堀内 健太朗 院長の独自取材記事
いつもジェネラルクリニック 保谷院
(西東京市/保谷駅)
最終更新日:2026/06/12
2025年4月、保谷駅南口から徒歩1分の場所に開業した「いつもジェネラルクリニック 保谷院」。内科、小児科、皮膚科、アレルギー科、外科と幅広い診療科目を扱い、土日祝日や平日夜の時間帯にも対応するなど、世代を問わず患者が受診しやすい体制を整えている。院長を務める堀内健太朗先生は、消化器内科の医師として大学病院などで勤務。病院と地域医療、どちらの経験も積むことで患者の全身を診る総合診療の大切さを実感し、同院を運営する法人に入職。法人内のクリニックで診療科の枠を超えたプライマリケアの研鑽を積んだという。「皆さんの健康パートナーとして、地域のお役に立てればうれしいですね」。そう笑顔で語る堀内院長に、同院の特徴や通いやすさを考えた取り組みなどについて尋ねた。
(取材日2025年4月25日/再取材日2026年5月8日)
「いつでも・なんでも・どなたでも」相談できる医院へ
まずはクリニックの特徴を教えてください。

当院は「医療法人社団Human Love」が運営する「いつもジェネラルクリニック」の一院として、2025年4月1日に開業いたしました。クリニック名には「どなたでも、いつでも気軽に受診できるクリニックでありたい」という思いが込められています。当院の特徴の一つは「いつも」診療していることです。休診日を設けず土日祝日も診療、月~木曜は21時まで診療しています。「ジェネラル」とは英語で「一般的な」「総合的な」という意味の言葉ですが、医療の分野では特定の診療科に限らず、幅広い症状や疾患に対応する総合的な診療を意味しており、当院でもさまざまな症状に対応しています。何科に行けば良いかわからないときも、遠慮なくご相談ください。
標榜されている診療科目が幅広いですね。
はい。腹痛・頭痛などの体調不良をはじめ、高血圧・糖尿病といった生活習慣病、湿疹・かゆみなどの皮膚トラブル、花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状のほか、すり傷・切り傷・やけどなどの処置や、粉瘤という皮膚の良性腫瘍の切除など小外科にも対応可能です。アレルギー症状については、舌下免疫療法にも対応しています。待合スペースは2つあり、発熱などの症状がある方とない方とで分けています。医療用の空気清浄機の設置など感染予防にも取り組んでいますので、安心してご来院いただけると思います。特にお子さんは、夕方以降に急に発熱することも少なくありません。保護者の方は受診すべきか迷う場面もあるかと思いますので、ご心配でしたら遠慮なくご相談ください。今後とも、地域の皆さんとのつながりを大切に、「いつでも」「なんでも」「どなたでも」相談できるクリニックをめざしてまいります。
開業までのご経歴を教えてください。

大学卒業後、「東京女子医科大学病院」や「埼玉県済生会栗橋病院(現・埼玉県済生会加須病院)」などで診療してきました。大学病院では自分の専門である消化器内科の病気にのみ対応していれば良かったのですが、小規模な病院ではすべての診療科がそろっているとは限りません。実際に、私も出向先の病院では消化器内科の診療に加え、入院患者さんの皮膚トラブルに対応する機会もありました。地域医療の現場を経験する中で、専門領域に限らず幅広く診る必要性を痛感し、総合診療に興味を持つようになったのです。そこで2024年に当法人に入職。法人内のクリニックで総合診療の研鑽を積み、2025年4月から当院の院長を務めています。駅から徒歩1分、地元の方が多く訪れるスーパーお隣というアクセスの良い立地ですから、お買い物のついでに気軽に立ち寄っていただけるような、地域に根差した診療を大切にしていきたいと思っています。
通いやすい環境を整え、地域住民の健康を守る
どのような患者さんが来院されていますか?

小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い世代の方にご来院いただいています。駅の北口にあった内科クリニックが閉業されたこともあり、そちらに通われていた患者さんにも多く受診していただいているため、内科疾患のご相談が多くなっていますね。また、お子さんの症状で来院された保護者の方の疾患も一緒に診るなど、ご家族で受診していただくことも多いです。これは、幅広く診療できる当院の利点だと思います。そのほか、私の専門である消化器内科については、より専門的な診療をご提供したいと考えています。そのため、エックス線検査装置や超音波検査装置には、先進モデルを導入しました。胸部エックス線検査装置にはAIを用いた診断補助機能が搭載されており、疾患の見落としが防げるよう医師とAIによるダブルチェックに努めています。
そのほか、さまざまな疾患の検査ができるそうですね。
はい。アレルギー検査では、1度の少量の採血で39種類のアレルゲンが調べられるタイプに加え、注射器を使わず41種類のアレルゲンを調べられる検査機器も採用しています。後者は、スタンプ型の器具で一滴だけ血液を採取するため、患者さんの負担が少ないのが特徴です。血液検査では炎症マーカーであるCRP(C反応性タンパク)や白血球の数値を迅速に測定できる装置も導入しています。また、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、百日咳、マイコプラズマ肺炎など、多種の感染症の検査を一度で行える多項目同時PCR検査機器も備えています。こうした迅速な検査により疾患の早期発見・早期治療につなげることも、一次医療を担うクリニックとしての役割だと考えています。そのほか、ほくろなどの皮膚病変を診るダーモスコピーや、睡眠時無呼吸症候群の検査、ホルター心電図検査にも対応しています。
患者さんの通いやすさを考えた取り組みについて教えてください。

診療に関するさまざまな手続きをデジタル化するアプリケーションを導入し、院内での待ち時間を減らす工夫をしています。患者さんご自身のスマートフォンにアプリをダウンロードしていただくと、診療予約を取ったり事前に問診表を記入したりできるので、診察までの待ち時間の削減が期待できます。受診は事前予約と当日の順番待ちとの両方の枠を設定していますので、ご都合に応じて活用していただければと思います。また、クレジットカードを登録しておくとキャッシュレス決済が可能ですので、診療後に会計を待つ時間もありません。お仕事などで忙しいと、体調面で気になることがあっても受診を後回しにしがちですが、土日祝日にも診療し、幅広い疾患の治療や検査に対応するクリニックが身近にあれば、受診のハードルも低くなり、皆さんの健康維持に貢献できるのではないかと思っています。
患者の思いをくみ取り、希望に沿った治療を提案
診療の際に心がけていることを教えてください。

多くの患者さんは、不安やつらさを抱えて来院されます。ですから、目の前の患者さんが何を望んでいるのか、どんな治療を希望されているのかを丁寧にくみ取ることを大切にしています。例えば、経済的な負担を考慮してほしい方もいれば、まずは今の症状を少しでも軽くしたい方もいらっしゃいます。皮膚トラブルに使われるステロイド薬に不安を感じる方も少なくありません。そうした患者さんそれぞれの思いに寄り添い、ご希望に合わせた適切な治療と検査をご提案できるよう努めています。
ところで、休日はどのように過ごされていますか?
もともとはスポーツジムやゴルフなどで体を動かすことも好きなのですが、子どもが生まれたので、最近は子どもと一緒に過ごす時間が多いですね。わが子との時間がリフレッシュにもなりますし、小児の患者さんを診る際にも、より実感をもって診察できるようになったと感じます。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

「体調が悪くても仕事や学校を休めないから」「どの診療科にかかれば良いかわからないから」といった理由で医療を受けられないのはつらいことだと思います。早期に受診していれば少量のお薬で対応できたにもかかわらず、受診を先延ばしにして重症化してしまうケースも考えられます。当院は病気の予防や早期治療を担う一次医療のクリニックとして、通いやすい環境づくりに努めています。疲れがとれないなど体調面のご相談でも構いませんので、ぜひ気軽に足を運んでいただければうれしいですね。より専門的な検査や治療が必要な場合にも、近隣の病院などと連携し、適切な医療機関へすみやかに紹介いたしますのでご安心ください。皆さんの健康パートナーとして、地域に根差した診療を心がけてまいります。

