブロック注射とはどのような治療なのでしょうか。
A
伊奈整形外科・せぼねクリニック 痛みの根本へ的確にアプローチするための神経ブロック注射

▲痛みの根本へ的確にアプローチするための神経ブロック注射

神経ブロック注射は痛みを抑えるための代表的な治療法の一つで、炎症を起こした神経やその周辺組織に局所麻酔薬やステロイド剤などを直接投与する治療です。痛みだけではなく筋肉のこわばりの改善も期待でき、体が動かしやすくなればリハビリもしやすくなると思います。痛みがあると動けなくなり、筋肉がこわばり、さらに痛みが増すという負のスパイラルになってしまった際にも有用です。体を動かすことができれば、血行改善も図れ自己治癒力を高める効果も期待できます。また、よく似た治療として、ハイドロリリースという方法もあります。

Q神経ブロック注射の対象となる年齢、症状を教えてください。
A
伊奈整形外科・せぼねクリニック エコーガイド下で患部の状態を確認しながら注射治療を行う

▲エコーガイド下で患部の状態を確認しながら注射治療を行う

神経ブロック注射は年齢や性別に関係なく、さまざまな方が受けられます。肩、腰、手首、ひじ、膝など広範囲の痛みが対象です。神経痛を誘発する検査で痛みが出れば神経ブロック注射が有用ですが、筋肉や関節の問題由来の痛みなら第一選択にはなりません。例えば頚椎・椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など椎間板や骨に押されて神経がダメージを直接受けている時は、神経ブロック注射が適用となります。また、変形性膝関節症でもヒアルロン酸やステロイド剤を関節の中に注射する関節注射では消えなかった痛みでも、神経ブロック注射を行うことで改善が図れる場合もあります。

Qこちらの神経ブロック注射の特色をお聞かせください。
A
伊奈整形外科・せぼねクリニック 高周波熱凝固法や高周波パルス療法時に使用する機器

▲高周波熱凝固法や高周波パルス療法時に使用する機器

神経ブロック注射はブラインド手技でもできますが、適用範囲は限定的にならざるを得ません。当院ではエコーガイド下またはエックス線透視下で実施しているので、広範囲に行うことができます。エコーで使用する超音波検査機器は神経だけではなく骨や筋肉などの周辺組織をリアルタイムで観察できるので、患部の状態を詳細に確認しながら行う神経ブロック注射には欠かせません。ただ、当院では腰に関しては正確性と迅速性を求めるため、基本的にはエックス線透視下で行っています。また、神経ブロック注射のほかに、高周波熱凝固法、高周波パルス療法など他の方法を実施しているのも特徴といえるでしょう。

Q神経ブロック注射はどれくらいの効果が見込めますか。
A
伊奈整形外科・せぼねクリニック 「神経ブロック注射は痛み改善への有用な手段」と話す院長

▲「神経ブロック注射は痛み改善への有用な手段」と話す院長

患者さんにも「何回、必要ですか?」「効果の持続期間は?」とよく聞かれますが、どれくらい神経とその周りが傷んでいるのかなどに左右されます。1回で改善が図れる場合もありますが、多くの場合は何度か通院しなければいけません。回数を重ねるごとに強い痛みが出るまでの期間が長くなれば、最終的に神経ブロック注射の必要がなくなるケースもあります。一方でほとんど効果が認められない場合であれば、漫然と打ち続けるのではなく手術をお勧めすることもあります。私自身、これまで数多くの手術を経験してきたので、適切なタイミングを見極め、各症例を得意としている大規模病院を紹介することも可能です。

Q神経ブロック注射に関する注意点はありますか。
A
伊奈整形外科・せぼねクリニック リハビリと併走しながら、治療を継続することが改善への近道

▲リハビリと併走しながら、治療を継続することが改善への近道

注射をした日に入浴や運動もできますし、患者さんには「普通の生活をしてください」とお伝えしています。いくら痛みが取れたからといって急に激しい運動をしてはいけません。また、神経ブロック注射を受けただけで安心せず、リハビリも併せて取り組むことでより高い治療効果を期待できます。当院では専用のリハビリルームに4人の理学療法士が常駐しリハビリにも力を入れています。通院頻度も人によって異なりますが、保険診療では週に1回の治療が可能です。改善が図れたら間隔を空けていきますが、基本的にあせらずじっくりと続けることが大切な治療であることをご理解いただければと思います。

ドクターからのメッセージ

佐々木 剛院長

神経ブロック注射について「痛い注射ですか?」とたずねられることも少なくありません。それほどでもない痛みには神経の周囲への注射で済むこともあり、その際はさほどつらくないでしょう。一方、強い痛みが出ているなら、直接神経に打たなくてはならず、それなりの苦痛はあります。しかし、神経に打つことでMRI検査をしなくてもどの神経に問題があるのかがわかることもあり、患者さんの抱えている痛みの解決へつながる場合もあります。神経ブロック注射がどのくらい有用なのかは患者さんごとに異なりますが、試してみる価値のある治療です。体のどこかに内服薬や貼り薬では楽にならない痛みを抱えているなら、一度ご相談ください。