大学病院などでの経験を生かし
同水準の医療をクリニックで実現
御徒町おひさま内科
(台東区/新御徒町駅)
最終更新日:2024/10/03


- 保険診療
誰もが、一度は受診したことがあるであろう内科。かかりつけ医として地域住民の健康を管理し、長い付き合いになるクリニックも多い。内科では一般的に、発熱した、おなかの調子が悪い、何となくだるいといった患者の訴えはさまざまで、医師には豊富な経験が求められている。そんなニーズに応えてくれるのが、「御徒町おひさま内科」の榎奥健一郎院長だ。榎奥院長は、日本肝臓学会肝臓専門医の資格を持ち、東京大学医学部附属病院の消化器内科で20年にわたり診療を行ってきた、消化器内科のエキスパート。大学病院に勤務した長年の経験を生かし、同レベルの医療の提供をめざす上、一般内科はもちろん、生活習慣病、がん検診、睡眠時無呼吸症候群、訪問診療など幅広く対応する。そこで榎奥院長に、診療の特徴や消化器内科の詳細などについて話を聞いた。
(取材日2024年9月9日)
目次
内科と消化器内科で身近な疾患を広く診療。豊富な経験で大学病院レベルの医療の提供をめざし、他院とも連携
- Qクリニックの診療内容について、教えてください。
-
A
▲幅広い年齢層が受診しやすいよう、朝8時半から夜8時まで診療
一般内科を中心に、消化器内科、肝臓専門の外来、生活習慣病、睡眠時無呼吸症候群、健康診断、訪問診療まで、幅広く扱っています。この地域はファミリー層やビジネスパーソンなども多く、お子さんから高齢者まで患者さんの年齢層もさまざまなので、風邪、高血圧、骨粗しょう症など、さまざまな身近な病気を診療しています。そのほか消化器内科に力を入れていることが特徴で、食道、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓、胆管といった部位を対象とした、おなかのトラブルや病気に対応しています。当院では超音波検査、エックス線検査、血液検査などを実施。胃や大腸の内視鏡検査、CT検査は連携病院で行い、検査結果は私からお伝えします。
- Qどのような時に、消化器内科を利用すれば良いでしょう。
-
A
▲超音波検査、エックス線検査、血液検査を行っている同院
おなかの調子が良くならない、吐き気が止まらない、下痢を繰り返す、胃のあたりが痛い、血便が出たといった、おなかの困り事があったときに利用してください。ご相談で多いのでは、便の異常です。新入社員や受験生がストレスをためて下痢を繰り返す、食生活の乱れなどで便秘がちといった方が目立ちます。下痢や便秘の薬はいくつか種類があり、その方に合った薬を服用すればほどなく改善が期待できるので、早めの受診をお勧めします。また、消化器内科では、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、胃腸炎などの疾患を取り扱っています。消化器の各臓器にはがんが生じることもあるので、腹部超音波検査や内視鏡検査を促し早期発見をめざしています。
- Q先生は長年、消化器内科疾患を診療されてきたそうですね。
-
A
▲さまざまな症例と向き合い研鑽を積み続けてきた榎奥院長
2003年に東京大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院の消化器内科に所属し、20年ほど基礎研究や学生・研修医の教育、診療を行ってきました。その他にも、旭中央病院、亀田総合病院、朝日生命成人病研究所附属医院、河北ファミリークリニックなど、さまざまな医療機関で各種消化器内科疾患、一般内科疾患を診療し研鑽を積んでいます。特に東京大学医学部附属病院では、肝硬変や肝臓がんの末期の患者さんなど難しい症例にも数多く携わりました。肝臓がんの治療では、ラジオ波焼灼療法などの高度な手術も経験しています。長年の経験から培った人脈も広いので、内視鏡検査などは連携病院の信頼できる医師にお願いできます。
- Q現在も大学病院などで外来診療をされていると伺いました。
-
A
▲大学病院と同水準の診療を提供している同院
東京大学医学部附属病院は金曜日、朝日生命成人病研究所附属医院は水曜日、千葉県の旭中央病院は火曜日に、週1回ずつ担当しています。忙しい中でも大きな病院で診療を続けているのは、多くの医師との交流が良い刺激になる上、先進の医療知識と技術をアップデートできるからです。その知識と技術を、当院の患者さんに還元していきたいと考えています。また、当院の診療範囲を超える患者さんには大きな病院へご紹介いたしますが、大学病院などでの私の外来で診療を継続することも可能です。一貫して私が診ることができるので、「大きい病院に移るのは不安」「別の医師に診てもらうのは心配」という方には、安心できるのではないでしょうか。
- Q貴院で診療を受けるメリットについて、教えてください。
-
A
▲日本肝臓学会肝臓専門医の資格を持つ榎奥院長
患者さんが通いやすいことに配慮しているので、朝8時半から夜8時まで診療が受けられるのは、患者さんにとって大きなメリットでしょう。朝と夜の時間帯は、予約で定員になることが少なくありません。特に夜の診療は、忙しいビジネスパーソンや夕方に発熱した方々に重宝されています。そのほか、大学病院レベルの医療が受けられることもメリットです。私は20年ほど東京大学医学部附属病院の消化器内科に所属し、重篤な症状と向き合いながら医療技術の向上に努め、あらゆる年齢層の患者さんのつらい心に寄り添ってまいりました。その経験を生かし、大学病院ほど待たずに、同レベルの治療を速やかに受けられるようにしています。