また通いたくなる歯科医院にとって
スタッフの担う役割とは?
せこぐち歯科クリニック
(堺市西区/上野芝駅)
最終更新日:2023/12/28
- 保険診療
小さな子どもから高齢者まで、年齢も違えば悩みも違う。クリニックには非常に多種多様な患者が通う。その中でも「安心して通えるかかりつけクリニック」として頼りにされているのが、堺市西区にある「せこぐち歯科クリニック」だ。院内はいつも明るい笑い声であふれ、クリニックとは思えないほど和やかな雰囲気。治療技術の高さや立地・設備面の充実はもちろん、働くスタッフみんなが自慢と語るのは院長の瀬古口良樹先生だ。「皆さまのさまざまなお悩みを解決するには、チームワークが欠かせません。1人の患者さんにみんなで関わるのですから」と語る。歯科医師、歯科衛生士、受付助手がそれぞれの立場から患者に寄り添った対応を特に大切にしているという同院。今回は瀬古口院長をはじめ、スタッフたちに同院のアピールポイントや互いのことを聞いた。
(取材日2023年12月1日)
目次
歯科医院をもっと身近な存在へ。「また来たい」と思ってもらえるクリニックをめざす
- Qクリニックの雰囲気や特徴を教えてださい。
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A
【瀬古口院長】とにかく院内はとても明るい雰囲気です。そもそもクリニックに行くことはハードルが高い方も多いと思うので、患者さん自身が「通いやすい」と思うクリニックをスタッフみんなでめざしています。どんなに技術が高くても、どんなに設備が良くても、私はじめ、クリニックのスタッフが「いけてない」状態だと患者さんが通うのは苦痛になると思います。その点、当院のスタッフは、患者さんにとても真剣に向き合ってくれる人たちが集まってくれています。病状だけでなく、患者さんの背景や治療へのご希望をしっかり理解し、患者さん一人ひとりに、スタッフみんなで関わっていく、そんな歯科医院をめざしています。
- Q院長から見た、歯科衛生士チームはどのような存在ですか。
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A
【瀬古口院長】歯科衛生士チームは、みんなとても勉強熱心です。和気あいあいとした雰囲気で、経験ある歯科衛生士もお互いに足りないところを補填し合ったり、高め合ったりしながら成長してくれています。例えば、当院の歯科衛生士は患者担当制ですが、スタッフはお互いの患者さんの状況も共有しています。その中で悩んだり、疑問に思ったりした場合には、みんなで解決します。また、外部講師を招き、実技チェックも実施しています。ミラーの持ち方や器具の当て方一つも、患者さんが不快に感じないように工夫したり、お互いを患者さんに見立てて実践練習したり、日々努力を重ねてくれています。もちろんチームワークは抜群です。
- Q歯科衛生士チームから見て、院長はどのような人ですか。
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A
【國井さん】院長はワイルドな見た目と違って、話し方などが優しく丁寧で、細やかな人です。 【北地さん】隅々まで行き届いた配慮をされていると感じます。できるだけ痛みを感じないよう、患者さんのペースに合わせて治療を進めることを意識されているのが伝わってきます。また、「患者さんは一人ひとり違うから、その人に合わせた対応を大切に」と、いつもアドバイスをしてくださいます。【伊藤さん】おしゃべりも上手で、治療説明の際には、子どもさんには子どもさんの目線で、高齢の方にはゆっくりと大きな声でなど、その人にとってわかりやすい説明を意識されているようで、勉強になります。
- Q院長から見た、受付助手チームはどのような存在ですか。
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A
【瀬古口院長】受付助手は、患者さんがクリニックで、最初と最後に会う「クリニックの顔」とも言える存在。いつも笑顔を絶やさず、明るく接してくれています。患者さんとは比較的距離感が近いこともあって、どのようなことでお悩みなのか、治療での不安事はないかなど聞き取ってくれるので、その情報を診療に生かすことができます。治療内容についても把握しているので、患者さんも治療中にできなかった質問があれば受付で聞いていただければと思います。また、診察室の中がバタバタとしていたら、ササッと清掃やセッティングを代わってくれるなど、診療がスムーズに行くよう、いつもクリニック全体に気を配ってくれています。
- Q受付助手チームから見て、院長はどのような人ですか。
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A
【藤井さん】院長は、フランクで話しやすい人です。休憩中はいつもふざけてスタッフを笑わせてくれています。そんな院長だから、患者さんもお悩みを相談しやすいのだろうなと思いますね。 【福島さん】院長は患者さんやスタッフ、クリニックのさまざまなところに目が行き届いているんです。先日もスタッフが悩んでいたら、ススッと寄って来て適切なアドバイスをくれました。何も言わなくてもすかさずフォローしてくれるので、いつも驚かされます。それは院長がその人の立場になって考える姿勢があるからでしょうね。クリニックが苦手という人もいるでしょうが、寄り添った対応に努めていますので、まずは相談してほしいと思います。