広尾かなもりクリニック

広尾かなもりクリニック

金森 圭司院長

21744

広尾駅3番出口から徒歩30秒の好立地にある「広尾かなもりクリニック」。2010年4月に開業した同院は、地域にしっかりと根を下ろし、内科から産婦人科、エイジングケアに至るまで、地域住民の幅広い医療ニーズに応え、信頼を集めている。院長の金森圭司先生は、プロの音楽家から医師に転身した異色の経歴の持ち主。「患者さんに喜んでいただけるような、心のこもった血の通った医療を行っていきたい」と語る金森先生が患者に向けるまなざしは、どこまでも温かく、優しい。そんな金森先生に、音楽家から医師へ転身したきっかけ、診療への思い、プライベートの過ごし方などを聞いた。
(取材日2011年12月6日/再取材日2017年8月30日)

誰もが気軽に相談できる地域のかかりつけ医をめざして

―こちらのクリニックの特徴を教えてください。

地域に密着した医療機関として、産まれる前の胎児から小児、高齢者まで、年齢・性別を問わずどなたでも、健康や病気に関する悩みを気兼ねなく、なんでも相談することができる「かかりつけ医」であるように心がけています。そのための工夫として予約制を導入し、患者さんをなるべくお待たせしないようにするとともに、診療時間を十分確保して、患者さんの訴えやお話はすべて伺うように心がけています。

―女性にとって身近な医療機関で産婦人科まで診てもらえるのはうれしいですね。

産科については、当院で妊婦健診を妊娠34週頃まで行い、日本赤十字医療センターや愛育病院などでお産をする病診連携体制を整えています。もちろん日赤や愛育病院以外でも、里帰り分娩も含め、患者さんが希望されるすべての病院へのご紹介が可能です。一方、婦人科領域では、更年期障害に対する「ホルモン補充療法」に力を入れています。女性は50歳前後を境に女性ホルモンが急に低下することで、のぼせや火照りといった症状のほか、コレステロール値が高くなったり、骨が弱くなったり、不安や不眠になったり、皮膚や粘膜が薄くなったりすることがあります。ホルモン補充療法とは、女性ホルモンが含まれた飲み薬や貼り薬で、減少した女性ホルモンを補うことにより、それらの症状を改善するための治療法です。

―更年期障害が治療可能であることを知らない方も多いのでは?

そうですね。最近やっとマスコミでも取り上げられることが多くなり、認知されてきてはいますが、日本でホルモン補充療法を受けている人の割合はまだ100人に1人か2人と、欧米の3〜4割には遠く及ばないとされているのが現状です。ホルモン補充療法については、治療費はほとんど健康保険でカバーすることも可能です。閉経後早期にこの治療を受けておくことで、将来にわたるさまざまな健康障害の発生を予防あるいは軽減することが期待できるのですから、患者さんにとっても国家予算にとっても非常にコストパフォーマンスの良い治療法でもあるのです。更年期障害にお悩みの方もお悩みでない方も、ぜひ気軽に相談していただきたいと思います。

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