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松田 直樹 院長の独自取材記事

印西 森のはいしゃさん

(印西市/千葉ニュータウン中央駅)

最終更新日:2025/03/07

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん main

2025年1月に開院した「印西 森のはいしゃさん」。緑豊かな自然環境と充実した子育て支援で近年注目を集める印西市。「森のはいしゃさん」という名前には、地域の豊かな環境との調和と、誰もが気軽に足を運べる親しみやすい歯科医院でありたいという松田直樹院長の2つの想いが込められている。院内の内装にも自然の要素を取り入れており、特に診療台から見上げる天井には葉っぱをモチーフにした壁紙を採用。松田院長は、これまで小児歯科や補綴治療で知られる歯科医院での勤務や訪問診療の経験を重ね、幅広い診療に対応できる技術を磨いてきた。「患者さんの要望に寄り添った治療を提供したいです」と、語る松田院長に、開院までの歩みやどのような歯科医院をめざしているのかを聞いた。

(取材日2025年1月27日)

緑豊かな街で、家族で通える歯科医院をめざす

印西市での開院を決められた理由をお聞かせください。

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん1

きれいな街並みと将来性に魅力を感じたことが決め手でした。というのも、以前、四街道市の歯科医院に非常勤で勤めていた時、印西市を通る機会があり、住宅地や商業施設の充実ぶりに目を見張りました。さらに、印西市は子育て支援に力を入れており、子育て世代が安心して暮らせる環境を推進している点に大きな可能性を感じたのです。実際、ファミリー層も増加傾向にあると聞き、私自身も子どもが好きなことから、この街で開院することで地域医療に貢献できると確信しました。

これまでのご経験について教えてください。

日本歯科大学生命歯学部を2018年に卒業後、1年間の臨床研修を経て、茨城県の歯科医院で6年間勤務医として経験を積みました。その間、幅広い知識と技術を磨くため、複数の歯科医院で非常勤として研鑽を積んでいます。特に、小児歯科専門の歯科医院での経験や入れ歯やかぶせ物を得意とする歯科医師のもとでの経験が現在の診療の大きな強みとなっています。また、訪問歯科診療も担当し、看護師や管理栄養士と連携しながら、ご高齢の方々の摂食嚥下の問題に取り組んだ経験もあります。開院前に幅広い診療スタイルを経験できたおかげで、患者さんのさまざまなニーズにお応えすることができています。

現在の患者層や主訴を教えていただけますか?

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん2

ここ印西市は、子育て世代のファミリー層が多い地域です。それを反映するように、当院も子育て世代を中心に多くの方にご利用いただいています。患者さんは65歳以下の方が9割以上を占めており、成人の方が6割です。お子さんの場合は虫歯と歯並びの相談が圧倒的に多く、成人の方からは矯正やインプラント治療の相談をはじめ、セラミック治療やホワイトニングなど、審美的な治療のニーズも高まっていると感じますね。新規開院ということもあり、新しい歯科医院への期待を持って来院される方が多い印象です。キッズスペースはお子さん連れの方々に喜ばれており、また落ち着いた院内の雰囲気は成人の方からも「リラックスして治療を受けられる」と、評価をいただいています。

患者の求める治療を第一に、必要な診療に徹する

診療時に最も心がけていることは何でしょうか?

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん3

治療を始める前に、患者さんが何を求めているのかしっかりと把握することを重視しています。「どんな治療を望まれているか」「どのくらいの期間で治療を終わらせたいか」といった点を必ず確認し、要望に沿って治療計画を立てています。特に、お子さんの診療では、まず本人からお話を聞くことを大切にしています。その後で保護者の方にもお話を伺います。お子さんと保護者の方で気になる箇所が異なる場合もありますので、その場合はエックス線撮影なども行いながら、丁寧に状態を確認していきます。中には治療に不安を感じるお子さんもいますが、無理強いはせず、安心して治療を受けられるようになるまで、しっかりと時間をかけるようにしています。ご希望に応じて個室での治療も可能です。

内装や設備面で、特に工夫された点はありますか?

ファミリー層が多いこの地域の特性を考え、誰もが通いやすい歯科医院づくりを心がけました。特徴的なのは天井の壁紙で、診療台から見上げたときに森をイメージした葉っぱの柄が見えるようになっています。白一色の無機質な空間よりも、患者さんにリラックスしていただけると考えたからです。さらに、おむつ台を設置したトイレやパズルや本棚を備えたキッズスペース、他の患者さんの視線を気にせず使えるパウダールームなど、子育て世代に配慮した設備を整えました。また、完全個室の診療室も設けており、小さなお子さんが泣いてしまった時でも、周りを気にせず治療を受けていただけます。

感染対策にも気を使って設計されているのですね。

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん4

特にお子さんの場合、保育園や小学校で気づかないうちにインフルエンザなどの感染症に感染していることも考えられますので、他の患者さんへの感染を防ぐため、換気などの対策には特に気を配っています。具体的には、医療用空気清浄機を診療中は常時稼働させています。また、治療時にはラバーダム防湿を使用して、口腔内を清潔に保ちながら処置を行っています。ラバーダム防湿は、特に根管治療やセラミック装着時に重要で、唾液による汚染を防ぎ、より精密な治療が可能になります。

先進機器を活用し、スムーズで快適な治療を実現

機器へのこだわりについてもお聞かせください。

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん5

患者さんの治療への理解を深めるため、歯科用マイクロスコープを導入しています。口腔内を高倍率で撮影でき、治療部位の状態を鮮明な映像で記録できます。カウンセリング行うときにこの映像を使用することで、「自分の歯がどうなっているのか」「どんな治療が必要なのか」を患者さんが視覚的にご理解いただけると思っています。また、セラミックの詰め物やかぶせ物を設計・製作するCAD/CAMシステムも導入しています。一般的なセラミック治療では歯型を採り、技工所での製作に数日かかりますが、CAD/CAMシステムでは3Dカメラで撮影したデータから、院内で高精度な詰め物を作製するため、最短1日での完了も可能です。お仕事などで通院時間が限られている方でも、効率的に治療を進められるのではないでしょうか。

休診日の過ごし方や先生が充実感を感じる時間をお聞かせください。

木曜日の休診日は主に歯科の講習会に参加しています。新しい治療法を学んだり、他の先生方と情報交換したりすることが、私にとっては充実した時間です。時間があれば本を読んだり、講習会の動画を見たりしているので、家族からは「休日も仕事モードだね」と言われます。周りから見ると一日中仕事のことを考えているように映るかもしれません。しかし、私にとっては診療も勉強も、すべてが自然な形でリフレッシュになっています。休日だけでなく、患者さんとの会話や、スタッフと過ごす時間も含めて、何げないやりとりが日々の活力になっています。

最後に、今後の展望を含めて読者の皆さんにメッセージをお願いします。

松田直樹院長 印西 森のはいしゃさん6

地域の皆さんの身近なかかりつけ歯科として、気軽に相談できる歯科医院をめざしてまいります。当院は、虫歯や歯周病の治療から、矯正やインプラント治療まで、歯に関するさまざまなお悩みに対応できる体制を整えています。歯科治療は苦手な方も多く、特に虫歯治療の麻酔が怖くて治療を避けている方もいらっしゃると思います。私たちは麻酔時の痛みにも細心の注意を払い、できる限り負担の少ない治療を心がけています。また、急患の方も可能な限り当日対応させていただきますので、お困りの際はご連絡ください。些細な相談でも構いませんので、まずは来院していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/41万8000円~、インプラント治療/42万9000円~、セラミック治療/8万2500円~、ホームホワイトニング/3万3000円

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