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中村 芽衣子 院長の独自取材記事

ゆりがおか眼科

(川崎市麻生区/百合ヶ丘駅)

最終更新日:2025/12/04

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科 main

2025年、百合ヶ丘駅から徒歩1分の複合施設内に開業した「ゆりがおか眼科」。まるでリビングルームのような温かな空間で患者を迎える中村芽衣子院長は、聖マリアンナ医科大学病院で長年外来と白内障手術を経験。大学での重症例診療にやりがいを感じながらも、それだけでなく地域の身近な疾患も診たいという思いから開業を決意した。大学病院での診療も続けながら、地域医療と先進的な医療の架け橋として日々奮闘している。手術を急がせない中立的な診療姿勢を貫き、「地域の患者さんの居場所のような存在になりたい」と穏やかな表情を見せる。そんな中村院長に、診療への思いや今後の展望についてじっくり話を聞いた。

(取材日2025年11月6日)

地域と大規模病院をつなぐ架け橋のような存在へ

医師をめざし、眼科を専門に選ばれた理由を教えていただけますか?

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科1

父が内科医だったため、医師という仕事が身近だったのが大きいです。また、幼い頃から手先を動かすのが得意だったので、それを生かせる医師の仕事が魅力的に感じました。初めは外科を志していたのですが、さまざまな診療科で経験を重ねていく中で、眼科医が最も私の性格に合っていると感じました。眼科は数値だけでなく、「見えない」「見えづらい」「痛い」など、患者さん自身が病状を実感しやすく、眼科医はそこにアプローチできることが魅力的ですし、やりがいを感じています。患者さんの言葉に耳を傾けることを意識して、日々診療にあたっています。

百合ヶ丘駅前で開業された経緯についてお聞かせください。

開業前から聖マリアンナ医科大学病院の眼科に勤めていましたが、大学病院は重症な方や特殊な症例が多く、もっと一般的な診療、身近な疾患に対する治療もしたいと思ったんです。また、白内障の手術にもやりがいを感じていたので、一般診療と一緒に続けていきたいと考えていました。そこで、聖マリアンナ医科大学病院に近いこの地域に開業を決めました。今も水曜日は大学病院で外来と手術を担当しています。ですから、患者さんには地域医療の範囲での治療も、大規模病院で行っているような治療もどちらも提案できます。まずは当院が気軽に頼ってもらえる存在となることで、患者さんと大規模病院との架け橋になることをめざして診療にあたっています。

クリニックに来院される患者さんの年齢層や主訴を教えてください。

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科2

高齢の方をメインに、近視やものもらい等の症状がある小さなお子さんや、ドライアイに悩む社会人の方々など幅広いです。そのため、車いすやベビーカーでも安心して来院できるよう、院内はバリアフリーを意識し、ゆとりを持たせた造りにしています。クリニックが入っている施設は駅から徒歩1分で、駐車場も使えるので便利です。地域の特徴としては、坂が多いので上り下りが大変かもしれません。しかし毎日坂を上り下りしているおかげか、お年を重ねても元気に来院してくれる患者さんが多い印象です。皆さん優しい方ばかりで、私がクリニックに子どもを連れて来るようなことがあっても、ほほ笑んでくださいます。百合ヶ丘はとても温かい地域だなと感じています。

患者のライフスタイルに合わせる柔軟な治療方針

白内障診療について、どのように取り組まれていますか?

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科3

白内障の症状がある患者さんで、手術をするか悩んでる方は多くいらっしゃるかと思います。大規模病院で手術を勧められるような状態だとしても、当院では選択を急かすことなく、患者さんのご要望にできるだけ添った治療を行いたいと考えています。白内障は進行を抑えるための目薬もあり、手術を待つこともできる病気です。そのため、その方の希望に沿った治療を選べるよう手術以外の選択肢も用意し、手術をしたほうが良いタイミングの見極めを大切にしています。実際に手術を行う場合は、大学病院で私が執刀することも可能です。初診から術後のアフターフォローまで一貫した診療を提供できるのが、当院ならではの強みです。もちろんご自宅の近くで手術をご希望される場合は、お近くの医師を紹介します。患者さんのライフスタイルを考慮し、できる限り負担や不安の少ない治療の提案を心がけています。

緑内障の早期発見にも力を入れているそうですね。

緑内障は初期段階での治療が望ましいですが、初期症状がほとんどなく、自覚した時にはもう中等度まで進行してしまっていることが多い疾患です。当院でも、別の症状で受診した患者さんを検査していた際に、緑内障の症状が見つかったケースがあります。40歳を超えたら自分の目の健康状態を把握するためにも、一度目の健康診断を受けるのがお勧めです。当院ではOCT(光干渉断層計)という検査機器で、従来の診察や眼底検査では難しかった網膜の断面を観察できるようになり、緑内障の早期発見に貢献しています。大学病院などで同じ検査を受けようとすると時間がかかってしまうこともありますが、当院ならその日のうちに必要な検査を実施できます。何度も通うのがつらいご高齢の方だけでなく、健康診断で緑内障疑いと指摘されたものの受診する時間のない若い方でも、気軽に頼っていただければと思います。

診療で大切にされていることを教えてください。

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科4

患者さんの話をじっくり聞いて、一人ひとりと向き合うことです。勤務医の頃よりも今はゆとりがあり、私自身も患者さんとお話しするのを楽しんでいます。大半の方は今すぐ心配する必要のない状況であることが多いので、症状やその改善に必要な生活上の注意点を伝えたりするよう心がけています。患者さんがリラックスしてお話しできるよう、自然体でいることも大切にしていますね。私だけでなく他のスタッフも、患者さんが気持ち良く診察を受けられるような対応を大切にしています。現在いるスタッフのほとんどが大学病院からの付き合いで、病院での仕事歴も長く、プロ意識の高い人ばかりです。スタッフを信頼しているからこそ、私ものびのびと診療ができていますし、彼女たちにも楽しく仕事をしてほしいなと思っています。

予約の有無を気にせず、買い物ついでに相談してほしい

お忙しい毎日をお過ごしかと思いますが、休日に楽しまれている趣味やリフレッシュ方法はありますか?

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科5

高校と大学時代にスキー部に所属していたので、毎年冬になると家族や友人と北海道や岩手の雪山に遊びに行くのが楽しみです。最近は友人にバックカントリースキーに誘われて、今まで知らなかった世界を楽しんでいます。夏もキャンプに行ったり釣りをしたり、休日になると家族でアクティブに過ごしているんですよ。

先生ご自身が目の健康を維持するために心がけている習慣を教えてください。

朝夕の洗顔時に、目の際まで丁寧に洗うことですね。瞼の縁にはマイボーム腺という油分を出す部位があるのですが、しっかり洗わないと詰まってしまい、マイボーム腺梗塞という状態になってしまいます。実は高齢者から若い方まで、目の周りの油腺が詰まってる方ってすごく多いんです。ものもらいを起こしやすい、朝に目やにがたまるといったお悩みのある方は、それがだいたいの原因です。ドライアイの原因にもなるので、患者さんにも「洗顔をする時は洗顔フォームで目の際まで洗ってください」と伝えています。どんな洗顔フォームが良いか悩まれている場合は相談に乗りますよ。また、疲れた目を癒やすためにも、目元を温めるのもお勧めです。日常的なケアのご相談にも乗りますので、遠慮なくお声がけくださいね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

中村芽衣子院長 ゆりがおか眼科6

現在は大学病院で白内障手術を受けていただいていますが、今後白内障の患者さんが増えてきたら、クリニック内でも手術ができる体制を整えたいと考えています。他にも患者さんの要望に応えられる環境づくりをめざして、柔軟に対応していく予定です。当院は地域の方々が目の健康で悩まれたり興味を持たれた際に、気軽に来れるようなクリニックをめざしております。ウェブサイトやSNSからの予約も可能ですが、お買い物ついでに予約なしで来院されても問題ありません。いつでも気兼ねなく、リラックスした気持ちでご来院ください。

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