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生活習慣病とはどんな病気?
基礎知識を身につけて継続的な治療を

新中野なべよこ内科

(中野区/新中野駅)

最終更新日:2025/07/02

新中野なべよこ内科 生活習慣病とはどんな病気? 基礎知識を身につけて継続的な治療を 新中野なべよこ内科 生活習慣病とはどんな病気? 基礎知識を身につけて継続的な治療を
  • 保険診療

高血圧やコレステロール値の高さなどを健康診断で指摘される人は少なくないが、自らの生活習慣病を自覚して、継続的な治療につなげることは意外に難しい。それは、日々の生活の中でこれといった自覚症状がなく、疾患であると認識しにくいことも理由だろう。そもそも生活習慣病とはどのような疾患を指し、なぜ治療が大切なのだろうか。「新中野なべよこ内科」の高昌秀安院長は、「生活習慣病が進行すると、狭心症や心筋梗塞など生命の危険がある大きな病気につながるため、予防が大切です」と、生活習慣病を治療することの重要性を語る。生活習慣病について知り、自身の疾患について自覚して、無理のない治療の開始・継続につなげるため、高昌院長に生活習慣病の基礎知識を教えてもらった。

(取材日2025年5月29日)

生活習慣病について知るためのアプリも有効活用、動脈硬化の進行を防ぐため継続的な治療を

Q生活習慣病とはどのような病気でしょうか?
A
新中野なべよこ内科 生活習慣病予防を継続できるよう、患者を温かくサポートする

▲生活習慣病予防を継続できるよう、患者を温かくサポートする

生活習慣病とは、具体的には高血圧症、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)といった疾患が挙げられます。食事や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が、発症や進行に大きく関わると考えられているこれらの疾患を総称して、生活習慣病と呼んでいます。自覚症状が現れないために、患者さん自身が意識することが難しいのですが、進行すると狭心症や心筋梗塞、脳卒中など、生命に関わる病気を引き起こす恐れがあります。

Qどのような人が生活習慣病に罹患しやすいのでしょうか?
A
新中野なべよこ内科 パンフレットを用いて丁寧に説明する

▲パンフレットを用いて丁寧に説明する

一般に、肥満体型の方は生活習慣病のリスクが高くなると考えられます。食習慣に関して言えば、多くの日本人が好んで食べるラーメンなどが代表的ですが、カロリーや塩分の摂取量が多くなりやすい食べ物は注意が必要だと思います。食習慣以外の面では、日々の生活の中で大きなストレスを抱えている方、また飲酒や喫煙が多い方も、生活習慣病のリスクが高くなるでしょう。

Q通院のモチベーション維持が難しいという話を聞きます。
A
新中野なべよこ内科 通院しやすさ、モチベーション維持を大事にして診療にあたる

▲通院しやすさ、モチベーション維持を大事にして診療にあたる

生活習慣病は自覚症状がなく、健康診断などで注意されて初めて意識するといったことが多い病気です。仮に数値として変動があったとしても、やはりその体感も得にくいですし、通院して薬を服用して、という治療を始めても、通うたびに食事制限の注意などを繰り返されるとうんざりしてしまい、長く続かない原因になることもあると考えられます。生活習慣病によって動脈硬化につながると、より緊急性の高い病気になる危険性があることを認識して、継続的に治療する意志を持っていただければと思います。

Qこちらのクリニックではどのような診療を行っていますか?
A
新中野なべよこ内科 診療では、心身の些細な悩みに親身に耳を傾ける

▲診療では、心身の些細な悩みに親身に耳を傾ける

カロリーや塩分摂取量の調整など、生活習慣を整えるための診療は、一般的にどのクリニックでも行っていると思いますが、当院ではさらに、生活習慣病の方に日々の生活改善を促すためのアプリを活用しています。治療をするといっても、はじめから薬を服用する治療を行うことには抵抗のある方も多いはずです。まずは、血圧のコントロールに必要な生活習慣のためには何が必要なのかなど、治療のための知識を得ながら、自分自身で生活を管理できるようになることが大切。そのために、こうしたアプリの利用は有用だと思います。

Q予防のために日常生活で心がけるべきことを教えてください。
A
新中野なべよこ内科 日常生活上の注意点や食事についてもアドバイスする当院

▲日常生活上の注意点や食事についてもアドバイスする当院

カロリーや塩分を多く取りすぎていないかといった食生活の管理、そして運動習慣をつけることが重要です。それまで運動の習慣がない方であれば、まずは散歩を始めてみて、その中でインターバルをつけながら少し早歩きをするなど自分なりに運動の仕方を見つけ、それを徐々に増やしていくのも良いでしょう。人間の体はいつまでも若い時と同じではありませんから、年を重ねるにつれて動脈硬化は進行しやすくなります。生活習慣を改善して、動脈硬化が進むのをいかに遅らせることができるかが大切です。

ドクターからのメッセージ

高昌 秀安院長

生活習慣病の管理を、お一人だけで続けることはなかなか難しい面もあると思います。定期的に通院して、われわれ医師が診療でお伝えすることなどを日常生活に落とし込んで、継続につなげていただければ良いですね。大切なのは、その先の大きな病気にならないように予防をすること。狭心症や心筋梗塞などを発症すると、生活が大きく一変します。それを防ぐためにも、われわれと一緒に、アプリなども活用して生活習慣病のことを学びながら治療していければと思います。

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