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四十肩・五十肩、首の凝り・痛み
肩と首の悩みを解消するには?

イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック

(横浜市神奈川区/横浜駅)

最終更新日:2024/12/13

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肩の痛みがあっても「いつものことだから」と放置している人も多いのではないだろうか。しかし、痛みは炎症のサインでもある。「山火事を放置できないように、炎症も広がる前に治療しましょう」と注意を呼びかけるのが「イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック」の渡邉順哉統括院長だ。検査や触診をしてみると四十肩・五十肩いわゆる肩関節周囲炎と診断されるケースも多い。痛みだけではなく腕を上げられなくなるといった症状に陥ることもあるので、できるだけ早く医師に相談するようにしたいところだ。肩や首に痛みや凝りがある時、整形外科ではどのような治療を受けられるのか渡邉統括院長に詳しく解説してもらった。

(取材日2024年11月21日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q肩の痛みを感じるとき、どのような原因が考えられますか?
A

いろいろな病気の可能性がありますが、首筋・首の付け根から肩や背中にかけての痛みを特徴とする肩凝り、四十肩・五十肩と呼ばれる肩関節周囲炎であるケースがほとんどです。「動かすと痛い」「動きが悪い」といった症状も伴うならば肩関節周囲炎の可能性が高いですね。肩関節周囲炎は関節を構成する骨・軟骨・靱帯・腱などの炎症が引き金となって発症。関節を包んでいる関節包が癒着すると腕を上げられなくなってしまうこともあります。また、腕を上げるには肩甲骨と肋骨の間にある肩甲胸郭関節の力も20%程度必要です。肩甲骨が動きにくいときも肩に過度な負担がかかり、痛みを感じやすくなります。

Qどのくらいの痛みを感じたら受診すべきですか?
A

少しでも痛みが気になるようならば、早めに受診するようにしてください。四十肩・五十肩の方を調べてみると、首や肩に凝りがあったり、背中を丸める癖があったりするのが特徴です。特に首の左右にある斜角筋が硬くなっていることで胸郭出口症候群や頭痛を発症するケースも珍しくありません。その場合は、斜角筋のこわばりにアプローチすることで、痛みの改善を図っていきます。一方、MRI検査で頸椎症性神経根症や頸椎椎間板ヘルニアがわかり、神経が骨に触れて痛みが出ているというケースもあります。いずれにせよ、早急に痛みの原因を突き止めるためにも、医療機関を受診することをお勧めします。

Qこちらでは肩の痛みに対してどのような治療を行っていますか?
A

エコーガイド下で特定の部位に生理食塩水を主体とした薬剤を注射するハイドロリリース注射を行うことが多いですね。これだけで「腕が上がらない」という悩みの解消をめざせるケースも結構あります。肩の痛みの多くは「姿勢・体幹の筋力・柔軟性」のいずれかの問題で引き起こされるので、根本原因を探りリハビリテーションで強化していくことも欠かせません。ただし、関節包が癒着しているときはサイレントマニピュレーション(非観血的関節受動術)も必要です。これはエコー下で麻酔を投与して徒手で癒着した関節包を剥がす治療です。治療後は、癒着が戻らないように翌日からリハビリテーションを行います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診
イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック 問診

スタッフによる問診を受ける。肩や首のどこがいつから痛いのかなどを説明する。普段の生活の中で肩の痛みの原因となる習慣がないかなども聞かれる。医師には言いにくい内容でも、より患者に近い存在であるスタッフが聞いてくれるので安心して話すことができる。

2検査
イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック 検査

レントゲン検査、超音波検査、MRI検査などを受ける。レントゲン検査では骨、超音波検査では骨以外の腱・筋肉・軟骨・神経、MRI検査では腱板断裂などの有無まで詳しく確認できる。特に、肩のCTの検査は必要はない。サイレントマニピュレーションが必要な場合は骨粗鬆症の検査も受けなければいけない場合もある。これは、関節包を徒手で剥がした時、骨折するリスクがあるからだ。

3診察
イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック 診察

検査結果や触診をもとに医師が下した診断を聞く。一人ひとりの症状はもちろんライフスタイルにも考慮したいくつかの治療プランが提案される。

4治療
イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック 治療

従来は痛み止めの処方やヒアルロン酸注射などが主流だったが、ハイドロリリース、サイレントマニピュレーションによる治療を受けることもできる。さまざまな方法の中から、患者に合った疼痛治療を実施し、痛みからの早期回復を図っていく。

5継続的な通院でリハビリテーション
イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック 継続的な通院でリハビリテーション

肩の痛みの根本原因である「姿勢・体幹の筋肉・柔軟性」の強化を図るため、理学療法士による施術をマンツーマンで受ける。保険診療が規定する期間を過ぎた後も自由診療で継続することも可能だ。

ドクターからのメッセージ

渡邉 順哉 統括院長

四十肩・五十肩は自然に痛みが治まるケースもありますが、「どうしても腕が上がらない」と苦しむ方もいます。一方「痛いけど、どうにか腕を上げられる」という場合も安心はできません。なぜならば、手術が必要な腱板断裂の可能性はむしろ高くなるからです。肩の痛みは四十肩・五十肩のように保存的な治療ができるものばかりではないので、まずはMRI検査などでしっかりと調べるようにしましょう。また、治療後も肩や肩甲骨の可動域を広げるためのリハビリテーションを続け、肩の痛みが出にくい体づくりをしていきましょう。当院では経験豊富な理学療法士も在籍しリハビリテーションもこだわりを持って行っているので気軽にご相談ください。

渡邉 順哉 統括院長 イノルト整形外科 横浜院 痛みと骨粗鬆症クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

リハビリテーション/1万1000円~

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