内視鏡検査の苦痛や恐怖
工夫や体制が充実する専門クリニック
越谷レイクタウン駅前胃と大腸の消化器内科内視鏡・肛門クリニック
(越谷市/越谷レイクタウン駅)
最終更新日:2025/06/24


- 保険診療
「痛いのではないか」「下剤をきちんと飲めるだろうか」、内視鏡検査を受けない理由はこのような不安要素にあることが多い。「越谷レイクタウン駅前胃と大腸の消化器内科内視鏡・肛門クリニック」では、石田隆志院長をはじめとした熟練の医師やスタッフたちがあらゆる角度から工夫を凝らし、内視鏡検査に不安を感じる患者を迎えている。大腸内視鏡検査前の下剤はトイレつきの個室で服用可能。検査では無送気軸保持短縮法などの専門技術を駆使し、“痛みの少ない内視鏡検査”の提供をめざしている。内視鏡検査機器も先進のタイプを導入している。今回、石田院長から聞いた同院の工夫を知れば、内視鏡検査に対する不安が少し和らぐのではないだろうか。
(取材日2025年5月31日)
目次
内視鏡検査の痛みや下剤に対する不安。その気持ちに寄り添い、苦痛や恐怖を感じさせない検査をめざす
- Q内視鏡検査に不安を持つ人は多いと感じますか?
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A
▲患者の不安や緊張をほぐせるよう、さまざまな工夫を凝らしている
そうですね。特に一度も受けたことのない方は、「痛いのではないか」「下剤をきちんと飲めるだろうか」と不安に感じることもあるようです。また精度に不安を持つ方もいらっしゃいますが、最近の内視鏡は画像も鮮明ですし、当院では機器に搭載されたAIと熟練の医師の目によるダブルチェックで見落としゼロをめざしています。女性の方は「恥ずかしい」という気持ちから検査に踏みきれないこともあるようですが、検査時には女性の看護師が同席しますのでご安心ください。このように不安要素は挙げられるものの、実際、受けてみると「心配していたほどではなかった。もっと早く受ければよかった」と感じる方は多いのではないかと思っています。
- Q大腸内視鏡検査の痛みに対してどのように工夫していますか?
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A
▲長年専門的な研鑽を積んだ医師が痛みに配慮した検査を行う
当院では内視鏡検査の先進機能の開発に携わった医師や、大学病院で教授職を務めるエキスパートが、無送気軸保持短縮法などの専門技術を駆使しながら“痛みの少ない内視鏡検査”に努めています。挿入時に空気を入れることのないこの方法ならば、痛みを感じることは少ないでしょう。大腸がんは知らぬ間に進行することが多い反面、大腸ポリープの段階で切除してしまえば、あとは心配する必要のないケースが多いです。痛みが不安だからと検査を受けずに過ごして、命に関わることになってはいけません。当院ではAI機能の備わった細い内視鏡を使っていますし、ご希望に応じて鎮静剤の使用も可能です。あまり怖がらず一度受けにいらしてください。
- Q検査の前に下剤を服用することへの不安もあります。
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A
▲トイレ付の個室を完備しており、院内で下剤服用が可能
大腸内視鏡検査の前に服用する下剤も進化しており、以前は2リットルといわれていましたが、当院で主に使用しているのは1リットルのタイプです。当院にはトイレつきの広々とした個室を7部屋用意しており、日中の検査の場合はそちらの個室内でゆっくりと服用することができます。トイレも専用ですから他の患者さんの目を気にすることなく、安心してお過ごしいただけるかと思います。もし午前中に大腸内視鏡検査を受ける場合には、その数時間前にご自宅で服用してからご来院いただきますが、院内の個室で看護師のサポートを受けながら下剤を飲みたい方も、予定に合わせて午前中に検査を済ませたい方も、当院ならばどちらにも対応可能です。
- Q胃の内視鏡検査は経口と経鼻を選べるそうですね。
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A
▲先進の内視鏡検査機器で見逃しのない検査を心がける
はい。当院で使用している胃の検査機器はとても挿入しやすく、イメージとしては「うどん」くらいの細さです。経鼻検査のメリットは嘔吐反射が起きにくいことと、検査中に医師と会話ができること。一緒にモニターを見ながら質問することも可能です。経口検査でもそちらの機器を使用することもありますし、先端に拡大鏡のついたもう少しだけ太いタイプを使用することも。これは患者さんのご希望や、例えばバリウム検査後の二次検診時など、患部をどのように確認したいかによっても使い分けています。経口・経鼻ともに鎮静剤の使用も可能です。またこちらも大腸用の機器と同じくAI機能が備わっており、胃がんやピロリ菌などの発見に役立ちます。
- Qその他、こちらで受ける検査の特徴を教えてください。
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A
▲患者一人ひとりに丁寧に寄り添い、検査後のフォローを行う
当院では胃と大腸の同日内視鏡検査にも対応しています。同日検査ならば来院回数も少なく済みますし、検査時間はポリープの有無にもよりますが30分程度。土日祝日も含めて朝8時45分から内視鏡検査を行っており、検査後そのまま出勤することも可能かと思います。大腸ポリープが見つかった場合、大きさや状態によっては内視鏡で切除できます。また例えば便潜血では大腸と肛門のどちらにも原因が考えられますが、もし痔など肛門科の病気と判明した場合にも、院内で注射治療や日帰り手術、薬の処方が可能です。何より、医師もスタッフも経験豊富。内視鏡検査に対する患者さんの気持ちに寄り添い、その不安を払拭できるような環境を整えています。