全国のドクター12,764人の想いを取材
クリニック・病院 158,416件の情報を掲載(2024年7月21日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 西宮市
  4. 西宮駅
  5. 田中内科ハートフルクリニック
  6. 高血圧・高脂血症も循環器の得意分野早めの治療で心疾患の予防へ

高血圧・高脂血症も循環器の得意分野
早めの治療で心疾患の予防へ

田中内科ハートフルクリニック

(西宮市/西宮駅)

最終更新日:2024/06/13

田中内科ハートフルクリニック 高血圧・高脂血症も循環器の得意分野 早めの治療で心疾患の予防へ 田中内科ハートフルクリニック 高血圧・高脂血症も循環器の得意分野 早めの治療で心疾患の予防へ
  • 保険診療

狭心症、心不全、不整脈、心臓弁膜症をはじめとする心臓に関わる疾患を診る循環器内科。カテーテル治療といった手術のイメージも強いが、実はそのスタート地点である高血圧症や、高脂血症を含む脂質異常症などの治療も得意としている。「共通点はいずれも血管。高血圧症や高コレステロールなどが血管に影響を与え続けることで血管が傷み、狭心症や心筋梗塞になる。それを防ぐための生活習慣病の治療も、循環器内科の治療の柱の一つなんです」と語るのは「田中内科ハートフルクリニック」の田中伸明院長。明るく話しやすい雰囲気で、患者が納得しやすい説明を大切に行っている。自身も服薬は苦手だと正直な笑みを見せ、患者のバックグラウンドを知りながら治療を進めたいと語る院長に、生活習慣病と心疾患の関係性について詳しく話を聞いた。

(取材日2024年5月29日)

狭心症や心筋梗塞と、高血圧や高脂血症は表裏一体。患者の背景をくみ取ったこまやかな治療で心疾患の予防へ

Q循環器内科を訪れる患者さんの症状にはどんなものがありますか?
A
田中内科ハートフルクリニック 患者が納得しやすい説明を大切に行う田中院長

▲患者が納得しやすい説明を大切に行う田中院長

動悸がする、胸に圧迫感を感じる、左腕がだるい、むくみが気になる、体重が増えた、入浴や散歩などで体を動かすと胸に違和感を感じたり肩や背中、歯の痛みが出るなど、感じ方や表現の仕方は患者さんによってさまざま。このように患者さんの多くが“違和感”で来院されるんです。また背中や首などに痛みが出るのは狭心症による放散痛の可能性もあり、心電図やエコー検査、エックス線検査でしっかりと鑑別診断を行います。検査を受けて整形外科の症状だとわかるなら、それはそれで良いことですよね。気になる症状があれば、まずは早い段階で相談にいらしてほしいと思います。然るべき医療機関に紹介することもかかりつけ医の重要な役目ですから。

Q高血圧や脂質異常症なども、循環器内科で相談していいのですか?
A
田中内科ハートフルクリニック 健康診断で血糖値の高さを指摘されたら、早めに受診しよう

▲健康診断で血糖値の高さを指摘されたら、早めに受診しよう

カテーテル治療を専門的に行ってきた私としては、むしろ積極的にご相談いただきたい内容だと考えています。狭心症や心筋梗塞などの命に関わる心疾患のスタートは、高血圧やコレステロール値の異常といった生活習慣病です。ですから生活習慣病を治療は、心疾患の予防につながります。そもそも高血圧もコレステロール値も血管に影響を与えるもの。循環器の医師としては一緒に診るべきものという認識なんです。特に私は大学では動脈硬化を専門的に研究していました。血圧と脂質異常症を放置すると血管障害から始まり、行き着く果ては狭心症などの心疾患です。循環器内科では生活習慣病も重点的に診ますから、安心して相談してください。

Q具体的に高血圧などをどのように治療するのでしょうか?
A
田中内科ハートフルクリニック 採血やエコー検査、エックス線検査で鑑別診断を行う

▲採血やエコー検査、エックス線検査で鑑別診断を行う

まずは、すでに心筋梗塞などを発症したことがあるのか、発症したことはないが糖尿病などを合併症として持っているのか、それらがまったくない高血圧や高脂血症なのか、という点を精査する必要があります。それによって、治療の方法はまさに十人十色に異なります。発症したことがある方は服薬されるほうが予防につながりますし、一方で健康診断などをきっかけに高血圧などを初めて指摘されたという方には、食事・運動指導から入るでしょう。食事・運動指導でもできるだけ患者さんが何をやったらいいかを具体的にイメージできるようなアドバイスやツールを用いることを心がけています。

Qこちらでの治療の際、そのようなツールを用いているのですね。
A
田中内科ハートフルクリニック 動悸がするなど身体の“違和感“があれば相談を

▲動悸がするなど身体の“違和感“があれば相談を

「運動をしましょう」と言われても、患者さんはどう動いていいかわからないもの。当院では体成分分析装置を使用し、上半身の筋肉は年齢の平均値、下半身は筋肉が弱いなど測定します。そうすると「ウォーキングをしましょう」と運動のやり方が具体的になり、患者さんも取り組みやすくなりますよね。また毎日私が直接指導することはできないので、食事・運動について詳しく説明したパンフレットや、治療に役立つ情報提供や日常生活のサポートを行うようなスマホアプリを紹介することもあります。そうして数値が改善に向かえば取り組みへの実感が得られ、患者さんのモチベーションもさらに上がるのだと思いますよ。

Q治療を受ける際に覚えておいたほうがいい点はありますか?
A
田中内科ハートフルクリニック 検査結果をもとに一人ひとりに合わせた治療を提案する

▲検査結果をもとに一人ひとりに合わせた治療を提案する

動脈硬化の原因となるLDLコレステロールの改善は、食事の改善や運動だけではなかなか難しく、お薬のサポートがどうしても必要になる場合があります。特にカテーテル治療を受けたことがある場合、服薬を続けると心疾患の再発率を下げることにつながるという医学的根拠がありますので、服薬がお勧めです。ただ、カテーテル治療を受けていない、初めて服薬するので抵抗感がある、副作用が心配だという方もおられますよね。そういう場合は、症状が進行しない最低限の量から始め、副作用などがないかを定期的に確認しながら治療を続けます。服薬に不安がある方は、遠慮なく質問や相談をお聞かせください。

ドクターからのメッセージ

田中 伸明院長

私自身も服薬は苦手なほうなので、「お薬を飲みましょう」と言われてもすぐに「そうしましょう」とうなずけない方のお気持ちもよくわかるつもりです。ただ、特にLDLコレステロールの場合、断続的にでも服薬をした方と、まったく服薬をしなかった方を比較すると、やはり前者のほうが心疾患の発症が少ないようです。ですから当院が提案したいのは、ご自分のペースで治療ができるよう、よく話し合いましょうということ。循環器内科で生活習慣病の相談をしてほしいですし、その治療内容もお一人お一人の生活スタイルやお気持ちをくんで提案していきます。ぜひいろいろと意見を交わしながら、一緒に良い道を探していきましょう。

Access