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「つらくない検査」をめざす
患者の不安を取り除く内視鏡検査

ぎょうとく内科・内視鏡クリニック

(台東区/浅草橋駅)

最終更新日:2025/04/02

ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 「つらくない検査」をめざす 患者の不安を取り除く内視鏡検査 ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 「つらくない検査」をめざす 患者の不安を取り除く内視鏡検査
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胃や大腸の疾患を早期に発見するために有用な内視鏡検査。しかし、検査がつらいのではないかといったイメージが先行し、つい後回しにしてしまうことも多い。まずは内視鏡検査の具体的な手順や、検査中の負担軽減にどのような工夫がなされているのか、知ることから始めてはどうだろうか。数多くの胃・大腸内視鏡検査にあたってきた「ぎょうとく内科・内視鏡クリニック」の行徳芳則院長は、検査を受ける人の負担が少なくなるよう努めながら、診療にあたっている。「40歳を過ぎたら、まずは一度内視鏡検査を受けてほしいですね」と話す行徳院長に、胃・大腸内視鏡検査の有用性や検査時の負担軽減のための施策、実際の検査に至るステップなどを説明してもらった。

(取材日2025年3月14日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q内視鏡検査を受けるべきタイミングを教えてください。
A

一般的に、40歳以上の方であれば、まず一度は受けておくと良いと考えられます。大腸の内視鏡検査であれば、ご家族に大腸がんの既往歴がある方は、特に意識して検査を考えてほしいですね。そのほか、加工肉の食品などは発がんのリスクが高まるとされていますので、そういった食品をよく食べる方も注意していただきたいです。胃の内視鏡検査については、まずはピロリ菌の有無を調べるためにも、一度検査を受けることをお勧めします。その結果、ピロリ菌の感染がある方は1年に1回、そうでない方は2年に1回くらいのペースで検査を受けていただくのが望ましいですね。

Q内視鏡検査でどのようなことがわかるのか教えてください。
A

胃の内視鏡検査では、食道、胃、十二指腸の病気の発見に有用です。検査を受けていなかったことで、進行した食道がんや胃がんなどが後になってから見つかることもありますので、定期的な検査をお勧めします。大腸内視鏡検査は、結腸から直腸にできた大腸がんを見つける手段となります。また、大腸ポリープが時間をかけてがん化することが知られていますので、大腸内視鏡でポリープを早期に見つけて除去することでがんのリスクを下げることが期待できます。そのほか、出血の原因となる内痔核や潰瘍性大腸炎の発見にも、大腸内視鏡検査は役立ちます。

Q内視鏡検査は、「つらい、苦しい」というイメージがあります。
A

胃の内視鏡検査については、当院では太さ5ミリほどの経鼻内視鏡を採用しています。経口による内視鏡検査がつらかった経験がある方も、経鼻内視鏡ならば苦痛を軽減して検査が受けられるケースが多いです。それでも不安がある方には、鎮静・鎮痛の静脈麻酔を使うことも可能ですので、ご希望を伝えていただければと思います。大腸内視鏡検査でも、同じく静脈麻酔が使用できることはもちろん、カメラ自体も腸の負担軽減を期待できるやわらかさのカメラを用いており、また検査中のおなかの張りが、検査終了後、早期に解消できるといわれている二酸化炭素のガスを使い、検査を受ける方の負担を減らすことに努めています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診と事前説明
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 問診と事前説明

内視鏡検査の手順説明や問診を行う。問診では、これまで内視鏡検査や麻酔薬使用の経験の有無や、一般的な既往歴、アレルギー歴などを確認する。また、内視鏡検査で組織を採取しての検査やポリープ除去を行う場合、抗血栓薬を服用していると出血が止まらなくなる恐れがあるため、服薬歴の確認も大切だという。同院では、検査実施日は胃の内視鏡の場合は条件が合えば即日実施、大腸内視鏡は原則、翌日以降の案内となる。

2検査前の準備、下剤の服用
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 検査前の準備、下剤の服用

大腸内視鏡検査では、腸の中に消化されにくい食べ物が残っていると検査の精度を損なうため、前日の食事内容が大切。同院では検査前にお勧めの食事内容を、プリントなどを用いて説明しているほか、不安のある人には検査用の食事も提供可能。大腸内視鏡検査の場合、検査当日に下剤を服用するが、クリニック近隣に住んでいれば自宅で服用してから来院でき、遠方からの来院であれば、院内のスペースで服用することもできる。

3内視鏡検査を受ける
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 内視鏡検査を受ける

検査用の衣類に着替えて内視鏡室に入り、点滴による麻酔の準備が整ったら、実際に内視鏡検査を受ける。検査自体は15~20分程度だというが、大腸ポリープが見つかり、検査中に切除の処置などが行われる場合は多少、終了までの時間が変動する。

4リカバリールームでの休息
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック リカバリールームでの休息

静脈麻酔を行った場合、検査後にリカバリールームで30分~1時間ほど休息を取る。鎮静剤の影響があるため、クリニックから帰る際には自分自身で自動車やバイク、自転車の運転はせず、公共の交通機関やタクシーなどで帰宅する。当日はまだぼんやりとした感覚が残る可能性があるので、検査後は自宅で静養することが推奨される。

5検査後の説明
ぎょうとく内科・内視鏡クリニック 検査後の説明

検査で麻酔を使用しなかった場合は検査後すぐに、診察室で検査時の画像を見ながら結果の説明を行う。麻酔を使用した場合、リカバリールームで休息を取った後、同じく検査結果の説明がある。ポリープの除去や組織を採取しての検査を行った場合は、2週間ほど後に再診、その診断結果までを踏まえて医師からの説明があり、治療方針を決めていく。

ドクターからのメッセージ

行徳 芳則院長

内視鏡検査で発見できる病気は、定期的な検査を受けていれば早期の段階で対策できることが多いです。ですから、検査を悩まれている方は、まず一度ご相談いただければと思います。もちろん、検査にあたっては、ご本人が理解し、納得した上で受けることが大切なので、しっかりと説明をさせていただき、麻酔の使用や内視鏡の太さなども、できる限り検査中の負担が少なくなるよう努めています。安心して検査を受けることができ、定期的なフォローをしていけるクリニックでありたいと思っておりますので、ぜひお気軽にご来院ください。

行徳 芳則院長 ぎょうとく内科・内視鏡クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

内視鏡検査/胃(自費の場合):1万8000円~、大腸(自費の場合):3万円~

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