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親知らずの抜歯は
信頼できる歯科医師に相談を

すぎやまデンタルクリニック平戸

(横浜市戸塚区/東戸塚駅)

最終更新日:2025/04/11

すぎやまデンタルクリニック平戸 親知らずの抜歯は 信頼できる歯科医師に相談を すぎやまデンタルクリニック平戸 親知らずの抜歯は 信頼できる歯科医師に相談を
  • 保険診療

親知らずの抜歯と聞いて、多くの人は痛みや腫れ、出血などの不安を抱くことだろう。また、回復に時間がかかったり、仕事や学校に影響が出たりすることを心配する人も少なくない。「すぎやまデンタルクリニック平戸」の杉山尚希院長は、難症例の親知らずの抜歯や手術を数多く手がけ、口腔外科の分野の対応を得意としている。自身の診療経験を踏まえ、親知らずの抜歯を行う際は「親身に相談に乗り、時間と労力をかけて対応してくれる歯科医師を選ぶことが大切です」と話す。そんな杉山院長に「親知らずの抜歯」を勧める理由や、放置した場合のリスクについて詳しく聞いた。

(取材日2025年3月28日)

口腔外科専門の歯科医師が抜歯の必要性を精査。親知らずを放置するリスクや不安解消のためにも早めの相談を

Q横向きや斜めに生えた親知らずは抜歯すべきですか?
A
すぎやまデンタルクリニック平戸 住宅街の中に位置する歯科医院

▲住宅街の中に位置する歯科医院

親知らずが横向きや斜めに生えている場合は抜歯をお勧めします。正しい位置や角度で生えていない親知らずは、歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすくなります。特に親知らずの周りは歯周ポケットが深くなりやすく、通常3mm以内のところが7mm以上になることも。歯ブラシが届かないところにたまった細菌は、虫歯や腫れを引き起こし、周囲の歯や歯周組織に悪影響を及ぼすだけでなく、細菌が顎の骨の血管を通じて全身に広がる可能性も。親知らずの有無は、定期検診や治療の際のエックス線検査、歯周ポケットの測定で確認できます。これらの状態が確認された場合は、口腔外科を専門とする歯科医師に抜歯が必要かどうかの判断を仰ぎましょう。

Q横向きや斜めに生えた親知らずのリスクは何ですか?
A
すぎやまデンタルクリニック平戸 リスクについて丁寧に説明をし、納得のいく方法を模索する

▲リスクについて丁寧に説明をし、納得のいく方法を模索する

歯周ポケットが深くなりやすく、細菌がたまりやすくなるため、その状態で放置すると細菌が全身に広がる可能性があります。また、親知らずの周りで虫歯や腫れが発生しやすく、痛みを伴うこともあります。こうしたトラブルを防ぐ手段として第一の選択肢として挙げられるのが抜歯です。抜歯に対する恐怖心から、将来的なリスクだけで抜歯を決断することはなかなか難しいかもしれませんが、痛みやリスクを避けるためには、早期の対応が必要なケースもあります。

Qどのタイミングで抜歯するべきなのでしょうか。
A
すぎやまデンタルクリニック平戸 気になったらまず、気軽に相談を

▲気になったらまず、気軽に相談を

抜歯のタイミングは、個々の状況によって異なるため一概に言えません。そもそも親知らずが正常な位置に正常な角度で生えていて、きちんと磨けていれば、抜歯は必須ではなく、そのまま経過を観察するというかたちになります。親知らずの向きや状態は、目安ですが15、16歳でわかり始め、最終的に判断できるのは20歳頃。ただ、30歳くらいまでは位置が変わることもあるため、注意深く経過を見守ります。その上でやはり抜歯が必要だと判断した場合、次のステップへ進みます。ですが、強く促すと不安をあおることにもなりかねません。当院では患者さんの気持ちを考慮しながら、患者さん本人が抜歯を決心できるようにサポートしています。

Q高齢者や有病者の抜歯は、リスクがあるのでしょうか。
A
すぎやまデンタルクリニック平戸 安全に抜歯すために、既往歴に合わせた対応も重要

▲安全に抜歯すために、既往歴に合わせた対応も重要

高齢者の場合、骨が硬くなり抜歯が難しくなることもあります。また、心臓に持病がある方は、抜歯後に感染性心内膜炎を発症するリスクが高くなります。骨粗しょう症の治療中の方は、薬の影響で顎の骨が治ってこないことがあるほか、認知症の方は治療自体が難しいこともあります。こうしたリスクがある患者さんについては、「どこで抜歯を行うか」を慎重に検討しなければなりません。リスクの度合いが高い場合は、全身麻酔や出血のリスクを考慮して医科が併設された口腔外科での抜歯を検討することもあります。抜歯の可否を含め、適切な判断を下す歯科医師には、豊富な経験と実績が求められます。

Qクリニックならではの取り組みを教えてください。
A
すぎやまデンタルクリニック平戸 親知らずの模型を用いてわかりやすい説明を心がける

▲親知らずの模型を用いてわかりやすい説明を心がける

当院では、親知らずに関する理解を深めてもらうために、「模型」を使って丁寧に説明しています。横向きに生えている親知らずはエックス線検査の画像だけではイメージしにくいんですね。そこで、模型を使って親知らず周辺の歯周ポケットが黒くなり、汚れがたまっている様子を可視化したところ、患者さんはこれまで以上に理解いただけているようです。また、親知らずの抜歯に怖さを感じている方には、抜歯を決断できるまで根気強くサポートするのが当院の方針です。抜歯が必要な親知らずを放置することは、体にとっても危険であることを患者さんが十分に納得できるよう努め、安心して治療に臨める環境を用意してお待ちしています。

ドクターからのメッセージ

杉山 尚希院長

親知らずがある場合は、将来の健康のためにも早めの抜歯をお勧めします。多忙な方々は歯の治療をつい後回しにしがちですが、痛みやトラブルが大きくなる前に一度ご相談ください。抜歯をするかどうかの相談ではなく、「親知らずに関する悩みを聞いてほしい」という相談だけでも構いません。当院では、本人が納得するまで説明を行い、抜歯を行っていきます。患者さんが悩んでいる場合は、無理に抜くことはしませんのご安心ください。もし当院で対応が難しい場合は、適切な高度医療機関におつなぎします。口腔内の健康を患者さんと一緒に整え、毎日を快適に過ごせるようサポートいたしますので、親知らずのお悩みは、ぜひ当院にご相談ください。

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