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虫歯や歯周病のほかストレスも原因に
歯がしみる知覚過敏とは

あいあーる歯科川崎駅小川町医院

(川崎市川崎区/川崎駅)

最終更新日:2026/07/03

あいあーる歯科川崎駅小川町医院 虫歯や歯周病のほかストレスも原因に 歯がしみる知覚過敏とは あいあーる歯科川崎駅小川町医院 虫歯や歯周病のほかストレスも原因に 歯がしみる知覚過敏とは
  • 保険診療

冷たい飲み物を飲んだ時などに歯がしみると感じたことは、誰しもあるのではないだろうか。虫歯への不安から過度な歯磨きを繰り返すうち、歯磨き後のすすぎやうがいでもしみるようになったという人もいるかもしれない。「歯がしみる知覚過敏には、虫歯や歯周病、あるいはストレスによるものなどさまざまな原因が考えられ、自己判断での対処は危険です」と話すのは、「あいあーる歯科川崎駅小川町医院」の前田河史明(まえだこ・ふみあき)院長。たとえ一過性の症状であっても、歯科医院への受診で原因を突き止め、適切に対処することを勧めたいという。気になる知覚過敏の原因やストレスとの関わり、治療の流れやセルフケアでできることなど、詳しく解説してもらった。

(取材日2025年12月17日)

冷たいもので歯がしみる知覚過敏の原因はさまざま。一過性の症状でもまずは受診を

Q歯がしみるのはどうしてなのでしょうか。
A
あいあーる歯科川崎駅小川町医院 患者に寄り添い丁寧なカウンセリングを心がける

▲患者に寄り添い丁寧なカウンセリングを心がける

歯の象牙質が露出して、神経が刺激を受けていることが考えられます。歯の表面を覆うエナメル質は外部からの刺激を神経に伝えませんが、内部にある象牙質にはいくつもの穴があり、刺激を受けると神経に伝達してしまうのです。通常は、象牙質はエナメル質に覆われています。しかし、歯の破損や摩耗、酸蝕などによってエナメル質が失われ象牙質が露出すると、歯がしみると感じるようになるのです。刺激としては歯ブラシなどの器具でこすったり、冷たいもの熱いものに触れたりすることが考えられます。また、歯の根元にはエナメル質がないため、歯肉が下がり根元が露出することでしみるようになることもあります。

Q歯がしみる時、どのような疾患が考えられますか?
A
あいあーる歯科川崎駅小川町医院 痛みの原因は期間やタイミングによってさまざま

▲痛みの原因は期間やタイミングによってさまざま

まず考えられるのは知覚過敏です。冷たいものや甘いものを飲食した時、歯ブラシの毛先が触れた時、あるいは風にあたった時などに、歯がしみるようになります。ほかに、虫歯や歯周病が進行して歯に穴が開いてしまっている場合や、虫歯の治療後などにも歯がしみることがあります。虫歯による歯の痛みはズキズキと長く続きますが、知覚過敏による痛みは一過性で、刺激を受けた直後に一時的に感じることが特徴です。虫歯治療後に歯がしみる場合も、1〜2週間で徐々に落ち着くケースが多くなっています。

Q知覚過敏はストレスが原因になることもあると聞きました。
A
あいあーる歯科川崎駅小川町医院 歯の食いしばりにより痛みが悪化するケースも多い

▲歯の食いしばりにより痛みが悪化するケースも多い

すべての知覚過敏がストレスによるものではありませんが、ストレスに起因して起こる知覚過敏もあります。現代はストレス社会といわれますが、強いストレスを受け続けると、無意識に歯を食いしばってしまいます。これが続くとクレンチング症候群と呼ばれる状態になり、歯に過度な負担がかかります。ストレスによって歯ぎしりが癖になっている場合も同様です。また、強いストレスは時に過食症を引き起こすことがありますが、嘔吐を伴う過食症も実は知覚過敏の原因となり得ます。嘔吐の際に強い酸性の胃液が歯に触れることで、酸によって歯のエナメル質が溶け、象牙質を露出させてしまうのです。

Q歯がしみる原因についてはどのような治療を進めるのでしょうか?
A
あいあーる歯科川崎駅小川町医院 症状の原因を考え、治療を行うことで再発防止に努める

▲症状の原因を考え、治療を行うことで再発防止に努める

知覚過敏の治療ではまず、原因を突き止めることが大切です。その上で、痛みやしみる症状の抑制を図りながら、象牙質の露出をカバーしていく流れとなります。象牙質が露出した部分にフッ化物が配合された薬剤などを塗布し、外部からの刺激を遮断します。レジンや歯科用セメントで、物理的に患部を覆うこともあります。歯周病が原因となっている場合はその治療を、歯ぎしりはマウスピースを用いた治療などを並行して行います。知覚過敏用の歯磨き粉をお勧めしたり、症状が強い場合には一時的に痛みを抑えるために消炎鎮痛剤を処方したりするケースもあります。これらの対処でも改善が見られない場合は、神経を抜くという選択もあり得ます。

Qセルフケアでできることはありますか?
A
あいあーる歯科川崎駅小川町医院 家庭での毎日のケアと歯科医院での定期的な検診の両方が必須

▲家庭での毎日のケアと歯科医院での定期的な検診の両方が必須

歯の磨きすぎで表面のエナメル質が削れたり、歯茎がえぐれたりして、知覚過敏を引き起こしているケースがあります。力を入れてゴシゴシと圧をかけながら磨くのではなく、歯ブラシを優しく持ち、歯の表面にソフトに当てて動かすように磨いてください。硝酸カリウムという薬用成分で露出した象牙質をカバーして刺激の伝達の抑制を図る知覚過敏用の歯磨き粉を試してみるのも一つの方法です。知覚過敏は虫歯や歯周病などの疾患が原因となっているケースもあり、自己判断のみで対処することはお勧めできません。一度歯科を受診して原因を突き止めて治療を受けてください。当院では、症状改善に向け、歯科衛生士による歯磨き指導も行っています。

ドクターからのメッセージ

前田河 史明院長

知覚過敏の症状は一過性であることから、我慢したり、自己流の対処法でしのいだりしているという方も少なくないようです。しかし、原因に迫ることなく知覚過敏の症状を放置してしまうと、より悪い方向へと進んでしまうこともあります。歯がしみるということは、その部分に何らかの問題が起きているサイン。お口からのSOSですから、見逃さず、早めに歯科医院を受診して適切な対応を取ることをお勧めします。歯科医院では露出した象牙質への対処に加えて、正しいブラッシング方法の指導などを通して、将来的な症状の予防にも取り組んでいます。一時的な症状だからと放っておかずに、ぜひお気軽にご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。