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裸眼で過ごせる近視矯正
安全性に配慮したオルソケラトロジー

南船橋眼科

(船橋市/南船橋駅)

最終更新日:2025/06/11

南船橋眼科 裸眼で過ごせる近視矯正 安全性に配慮したオルソケラトロジー 南船橋眼科 裸眼で過ごせる近視矯正 安全性に配慮したオルソケラトロジー
  • 自由診療

近年、日本をはじめとしたアジア圏全域で子どもの近視が急増しており、近視の矯正治療に対する注目が高まっている。中でも、手術を伴わないオルソケラトロジーは、夜寝ている間に専用のコンタクトレンズを装着するだけという画期的な近視矯正治療だ。目にメスを入れることもない上、7歳以上であれば子どもも選択できることも魅力の一つ。日帰り白内障手術、緑内障のレーザー治療、硝子体注射など専門性の高い眼科診療を地域の中で実践し、小児の近視矯正治療にも注力している「南船橋眼科」。今回は数多くの近視治療に携わってきた佐倉達朗院長に、オルソケラトロジーの特徴や治療にあたっての注意点などについて詳しく聞いた。

(取材日2025年2月27日)

近視を専門とする医師も在籍。オルソケラトロジーなどの近視矯正治療を通じて、目を守り続ける

Q近視矯正治療のオルソケラトロジーについて教えてください。
A
南船橋眼科 日本専門医機構眼科専門医の資格を持つ佐倉院長

▲日本専門医機構眼科専門医の資格を持つ佐倉院長

専用のハードコンタクトレンズを夜寝る前につけて、朝起きたら外すという、通常のコンタクトレンズとは逆の使い方をする治療法です。寝ている間にコンタクトレンズが目の表面を圧迫することで、角膜の形状を少し平坦にして視力の補正を図ります。角膜の形は徐々に元に戻りますから、一時的なもの。そのため、コンタクトレンズを毎晩つけて寝る必要がありますが、逆に考えると、レンズをつけるのをやめれば、矯正がされていない目の状態に戻るので、安全面にも配慮された治療です。「目にメスを入れるのが怖い」といった方にとっても受けやすい治療だと思います。

Q治療のメリットやデメリットについても気になります。
A
南船橋眼科 豊富な経験に基づき、患者に寄り添った丁寧な診療を行う

▲豊富な経験に基づき、患者に寄り添った丁寧な診療を行う

日中に裸眼で過ごせることに加えて、手術を伴わず毎晩寝ている間に行う治療ですので、従来の生活習慣をほとんど変えることなく、スムーズに始められるのもメリットです。一方でデメリットは、自費治療なので通常の眼鏡・コンタクトレンズ装用と比較すると治療費が割高になってしまうということ。レンズは消耗品なので使い方によっては割れたり、なくしてしまったりというリスクがある他、洗浄や保存など、通常のコンタクトレンズと同様の適切な管理が必要です。ですが夜間の使用になるため保護者の方のサポートが得やすく、安全に進めやすい方法といえるでしょう。

Q誰でも受けられる治療なのですか? 年齢制限などはありますか?
A
南船橋眼科 近視が進行すると重篤な疾患につながることもあるという

▲近視が進行すると重篤な疾患につながることもあるという

オルソケラトロジーは7歳から受けることが可能です。中等度近視までの方が対象で、近視や乱視が強すぎる場合は対象外になる可能性があり、検査結果を踏まえて判断します。私はこれまで近視治療の分野で研鑽を積んできました。その経験を生かして治療の適応性を慎重に見極めています。近視が進行する原因の代表格はやはり遺伝です。ご両親ともに近視の場合、お子さんも近視になるリスクがかなり高いので、お子さんの近視が気になったら発見が遅れないようお早めに眼科を受診されることをお勧めします。

Q治療にあたって注意すべきポイントを教えてください。
A
南船橋眼科 患者一人ひとりに合わせた処置ができるよう精度の高い検査を行う

▲患者一人ひとりに合わせた処置ができるよう精度の高い検査を行う

寝ている間に治療するため、睡眠時間を十分に確保していただく必要があります。目安としては7時間前後。小中学生ならそこまで難しくないと思いますが、受験生あるいは成人で勉強や仕事のために睡眠時間が短くなる生活が続いていると、毎晩装着していたとしても十分な効果が望めなくなってしまいます。寝ている間につけるコンタクトレンズですから、人為的な影響を受ける場面がほとんどないので、レンズの適切な管理と睡眠時間の確保以外には特に注意すべきことはありません。目に異物を入れるので、最初のうちはどうしても目の中がゴロゴロするなどの違和感がありますが、この点もすぐに慣れるかと思います。

Qこちらでは他にどのような疾患に対応していますか?
A
南船橋眼科 一般的な目のトラブルをはじめ、幅広い症状に対応

▲一般的な目のトラブルをはじめ、幅広い症状に対応

当院には3人の眼科専門の医師が在籍しており、各自の専門分野を生かしつつ、幅広い眼科診療を提供しています。ものもらい・結膜炎・ドライアイといった身近な疾患から、多焦点レンズを用いた日帰り白内障手術、網膜剥離・糖尿病網膜症などのレーザー治療、硝子体注射、また私の専門分野である近視治療など幅広く対応。特にお子さんの場合にはオルソケラトロジーなどの近視矯正や将来の合併症のリスク低減をめざしています。また年齢に関わらず、視神経障害や新生血管など近視が原因で起こり得る症状に対しては、当院内で点眼加療や注射などの治療を行うこともできますし、手術が必要な場合には設備の整った医療機関にご紹介しています。

ドクターからのメッセージ

佐倉 達朗院長

私は白内障手術と近視治療を専門としており、また私自身にも幼少期から強い近視がありました。ですから近視のお子さんの気持ちも、進行した際の親御さんの不安もよくわかります。東京医科歯科大学(現・東京科学大学)の先端近視センターで培った経験をもとに、同じように近視に悩む身として患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、かつ専門性を持った医師として近視治療に取り組んでいます。近視でも、またその他にも目に関する困り事がありましたら、身近なかかりつけ医としてお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/15万4000円~、白内障手術の多焦点眼内レンズ/26万円~ ※各種、円相場の影響で金額は変動する可能性があります。

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