全国のドクター13,690人の想いを取材
クリニック・病院 156,821件の情報を掲載(2025年5月14日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市浪速区
  4. なんば駅
  5. 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科
  6. 伊賀 順平 院長

伊賀 順平 院長の独自取材記事

大阪なんばJUN耳鼻咽喉科

(大阪市浪速区/なんば駅)

最終更新日:2025/05/02

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科 main

複数の路線が交差し、多くの人が集まる難波の中心地にある「大阪なんばJUN耳鼻咽喉科」は、2025年4月に新規開業したクリニック。院長を務める伊賀順平先生は耳鼻咽喉科に精通。患者とのコミュニケーションを何よりも大切に、専門的な治療提供を心がけている。感染症やアレルギー疾患によるみみ・はな・のどの症状に対応する他、鼻中隔湾曲症の日帰り手術や睡眠時無呼吸症候群の治療にも注力。患者自身が諦めているつらい症状にも向き合い、患者の心に寄り添いながら解決策を見出すことを大切にしているという。「つらい症状があっても我慢している人、市販薬でやり過ごしている人は想像よりも多い。そんな人が気軽に来れるクリニックになれたら」とほほ笑む伊賀院長に、クリニックの特徴や医師としての熱い想いを聞かせてもらった。

(取材日2025年4月14日)

誰かの役に立つ仕事をしたいと、一念発起して医学部へ

まずは開業までの経緯を聞かせてください。

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科1

実は私が医師をめざしたのは大学を卒業した後で、一旦は別の道をめざして大学に進学し、勉強しながら整骨院でアルバイトをしていました。自分自身が熱心にテニスをしていましたので、体の痛みやケガからの復帰をサポートする柔道整復師や鍼灸師をめざすのも良いなと思っていました。しかし、大学を卒業するタイミングで改めて自分の人生を考えた時に「誰かの役に立つ仕事を自分の一生の仕事にしたい」という思いが強くなり、お世話になっていた整骨院の先生に相談しました。その時にさまざまなアドバイスをいただき熟考した結果、医師になろうと決意し、改めて医学部を受験しました。もともと父が小児科医として開業していましたので、幼少期から医療を身近に感じていたことも背中を押してくれたと思います。

整形外科ではなく、耳鼻咽喉科を選んだのはなぜですか?

整骨院で働いていたくらいですから、私も最初は整形外科が良いのかな?と思っていました。しかし、自分の専門を選ぶためにさまざまな科を経験する中で「患者さんとのコミュニケーションが好きだな」と改めて実感。あらゆる年代の人に関わりながら治療を進められる科であり、同時に外科的な処置も追求できる耳鼻咽喉科に魅力を感じるようになりました。耳鼻咽喉科を専攻してからは、大阪大学医学部附属病院や地域の基幹病院で研鑽を積み、大阪母子医療センターや大阪ろうさい病院では医長を務めさせていただきました。多くの手術を経験すると同時に、たくさんの患者さんと接することができたので、この頃の経験は今の私の礎になっていると思います。しかし、医師になった時からいずれは開業したいと考えていましたので、開業を見据えクリニックでも勉強をさせていただき、満を持しての開業となりました。

難波の真ん中、交通至便な場所ですね。

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科2

開業にあたって場所を探す時に、「クリニックの周辺に住んでいる人はもちろんのこと、何かのついでに立ち寄れるような便利な場所が良いな」と考えていました。これまでの勤務経験の中で、受診をせず我慢している人は想像以上に多いなと感じたからです。実際にアレルギー性鼻炎や鼻づまりなどに悩んでいても市販薬でやり過ごしている人は多く、本当に困るまで放置する人がとても多いです。また、難波は大阪でも有数の大きな街ですし、働いている人も住んでいる人もたくさんいらっしゃいます。自分がめざすクリニックをつくるのに理想的な場所だと思いました。この場所は雨が降っても地下街から濡れずに来られますし、複数路線の駅からも近いです。多くの人にとって便利に受診していただける場所なのではないかと考えています。

耳・鼻・喉の診療に加え、鼻の日帰り手術に対応

診療について聞かせてください。

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科3

当院は耳・鼻・喉の病気を幅広く診療しています。一般的な薬物療法に加え、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・鼻中隔湾曲症に対する日帰り手術を実施していることが特徴です。また、スギ花粉症やダニアレルギーに対する舌下免疫療法、アレルギーの有無がその日のうちにわかる45項目の迅速アレルギー検査にも対応。花粉症にお悩みの方など、症状の出始めに検査や治療を受けたい方は気軽にご相談ください。隔離室も備えていますので、発熱の外来としてもご利用いただけます。インフルエンザ高感度迅速診断装置も導入していますので、従来の診断キットよりも精密に、ウイルスの量が少ない発症直後からインフルエンザウイルスの診断が可能です。

日帰り手術について詳しく聞かせてください。

「鼻の日帰り手術」と聞いてもあまりピンと来ないかもしれません。私が特に注力しているのは『鼻づまり改善のための手術』です。ひどい鼻づまりは息がしにくいということだけでなく、他のさまざまな体の問題を引き起こします。鼻づまりを良くすることによって、寝やすくなる、喉を痛めにくくなる、疲れにくくなる、日中の集中力が上がるようになる、においや味がよくするようになるなど他の症状が良くなる可能性があります。ただし、すべての人が手術をすれば良くなる訳ではないので一度ご相談頂きたいと思います。

術中の痛みや術後が心配です。

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科4

痛みをコントロールするために麻酔や鎮痛剤を使うので、あまり心配はいりません。また、確立した術式が複数あり、私はその中から患者さんと手術中も会話ができる方法を学び、研鑽を積んできました。とはいえ、もちろん患者さんの状態や希望に合わせた手術が一番ですし、不安があるのも当然のことです。どうしても日帰り手術が怖い方には信頼できる病院を紹介し、全身麻酔で手術を受けていただけるような体制を整えています。手術は他にもアレルギー性鼻炎や鼻中隔湾曲症の手術も可能ですので、つらい症状を改善したい方、手術に興味がある方は、お気軽にご相談いただければと思います。

誰もが気軽に相談できるクリニックをめざして

睡眠時無呼吸症候群の治療にも注力されていますね。

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科5

鼻中隔湾曲症やアレルギー性鼻炎が原因で、睡眠時無呼吸症候群が起きていることがあります。ただ、睡眠時無呼吸症候群の相談となると、呼吸器内科や内科を受診することが多いのではないでしょうか?もちろんそれは間違っていないのですが、鼻にトラブルがある場合は私たち耳鼻咽喉科の出番です。改善しないまま睡眠時無呼吸症候群が悪化すれば、高血圧など全身疾患の原因になることもありますので、当院では必要に応じて他科の先生方と連携しながら治療にあたっています。ただ、睡眠時無呼吸症候群は自分では気がつきにくいため、受診に至らないケースが本当に多いです。そのため、パートナーや家族に指摘された時や日中の異常な眠気に悩んでいる場合には一度受診し、検査を受けてほしいなと思います。

患者さんはもちろん、他の先生方とのコミュニケーションも大切にされているのですね。

私が何よりも大切にしているのはコミュニケーションです。鼻の手術といった専門的な治療を提供するのもクリニックを開業した目的の一つではありますが、同時に「気軽になんでも相談できる」医師でいたいという想いもとても強いです。手術をして改善することは大事ですが、本当にその手術をする必要があるか決める過程もとても重要です。何か不安なこと、困ったことがある時に「あの場所に行けば、あの先生に会えば何とかなる」と思ってもらうことが私の最大の目標です。患者さんのお悩みが私の専門外のことであっても、信頼できる先生を紹介させていただきます。さまざまな活動を通して他の先生方ともコミュニケーションを取っていますので、クリニックではありますが多くの人と協力して皆さんのお役に立ちたいと思っています。

それでは最後に、読者にメッセージをお願いします。

伊賀順平院長 大阪なんばJUN耳鼻咽喉科6

1人でも多くの方がつらい症状を我慢しなくて良いように、受診しやすい環境づくりを心がけています。「耳鼻咽喉科は待ち時間が長い」というイメージがあるかもしれませんが、当院はなるべくお待たせしないように予約制としています。仕事の合間の受診もしやすいかと思いますので、我慢しすぎずにご相談ください。また院内は車いすやベビーカーでも移動でき、車いすに座ったまま診療を受けていただけます。大人も子どもも大歓迎ですので、どうぞ気軽にご来院ください。最後になりますが、同じ人であっても状況が違えば提案する治療内容も変わります。そういう細やかな配慮が出来るクリニックであり続けるためこれからも励みますので、何かお困りごとがあればいつでも頼っていただければと思います。

Access