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予防歯科で口腔環境の維持を図り
長く自分の歯で食べられる喜びを

三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック

(世田谷区/三軒茶屋駅)

最終更新日:2025/05/21

三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック 予防歯科で口腔環境の維持を図り 長く自分の歯で食べられる喜びを 三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック 予防歯科で口腔環境の維持を図り 長く自分の歯で食べられる喜びを
  • 保険診療

「いつまでも食べられる喜びを」をコンセプトに、口から食べることの重要性を呼びかける「三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック」の田下雄一院長。虫歯や歯周病などを未然に防げれば、何歳になっても自分の歯で噛むことができ、生活の質の向上が見込めると、優しいまなざしで話す。さらに、咀嚼と嚥下機能にも着目し、健康寿命延伸をめざすのが同院の診療スタイルだ。子どもの頃から歯の予防に対する意識を育み、思春期、成人期、老年期と、各ステージで起こり得るトラブル回避に力を注ぐ。その鍵となるのが歯の温存。「自分の歯でしっかり噛めて、飲み込める。どのライフステージでもその状態を保ち、全身の健康維持をめざします」。そう力を込める、摂食・嚥下分野の専門家でもある田下院長に、同院の予防歯科について解説してもらった。

(取材日2024年9月18日)

自分の歯でしっかり噛めて、飲み込める……咀嚼や嚥下などの口腔機能にも着目する予防歯科

Q予防歯科について詳しく教えてください。
A
三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック 予防歯科の重要性について話す田下院長

▲予防歯科の重要性について話す田下院長

例えば医科の場合だと、生活習慣病にならないよう適度な運動をする、バランスの良い食事を心がける、といったことが健康維持に向けた基本的な予防だと思いますが、歯科の場合は虫歯にならないようフッ素塗布を行う、正しいブラッシング法を身につける、定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける、といったことが、歯科における予防だと思っていただくとイメージしやすいかと思います。健康維持をめざすという目的は歯科も同じ。いつまでも自分の歯でしっかり噛んで食べられることは、健康寿命延伸にもつながります。私が最も重視しているのは、歯の温存。天然歯に勝るものはありません。健康な体の維持が予防歯科の柱であると考えます。

Q虫歯や歯周病の予防にはどんなことに気をつけると良いでしょう。
A
三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック 自分自身の口腔内状態を知ることが予防への第一歩

▲自分自身の口腔内状態を知ることが予防への第一歩

各ライフステージによって気をつけるべき点が異なりますが、共通するのは、正しいブラッシング。そのため、子どもの頃から育む予防意識を大切にしています。当院では、フッ素塗布だけではなく、虫歯にならないための正しいブラッシング指導。そして、歯の生え替わり時期、部活動などで忙しく歯科医院に足が遠のきがちな思春期、仕事や家庭への比重が大きくなる成人期、歯周病の発症や口腔内の環境が乱れやすくなる老年期、各ステージで定期的なメンテナンスを行っているか否かで口腔内の環境が左右されやすくなります。歯石は口臭の原因にもなり、歯周病のリスクも高まりますので、トラブルのない口腔環境の維持に努めることが重要です。

Q予防歯科の基本的な診療の流れを教えてください。
A
三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック メンテナンスでは歯石除去や咀嚼と嚥下機能チェックを実施

▲メンテナンスでは歯石除去や咀嚼と嚥下機能チェックを実施

当院では、まず歯科医師が口腔内の診査を実施。その後、歯周病検査、パノラマのエックス線、口腔内写真の撮影をいたします。それらをもとに評価を行い、実際の写真を見てもらいながら、口腔内の状態をご説明。口腔内写真は、お口の中の状態がかなりリアルにわかるので、虫歯だけでなく、歯周病に関しても健康な歯茎との色の違いを認識いただきやすいため、説明する際のツールとしても活用しています。もしも、口腔内にトラブルがあれば治療を優先。その後、歯石除去などのメンテナンスを実施いたします。さらに、当院では咀嚼と嚥下機能のチェックも必要に応じて実施。それは当院ならではの強みであり、特徴と言えるのではないでしょうか。

Q口腔機能も含め、全体を診ることを重視されているのですね。
A
三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック 定期的な受診で、今後起こり得るであろうリスクを回避していく

▲定期的な受診で、今後起こり得るであろうリスクを回避していく

はい。咀嚼と嚥下機能の分野は私の専門分野でもありますし、舌の位置をはじめ、うがいや会話中の口腔周辺の様子も確認したり、待っていただいている間もお口がぽかんと開いていないかなど、くまなくチェックします。その上で必要だと判断した場合は、さらなる検査をご提案。今は困っていなくても、これから先どういったことが考えられるかをお伝えし、今のうちに口腔周囲筋を鍛えることで、衰えの回避が見込めるといったお話もさせていただきます。お子さんの場合は、口腔習癖による歯並びや噛み合わせ、お口ぽかんの改善などを図るために、成人や高齢者の場合はオーラルフレイル予防の目的などで、MFT(口腔筋機能療法)を実施しています。

Qいつ頃から予防歯科に取り組むべきですか?
A
三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック できるだけ早い年齢で歯医者に慣れていくことが大切

▲できるだけ早い年齢で歯医者に慣れていくことが大切

お子さんの誕生後、歯が生え始めたら、ぜひかかりつけ先を見つけて予防を始めてください。定期的な受診で口腔内をチェックしてもらう習慣づけを意識して行うようにしましょう。成長に応じたアドバイスもできますし、乳歯の奥歯や6歳臼歯の溝に歯科用樹脂を埋めて虫歯予防を図るシーラントを行うタイミングなどもお伝えすることが可能です。子どもの頃から予防に対する意識を育むことで、将来の口腔環境の向上が期待できます。歯科医院で受ける定期的なメンテナンスとご自宅でのセルフケアがしっかりできていれば、いくつになっても自分の歯でしっかり噛めて好きなものを食べられることも望める。つまり、健康寿命延伸に直結すると考えます。

ドクターからのメッセージ

田下 雄一院長

セルフケアのポイントとして、正しいブラッシングに加え、フロスの使用など補助器具の習慣化が挙げられます。そして歯科医院での定期的なメンテナンス。歯石は口臭や歯周病の大きな要因となります。ご自身で歯石を除去することは難しいため、やはり定期的なメンテナンスは欠かせません。めざすのは、歯を温存し、いつまでも健康で過ごせること。そのためには、咀嚼や嚥下機能も重要です。歯を残せても、噛む力や飲み込む機能が低下していれば、やわらかい物しか食べられないなど、生活の質も低下していきますので、そうならないための予防に努めていただきたいなと思います。もしも気になることがあれば、ご遠慮なくお尋ねください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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