三好 礼 院長、荻原 光博 副院長の独自取材記事
柏モディゼロデンタルクリニック
(柏市/柏駅)
最終更新日:2025/05/07

柏駅直結の商業ビル・柏モディ5階にある「柏モディゼロデンタルクリニック」は、通いやすさ抜群の好立地が魅力だ。大学の同級生である三好礼院長と荻原光博副院長は、ともに大学病院や歯科医院で豊富な経験を積んだ実力派。歯科をはじめ、小児歯科・歯科口腔外科・審美歯科・インプラント・矯正まで幅広く対応する。院内は完全個室で、プライバシーを重視し、安心できる空間をめざしたという。先進機器をそろえ、丁寧な説明と確かな技術で信頼を集めている。「患者さんと同じゴールをめざしたい」「複数の治療方針を提示したい」と、どこまでも患者に寄り添う三好院長と荻原副院長に話を聞いた。
(取材日2025年4月7日)
“行きたいときに行ける歯科クリニック”が目標
まず、三好院長と荻原副院長の関係性をお聞きします。

【三好院長】大学時代の同級生です。開業前も、同じ法人に勤務していました。荻原副院長と僕は、治療に対する考え方が似ています。「何も言わなくてもお互いにわかっている」という信頼があります。それぞれの得意分野も異なるので、2人なら理想のクリニックをめざせるのではないかと思って、僕が荻原副院長を誘って開業に至りました。
【荻原副院長】僕も三好院長を信頼をしています。三好院長となら患者さんに寄り添った理想の歯科クリニックをめざせると思い誘いを受けました。二人の得意分野を生かしてより高いレベルの治療を提供していきたいです。
年中無休、昼休憩なしでの診察は、大きな特徴だと思います。
【三好院長】開業する際に掲げた目標が、“行きたいときに行ける歯科クリニック”です。「歯が痛いのに休診日だから行けない」というのは、患者さんが困ってしまいますよね。そういったことをなくしたかったんです。昼休憩なし、20時半までの診察は多くの人に喜んでいただいていると思います。中には「遅い時間まで受けつけている歯科医院を探して来ました」と遠くから通ってくださる方もいます。これからもいつでも気軽に頼っていただける歯科クリニックであり続けたいと思います。
予防歯科に力を入れているとお聞きしました。

【荻原副院長】予防は何より大事です。患者さんに、まずご自身の口腔内の状況を把握していただくことから始め、必要な治療を行います。ですが、ただ治療をするだけではなく、歯科医師としてその先を考えなければなりません。歯は、患者さんの生涯に関わることですから。
【三好院長】痛みが起きてからの来院では、歯を削る量が増えてしまいますし、治療期間が長引くケースが多いです。僕たちの仕事は、患者さんがご自身で管理しやすい口内環境をつくることです。削って詰めるといった局所的な治療ではなく、全体を通して診ていきます。患者さんにも、自分自身の口腔内に対する意識を高めていただけたらうれしいですね。
患者に押しつけることなく、複数の治療計画を提案
患者さんとコミュニケーションを取る上で、大切にしていることはありますか?

【三好院長】治療方針を1つに決めないことと、押しつけないことです。現状を理解していただいた後は、いくつかの治療法を提示します。それぞれのメリットとデメリット、期間や費用もすべて説明した上で、治療方針を患者さんと一緒に選ぶ形を取っています。複数の治療計画の提示と、それらを実行できるか否かに、歯科医師としての力量が試されると考えています。
【荻原副院長】患者さんが何でも相談しやすい雰囲気をつくることですね。歯科医院って、少し怖いイメージを持つ方も多いですよね。そのイメージを払拭できるように、やわらかい口調を心がけています。
フランクに患者さんと接しているのですね。
【三好院長】院内では、荻原副院長のよく笑い声が聞こえてきますよ。コミュニケーションを取るのが上手なんだと思います。なので、前の歯科医院の時からの患者さんで、1時間以上かけてこちらに来てくれている方も多いです。
【荻原副院長】堅くない性格といいますか、昔からずっと患者さんとフランクに話すスタイルを続けてきました。患者さんと話すことが楽しいんです。そんな僕の雰囲気を気に入ってくださる患者さんもいますね。
荻原副院長から見て、三好院長はどんな先生ですか?

【荻原副院長】しっかりしている先生ですね。説明の仕方が上手だと思います。僕が普段使わないような言葉を用いて話しているので、勉強になりますね。しっかりした技術もありますから、三好院長にずっとついて来ている患者さんも多いですよ。
【三好院長】別に特殊な言葉を使っているわけではありません(笑)。心がけているのは、順序立てて話すことです。原因と現状、改善を図るためのアプローチ方法と結果まで、すべて話すようにしていますね。
患者と歯科医師で、ともに同じゴールをめざしたい
患者さんに寄り添う姿勢が感じられます。

【荻原副院長】過去、歯科医院で「何をされているのかわからないまま治療が進んでいた」という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。どこをどのように治療するのか説明がなく、患者さんも「歯科医院とはそういうもの」と認識していたかもしれません。でも、自分の口の中のことなのにわからないままというのは、治療として成立していないと思うんです。当クリニックでは、現状を詳しく説明し、治療後のことまですべて話しています。
【三好院長】必ずしも、僕たちのベストが、患者さんのベストではありません。いろいろ話をする中で、ゴールを設定して、そこに向かって治療していく。同じゴールを見ていれば、治療が長引いても途中離脱せずに済むと思うんです。また、当院では写真を用いて治療前後の比較などもしています。写真を見ていただくことで、よりわかりやすくなりますし、理解していただけると思います。
新しい技術や機器の導入も積極的に行っているそうですね。
【三好院長】僕たちが勉強を止めると、治療技術の進化が停滞し、結果的には患者さんの不利益につながってしまうと思っています。学び続ける姿勢は、常に持っていないといけません。
【荻原副院長】日々アップデートです。治療方針を1つしか提示できなければ、患者さんには選択肢がありませんよね。それは、患者さんに対して不誠実だと思うんです。僕たち歯科医師は、患者さんが自由に選べるように、できるだけ多くの治療法を提示することが大事な仕事です。そのために、新しい知識を吸収するのは不可欠なんです。
患者さんを思い続ける先生方ですが、やりがいを教えてください。

【三好院長】僕は常に“診させていただいている”という気持ちで、診察にあたっています。患者さんから「先生に出会えて良かったです」と言っていただくことも多いのですが、それが僕の生きる意味になっていますね。患者さんからの感謝の言葉で、歯科医師になって良かったと実感できるし、歯学部に進んだ自分の決断は、正解だったと思います。これが、僕にとってのやりがいですね。
【荻原副院長】僕はシンプルに、患者さんを治したいからです。「あの先生はできるのに、自分はできないのか」と感じるのはつらいし、患者さんの力になれない自分が許せないといいますか。来てくれている患者さんの悩みは、自分が解決したいという気持ちが強いですね。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
【荻原副院長】「柏に良い歯科クリニックができた」と言われることをめざします。そして、当クリニックが、歯のことを知るきっかけになればうれしいです。患者さんには、とにかく気軽に来て、何でも聞いてほしいですとお伝えしたいです。
【三好院長】僕と荻原副院長のようなマインドを持った歯科医師を育てたい気持ちがあります。今はスタッフの教育にも力を入れているので、「ここで働いていたのか。それは仕事ができるわけだ」と言われるような所にしたいんです。自分も成長途中ですが、当院の教育システムを他に展開していけば、各地で同じ医療が受けられることにつながりますから。また、患者さんがいらっしゃった際にはわかりやすく丁寧に説明しますので、何か困ったことがあれば、ぜひご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント/49万5000円~、セラミックを用いた補綴治療/3万8500円~、矯正/82万5000円~