全国のドクター9,353人の想いを取材
クリニック・病院 161,009件の情報を掲載(2021年3月03日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市栄区
  4. 大船駅
  5. 小笹医院
  6. 高度な専門性を生かした合併症予防のための生活習慣病の管理

高度な専門性を生かした
合併症予防のための生活習慣病の管理

小笹医院

(横浜市栄区/大船駅)

最終更新日:2021/02/12

Main Main
  • 保険診療

かつては「成人病」と呼ばれていたものの、近年は子どもでも発症するケースがあることから「生活習慣病」と呼ばれるようになった、高血圧症や脂質異常症、糖尿病。これらの先には動脈硬化があり、放置しておくと狭心症や心筋梗塞、脳卒中など命に関わる病気を引き起こすリスクがある。実際、こういった動脈硬化性疾患は日本人の死因の4分の1を占めている。にも関わらず、健康診断で数値の異常を指摘されても、医院を受診しない人は少なくない。このような状況に警鐘を鳴らすのが、長年かかりつけ医として地域医療に貢献してきた「小笹医院」の6代目院長、小笹秀樹先生だ。循環器内科と総合内科のエキスパートでもある小笹先生に、生活習慣病にひそむリスクや、早期発見・早期治療の大切さについてじっくり聞いた。 (取材日2021年1月13日)

心筋梗塞や脳卒中にもつながる生活習慣病を、循環器内科と総合内科の両面からリスクコントロール

Q生活習慣病とはどのような病気なのでしょうか?
A
1

▲循環器と総合内科を専門とする小笹医院

生活習慣病は肥満や喫煙、過度の飲酒、運動不足、睡眠不足、無頓着な食習慣など、好ましくない生活習慣を一因として起こる病気をいいます。具体的には高血圧症、糖尿病、高コレステロール血症のような脂質異常症などがあげられます。特に食生活の影響は大きく、塩分や脂質を多く含むインスタント食品やファストフード、外食などが日常的に多い方は、年齢や体型に関係なく注意が必要です。もともと日本は味噌や醤油など塩分の多い調味料が多く、欧米に比べ塩分過多の傾向があるため、高血圧の発症や重症化するリスクが高めです。また、糖質の取りすぎは糖尿病のリスクを高めるため、食事はカロリーだけでなく成分にも注意するようにしましょう。

Q生活習慣病は循環器疾患とも深く関わっているそうですね。
A
2

▲生活習慣病のケアは初期の対応が重要

循環器疾患はわかりやすく言えば血管と心臓の病気です。高血圧や高血糖の状態が長く続くと、血管がダメージを受けて動脈硬化の進行が早まり、その結果、血管が狭くなったり、詰まったりして、狭心症や心不全、心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中など重篤な合併症を引き起こすことがあります。また、たとえ一命をとりとめても、後遺症でその後の人生が大きく変わってしまうこともあるので、このような循環器疾患を引き起こさないよう、生活習慣病の段階からのリスクコントロール、つまり治療や生活習慣の改善が重要になってきます。特に初期は自覚症状のないことが多いので、まずは定期的に健診を受けることが大切です。

Qどのような症状の時に来院すればいいでしょうか?
A
3

▲落ち着きのある検査室

高血圧は「サイレントキラー」といわれるように、自覚症状のないまま病気が進行し、患者さん自身が違和感を抱いた時には病状が進行してしまっていることが少なくありません。よって、健康診断で何か異常を指摘された場合や、食生活に思い当たる節のある方は、1度は受診するようにしてください。早期発見であれば、食生活の改善や運動で改善をめざせることもあります。また、階段や坂道を上った時に胸の痛みや息苦しさを感じた場合や、すごく疲れやすくなりすぐ息が上がってしまう場合などは、虚血性心疾患や心不全が隠れている可能性があるので、すぐに受診してください。運動不足や年齢のせいという思い込みは厳禁です。

Qどのような検査や治療をするのでしょうか?
A
4

▲検査も充実している

胸部エックス線検査や超音波検査、血液検査の他、心疾患がないか調べる心電図検査やホルター心電図、足の動脈の詰まりや血管の硬さによって動脈硬化の判定をするためのABI検査などを行います。血圧は精神状態や時間帯などによっても変化するため、当院ではご自宅でも血圧を計っていただき、総合的に診断するようにしています。また、若い方で血圧が高い場合はホルモンの分泌異常の場合もあるので、一度血液検査をして原因を見極めることをお勧めします。診断がついた場合は、一般的に塩分制限など食生活の改善、禁煙、適度な運動、減量から開始し、改善が見られなければ内服薬による治療を検討していきます。

Qこちらならではの治療のメリットについて教えてください。
A
5

▲丁寧に説明してくれる小笹院長

心臓はすべての臓器に関与しています。私は大学病院に勤務していた頃、循環器内科を専門とし、重症例や難症例も含めて多くの心疾患に携わってきました。例えば血圧の薬でも、ただ血圧を下げる目的だけでなく、今は臓器の保護作用の期待できる薬も開発されています。目先の数値だけを考えて治療するのではなく、5年後、10年後も健康でいられるよう、心血管疾患が発症しないようリスクコントロールすることを考えます。糖尿病に関しても単に血糖値を下げればいいというわけではありません。狭心症や心筋梗塞など動脈硬化性疾患の予防目的の薬を使いながら、将来的なリスクにまで目を向けた治療を行えるのが、専門家ならではの強みだと思います。

ドクターからのメッセージ

小笹 秀樹院長

生活習慣が原因で起こった病気は、生活習慣を改善すれば治る可能性があると考えます。ただ、個人で塩分や脂質、糖質の制限や運動、減量などを徹底的、かつ継続して行うことは非常に難しく、私が20年近く診てきた中できっぱり薬をやめることができるくらい管理に成功した患者さんはほとんどいません。症状だけでなく、患者さんの生活環境や性格なども考慮し、薬できめ細かにコントロールしながら、より快適で健康な生活を送れるようサポートするのがかかりつけ医の役割だと考えています。また、私は日本循環器学会循環器専門医だけでなく、日本内科学会総合内科専門医の資格もあります。内科のことなら些細なことでもお気軽にご相談ください。

Access