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頭痛を放置しない、諦めない
治療薬の進歩で長年の頭痛改善に貢献

ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック

(福岡市中央区/赤坂駅)

最終更新日:2026/06/12

ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 頭痛を放置しない、諦めない 治療薬の進歩で長年の頭痛改善に貢献 ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 頭痛を放置しない、諦めない 治療薬の進歩で長年の頭痛改善に貢献
  • 保険診療

「頭痛には“良い頭痛”と“悪い頭痛”があります」。頭痛を2つのタイプに分け、わかりやすい言葉で話してくれたのは、脳神経内科分野で研鑽を積んだ「ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック」の古田興之介院長だ。“良い頭痛”とは良くなったり悪くなったりを繰り返す場合で後遺症がない場合を指し、“悪い頭痛”は、くも膜下出血や脳出血といった一刻を争う疾患によるものだという。そのため、診療ではまず命に関わる頭痛であるか否かを判断することが先決だ。片頭痛については、「患者さんとともに一つ一つひもといていきます」と、痛みの種類、頻度、生活スタイルなどをすくい上げながら、根気強く痛みの原因究明に努め改善を図るそう。そこで今回、頭痛のメカニズム、市販薬に頼る危険性、新たな治療法など、一歩踏み込んだ話を聞いた。

(取材日2026年5月26日)

頭痛には「良い頭痛」と「悪い頭痛」の2つのタイプがあるが、その違いは命に関わる緊急性の有無

Q頭痛の原因について教えてください。
A
ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 古田院長は幅広い臨床経験を持つ脳神経内科医師だ

▲古田院長は幅広い臨床経験を持つ脳神経内科医師だ

私は患者さんに説明する際、まず頭痛は大きく分けると「良い頭痛」と「悪い頭痛」がありますとお伝えしています。良い頭痛というのは、肩凝りからくる緊張型頭痛や、睡眠不足や悪天候によって起こる片頭痛など、緊急性の低い頭痛ですね。一方、悪い頭痛と呼んでいるのは、脳腫瘍、くも膜下出血、脳出血などによる命に関わる頭痛を指しています。そのため、頭痛を訴えて来られた場合、まずは緊急性の有無を確認します。急を要しない頭痛の場合は、月経や妊娠などホルモンの影響、光・音・においなどの刺激、肩凝り、片頭痛を誘因する食物の摂取歴など、細かく確認していきます。

Q患者さんの中には市販薬でしのいでいる方も多そうですね。
A
ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 「都市型スマートクリニック」の理念を掲げ、診療を行う

▲「都市型スマートクリニック」の理念を掲げ、診療を行う

特に若い世代の方は多いですね。市販の鎮痛薬は手軽に入手できるメリットはありますが、原因がわからないまま常用するのは根本的な解決にはならないこともあります。また、ご存じない方も多いと思いますが、頭痛薬を頻繁に服用することで、「薬物乱用頭痛」というさらなる頭痛を引き起こすリスクが高まります。特に女性の方は、月経周期に市販の鎮痛薬を常用されている方も多いのではないでしょうか。その場合、頭痛はホルモンの変化が原因だと思われがちですが、薬物乱用頭痛であることも考えられます。痛みを改善するために服用したものが、新たな痛みを招くのは本末転倒。市販薬を多用している方は一度見直すためにも受診をお勧めします。

Q片頭痛を予防するための薬や、新しい治療薬もあるそうですね。
A
ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 近年では頭痛の治療薬の幅も広がってきている

▲近年では頭痛の治療薬の幅も広がってきている

片頭痛の予防薬に関しては、カルシウム拮抗薬のほか、抗てんかん薬を処方することもあります。これまでは頭痛の頻度を低減させることが目的でした。しかし近年では頭痛そのものの解消をめざす治療へと変化してきています。そこに大きく貢献しているのが抗CGRP製剤という薬です。片頭痛は、三叉神経から放出されたCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)が、血管で炎症を起こし、慢性頭痛を引き起こすと考えられていますが、この抗CGRP製剤はそれをブロックできるとされています。これまでの月1回の皮下注射に続き、飲み薬も登場したので、生活スタイルに合わせて選択いただけるようになりました。

Qこちらでは検査や治療をどのように進められていますか?
A
ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 光の刺激が頭痛の原因になることも

▲光の刺激が頭痛の原因になることも

頭痛は自分にしかわからないものですが、当院ではHIT-6やMIBS-4といった専用スコアを用いて、頭痛を点数化しています。これを医師と患者の共通言語と捉え、これらのスコアの改善をめざしていきます。片頭痛の治療では、まず急性期の耐え難い痛みにアプローチします。具体的にはトリプタン系の薬剤や抗CGRP製剤などを使用し頭痛発作の抑制を図ります。その後頭痛予防薬や生活改善を通して、頭痛の消失をめざします。また片頭痛は脳が過敏状態にあるとも言われており、光の刺激に弱い方には特殊な機能性サングラスの着用もご提案しています。治療変化の度合いは人それぞれですので、主治医と根気強く改善をめざすことが大切です。

Q立地的にお昼休みや仕事帰りにも通いやすそうですね。
A
ふるた赤坂・脳神経と内科クリニック 頭痛の予防・治療に力を注ぐ

▲頭痛の予防・治療に力を注ぐ

地下鉄赤坂駅から徒歩1分という好立地ですので、アクセス面の良さも通いやすさにつながっていると思います。また、福岡市の中心地でもありオフィスビルも多く建ち並んでいるエリアですので、お仕事されている方も通いやすい環境づくりを心がけています。ウェブ予約やウェブ問診もその一環。予約から精算まで完結できるアプリを導入し、待ち時間の軽減や効率化を図る「スマートクリニック」を実践しています。また、今後もより使い勝手のよいクリニックを目指し診療時間を延長予定です。すきま時間に通院できるような診療体制を整えていくことで、一人でも多くの頭痛に悩んでいる方の受診への後押しになれるとうれしいですね。

ドクターからのメッセージ

古田 興之介院長

頭痛の原因は、くも膜下出血や脳出血だけではなく、脳静脈血栓、脳髄膜炎、副鼻腔炎、髄膜脳炎、脳腫瘍、緑内障、神経痛、帯状疱疹など多彩です。そのため、我慢できるような頭痛であっても、まずは受診して「悪い頭痛」でないことを確認するのが重要です。また「良い頭痛」の片頭痛については、抗CGRP製剤の登場により、ここ数年で状況がずいぶんと変わりました。頭痛を放置したり、治らないだろうと諦めずに、専門の脳神経クリニックを受診してみてください。