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小児矯正は予防の観点からも重要
将来にわたって健康な口内環境を

もこもこ歯科・矯正歯科

(西宮市/甲陽園駅)

最終更新日:2025/03/14

もこもこ歯科・矯正歯科 小児矯正は予防の観点からも重要 将来にわたって健康な口内環境を もこもこ歯科・矯正歯科 小児矯正は予防の観点からも重要 将来にわたって健康な口内環境を
  • 自由診療

思春期〜成人になって自分の口元に自信が持てない人や、虫歯や歯周病、歯の破折などで歯を失ってしまう人は意外に多いもの。その悩みのもとをたどっていけば、子どもの時期の成長過程での歯並びの不良など不正咬合を放置していたことに多くの原因があるという。そして、大人になってから歯列矯正やインプラント治療などを受けようとすれば、莫大な費用や時間がかかることが多い。そうした事態を少しでも防ぎたいと、小児のうちに行う歯並び矯正の意義や重要性の啓発に力を注ぐのが「もこもこ歯科・矯正歯科」の山田哲也院長だ。小児矯正の特徴やメリットは何か、具体的にどのようなアプローチを行うのか、口腔外科と歯列矯正の専門家である山田哲也院長に詳しく解説してもらった。

(取材日2025年2月21日)

歯がきれいに並んでいても油断は禁物。3〜4歳になったら専門家のチェックを受けよう

Q大人と子どもの矯正には、どのような違いがありますか?
A
もこもこ歯科・矯正歯科 優しい口調で明るく話す院長

▲優しい口調で明るく話す院長

基本的に大人の矯正はマウスピース型の装置やワイヤーを使って歯の移動をめざすものです。一方子どもの矯正は顎の成長をうまくコントロールしながら正しい状態へと誘導していくことが大きな目的となります。乳歯から永久歯へ生え替わる時期は顎の骨もまだ成長過程にあり、口の使い方次第で良くも悪くもなるもの。子どものうちに顎の骨格のバランスを整えることや悪い癖の改善を図ることで、見た目の改善はもちろん、歯列不正が原因で生じる虫歯や歯周病、噛みしめによる歯の破折などの将来的なトラブルを未然に防ぐことが期待できるのです。小児矯正は健康な将来への歯科的な土台づくりであり、究極の予防とも言えるのではないかと考えています。

Q子どものうちに矯正を受けるメリットを教えてください。
A
もこもこ歯科・矯正歯科 キッズスペースも院内に完備されており、子どもと通院がしやすい

▲キッズスペースも院内に完備されており、子どもと通院がしやすい

大人になってから歯列や顎を改善しようとすると、歯を動かすスペースを捻出するために抜歯をしたり、時には大がかりな手術が必要になるケースもあるでしょう。小児矯正であれば簡単な装置だけでも、歯列のみならず顔の輪郭や骨格までアプローチしながら、自然で健康的な見た目に矯正することが期待できます。もう一つ重要なのが、小児矯正によって悪い癖の改善も望めること。近年は口呼吸のお子さんが多いですが、鼻呼吸をするようになれば、感染症のリスク軽減や運動時のパフォーマンスの改善などにもつながるはずです。また、大人と比較して子どもは歯が動きやすく、より簡便な処置で高い効果が望めることも小児矯正の大きな特徴です。

Qこちらのクリニックでは、どのような矯正を行うのですか?
A
もこもこ歯科・矯正歯科 矯正の専門家としての豊富な知識を生かしながら治療を行う

▲矯正の専門家としての豊富な知識を生かしながら治療を行う

小児矯正を行う上では、口腔機能の訓練から取り外し式の装置を用いる咬合誘導、固定式を含め各種装置を用いる矯正まで多彩なアプローチ方法がありますが、当院は矯正の専門家として今挙げたすべての方法に対応可能です。中でも取り外し可能なマウスピース型装置を使う咬合誘導に注力しており、これは口の周囲の筋肉や舌の位置などにアプローチしていくことで、お子さんの顎の状態や歯列を正しい成長へと導いていくものです。装着時間は1日最低10時間で、状況にもよりますが、短い装着時間でも高い効果が望めます。また、私は口腔外科出身で矯正にも広い知見がありますから、難症例や他院でのトラブルに関しても安心してご相談ください。

Q開始するタイミングや費用が気になるのですが。
A
もこもこ歯科・矯正歯科 モニターなどを見せながら、わかりやすい説明の実施を心がける

▲モニターなどを見せながら、わかりやすい説明の実施を心がける

まず小児矯正をスタートする時期ですが、乳歯から永久歯への生え替わりが始まる6〜7歳頃の小学校低学年あたりが目安となります。ただし受け口の問題は急ぐ必要があり、上顎の成長が完成する前の3〜4歳頃のうちに対処すべきでしょう。いずれの場合も第I期と呼ばれる小児矯正は生え替わりが終わるまでが上限となり、中学生以降は第II期という大人と同様の矯正に移行します。費用に関しては症例にもよりますが、一般的に大人の矯正よりは抑えられるでしょう。大人になってから矯正やインプラント治療などを受けることを考えると、小児矯正によって将来にかかる費用や時間、侵襲などを大幅に抑えられることは大いに期待できます。

Q現状は問題がなくてもチェックを受けたほうが良いのでしょうか?
A
もこもこ歯科・矯正歯科 歯並びに自信がある場合でも、一度は専門家によるチェックを

▲歯並びに自信がある場合でも、一度は専門家によるチェックを

皆さん、霊長空隙(れいちょうくうげき)というものをご存じでしょうか。霊長類の乳歯に特有の前歯の隙間のことで、人間の子どもの「すきっ歯」もこれに該当します。すきっ歯のおかげで永久歯に生え替わった時に正常に歯が並ぶわけで、もし乳歯が隙間なくそろっているとすれば、それは永久歯が並ぶスペースが不足していることになります。歯がきれいに並んでいるお子さまにも、矯正が必要となる可能性が十分に潜んでいるわけです。中には歯科医師からも問題なしと診断されて放置されているケースがあるかもしれません。お子さまが幼稚園に入る3~4歳頃には、ぜひ信頼できる歯並びや矯正治療に詳しいクリニックでチェックを受けてください。

ドクターからのメッセージ

山田 哲也院長

矯正を「特別な人が受ける治療」と考えている方が大勢おられますが、現実には日本人の6割以上、小学生ではほとんどの子に歯列矯正が必要というデータも報告されています。何もせずに歯がきれいに並ぶ子は少ないということなのです。こうした状況下で、当院では幅広い年齢層を対象に、口腔外科から矯正までオールラウンドな診療を専門的な立場で提供しています。歯列や噛み合わせの良否が、大切なお子さまの将来を左右すると言っても過言ではないと考えています。小児矯正に関しても、専門家の視点から効果が見込める方法をご提案しますので、お子さまの歯並びや噛み合わせについて正しく理解していただきたいので、ぜひお早めにご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

取り外し式装置(マウスピース型装置)を用いる子ども1期矯正/税込み18万7000円、固定式を含め各種装置を用いる子ども1期矯正/税込み55万円、2期矯正全顎矯正(マウスピース型装置を用いた矯正)/税込み44万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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