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一日中動悸がする違和感は循環器内科へ
高血圧の治療で心疾患予防

田中内科ハートフルクリニック

(西宮市/西宮駅)

最終更新日:2025/07/17

田中内科ハートフルクリニック 一日中動悸がする違和感は循環器内科へ 高血圧の治療で心疾患予防 田中内科ハートフルクリニック 一日中動悸がする違和感は循環器内科へ 高血圧の治療で心疾患予防
  • 保険診療

狭心症や心不全、不整脈、心臓弁膜症といった心臓に関わる疾患を診る循環器内科。「カテーテル治療による手術を行う診療科」というイメージをもたれがちだが、実は心疾患の原因となる高血圧症や、高脂血症を含む脂質異常症などの治療も担っている。「田中内科ハートフルクリニック」の田中伸明院長は、「高血圧や高コレステロールによる影響が続くと血管が傷み、狭心症や心筋梗塞の引き金になります。生活習慣病の治療は、循環器内科の治療の柱の一つなんです」と語る。患者の背景に目配りしながら、納得して治療を進めてもらえるように心がけているという。明るく話しやすい雰囲気で丁寧な説明を重視する院長に、生活習慣病と心疾患の関係性について詳しく話を聞いた。

(取材日2024年5月29日/情報更新日2025年6月13日)

日常的に動悸が続く場合は心疾患の疑いも。まずは高血圧や高コレステロールを放置しないことが重要

Qずっと動悸がするのですが、どの診療科にかかればいいですか?
A
田中内科ハートフルクリニック 患者が納得しやすい説明を大切に行う田中院長

▲患者が納得しやすい説明を大切に行う田中院長

「動悸がする」状態がずっと続く場合、狭心症や心不全などの心疾患が疑われるため、まずは循環器内科を受診していただきたいです。他にも、胸に圧迫感を感じる、左腕がだるい、むくみが気になる、体重が増えた、入浴や散歩などで体を動かすと胸に違和感がある、肩や背中、歯の痛みが出る、などの症状も同様です。人によって感じ方は違うものの、こうした“違和感”で来院される中に心疾患が隠れていることがあります。例えば、背中や首などの痛みは狭心症による放散痛の可能性もあり、心電図やエコー検査、エックス線検査で鑑別診断を行います。検査の結果、整形外科の症状だと考えられれば、かかりつけ医として適切な医療機関にご紹介します。

Q高血圧症や脂質異常症も、循環器内科で相談していいのですか?
A
田中内科ハートフルクリニック 健康診断で血糖値の高さを指摘されたら、早めに受診しよう

▲健康診断で血糖値の高さを指摘されたら、早めに受診しよう

もちろんです。むしろ、カテーテル治療を専門としてきた私からすると、まずは循環器内科でご相談いただきたい内容です。高血圧も高コレステロールも血管に悪影響を及ぼし、動脈硬化の原因となります。私は以前、大学で動脈硬化を研究していましたが、高血圧症や脂質異常症の放置から血管障害になり、狭心症などの心疾患につながった症例をたくさん診ていました。高血圧やコレステロール値の異常などの生活習慣病の放置は、狭心症や心筋梗塞という命に関わる心疾患の始まりとなるかもしれません。心疾患を予防するには生活習慣病の治療が欠かせませんが、循環器内科であれば心疾患に目配りしつつ高血圧や脂質異常症を診ていくことができます。

Q具体的に高血圧などをどのように治療するのでしょうか?
A
田中内科ハートフルクリニック 採血やエコー検査、エックス線検査で鑑別診断を行う

▲採血やエコー検査、エックス線検査で鑑別診断を行う

まず治療前に精査したいのが、すでに心筋梗塞などを発症したことがあるのか、発症したことはないが糖尿病などを合併症として持っているのか、あるいは、今までそうしたことがまったくない高血圧症や高脂血症なのか、という点です。これまでの病歴や病態によって、一人ひとり治療の方法は大きく異なります。注意すべき疾患を発症したことがある方であれば、再発予防のために服薬が治療の選択肢となるでしょう。一方、健康診断で高血圧などを初めて指摘された場合は、基本的には食事・運動指導から始めます。その際当院では、患者さんが食事や運動面でどうしていくべきか具体的にイメージできるように、アドバイスやツールの活用を行っています。

Qこちらでは治療の際、ツールも活用しているのですね。
A
田中内科ハートフルクリニック 動悸がするなど身体の“違和感“があれば相談を

▲動悸がするなど身体の“違和感“があれば相談を

そうなんです。患者さんの立場に立つと、ただ「運動をしましょう」と言われても、何をやればいいかわからないと思うのです。そこで当院では体の成分分析装置で、上半身や下半身の筋肉を測定しています。「上半身は年齢相応の値だが、下半身の筋肉は弱い」となれば、「ウォーキングをしましょう」と具体的な指導ができ、患者さんの取り組みやすさにつながります。同時に、患者さんに役立つ食事や運動を解説したパンフレットや治療に役立つ情報を提供したり、健康的な日常生活をサポートするためのスマホアプリをご紹介したりもしています。数値が改善に向かえば、取り組みへの実感が得られ、継続するモチベーションも上がるのではないでしょうか。

Q治療を受ける際に覚えておいたほうがいい点はありますか?
A
田中内科ハートフルクリニック 検査結果をもとに一人ひとりに合わせた治療を提案する

▲検査結果をもとに一人ひとりに合わせた治療を提案する

心疾患につながる動脈硬化を防ぐには、LDLコレステロールの改善が鍵になります。ただ、食事や運動習慣の見直しだけでは難しい面があり、どうしてもお薬の力が必要になることもあります。中でも、心疾患でカテーテル治療を受けたことがある患者さんは、服薬をお勧めしたいですね。服薬の継続で再発率を下げることが期待できるという医学的根拠があるからです。ただ、これまで心疾患の治療を受けたことがなければ、初めての服薬に抵抗感があり、副作用が心配と感じるかもしれません。症状の進行を防ぐために最低限の量から始めて、副作用の有無を定期的に確認しながら治療を続けることもできますので、お薬への不安など何でもご相談ください。

ドクターからのメッセージ

田中 伸明院長

実は私も服薬は苦手なほうですから、「できればお薬は飲みたくないな……」となる患者さんの気持ちもわかるつもりです。一方で血圧やLDLコレステロールの観点から考えると、お薬を飲まなかった方と比べて、断続的にでも服薬した方のほうが心疾患の発症リスクの低減が期待できるでしょう。そのためにも、患者さんがご自分のペースで治療ができるよう、よく話し合うことが大切だというのが当院のスタンスです。意見を交わしながら、一緒に良い道を探していけたらと思っています。ぜひ生活習慣病の相談は循環器内科にお越しください。患者さん一人ひとりの生活スタイルやお気持ちをくんで提案していくよう、今後も努めてまいります。

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