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柳瀬 哲至 院長の独自取材記事

紙屋町やなせ皮ふ科クリニック

(広島市中区/本通駅)

最終更新日:2023/06/30

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック main

広島市の目抜き通りである、中区紙屋町の本通り商店街。アクセス抜群のこの地に2023年4月、「紙屋町やなせ皮ふ科クリニック」がオープンした。院長を務めるのは、広島大学病院や東京の虎の門病院、尾道市・広島市の総合病院などで研鑽を積んできた、柳瀬哲至先生。自身も幼い頃より重い皮膚疾患に悩まされてきたという柳瀬院長は、患者のことを第一に考えた診療スタイルを持ち味とする。診療内容は、院長の専門であるアトピー性皮膚炎や乾癬の治療、皮膚がんや皮膚のできものの手術、レーザーを用いた美容施術、脱毛など実に幅広い。「来院いただいたすべての患者さんに笑顔になっていただきたい」と話す柳瀬院長に、同院の特徴について聞いた。

(取材日2023年6月12日)

外科手術から美容まで、皮膚科の幅広い診療に対応

開院までの経緯をお教えください。

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック1

広島大学医学部を卒業後、同大学病院や東京の虎の門病院、JA尾道総合病院、安佐市民病院などで皮膚科の医師として勤めてきました。転機になったのは、医師になって5、6年目の頃に虎の門病院で皮膚外科の領域の診療に携わったことです。広島生まれ広島育ちだった私にとって、他地域で診療するのは初めての経験だったのですが、きちんと患者さんと向き合えば、私が学んできたことは都心でも通用するのだなと感じたのです。それと同時に、広島の医療技術や街の文化への誇りも芽生えまして。研鑽を積んだ後、再び広島へ戻り、幅広い診療経験を得て、皮膚科の医師として「何でもできる」という自信がついたタイミングで、満を持して開業しました。なるべく多くの患者さんが利用しやすい場所をと考え、5年がかりでこの場所を見つけたのですが、アストラムラインやバス、市電が利用しやすい便利な立地なので気に入っています。

院内はとても広くて雰囲気もすてきです。診療機器もたくさんそろえているのですね。

ありがとうございます。患者さんにくつろいでいただける環境をと思い、内装にも気を配りました。また、患者さんの幅広い診療ニーズに応えるべく、検査や治療のための機材や設備も整えています。具体的には、お肌の状態を詳しく見るための撮影機器、医療用レーザー装置、イボなどの切除手術のできるオペ室など。また、施術後のメイク直しをしていただける調光機能付きミラーや、会計をスムーズにするため自動精算機も導入しました。東京や大学で数多くの手術を手がけてきたので、皮膚外科の領域の手術は今後もクリニックで続けていきたいと考えています。

先生の診療理念について教えてください。

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック2

「For You」の精神で、すべての患者さんに満足いただくことを第一に考えています。それはカウンセリング、治療に関する説明、待合室での接遇などあらゆる面においてです。スタッフも素直で明るい人がそろってくれたので安心して任せられています。患者さんに満足いただくだけでなく、感動してもらえるレベルの治療を提供したいと思っています。もう一つ大切にしているのは、適切な診断です。よく「自分がどんな病気なのかわからない」とお困りで来院される方がいらっしゃいますが、「あなたの病気はこれです」と明示し、適切な治療を提供することは医師として当然の務めだと考えています。そのために、皮膚組織を採ったり、エコー検査をしたり。問診・検査でしっかりと裏づけを取った上で、自信を持って診断を下すように努めています。根拠に基づいて適切に診断すること、決して投げ出さないことを信条に、プライドを持って日々診療しています。

乾癬やアトピー性皮膚炎の治療、手術のエキスパート

なぜ、皮膚科の医師を志したのですか?

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック3

私自身が幼い頃から、アトピー性皮膚炎に悩まされてきたからです。風邪を引いて病院に行っても、先生から「それより皮膚を診てもらったほうがいいよ」と言われるくらいひどかったんです。母も頑張って治療をサポートしてくれていましたが、それでもうまくコントロールできずにつらい思いも随分しました。それで、このような悩みを抱える患者さんの気持ちに共感できる医師になりたいと考えました。皮膚科はマイナーな診療科だと思われがちですが、研究するほどに奥が深い分野で、何事も突き詰めたいタイプの私はこの仕事に向いていたのかなと思っています。

専門分野について詳しく教えてください。

最初は、「オペができる医師って格好いいな」という憧れから、皮膚がんの手術などを勉強するため、東京で学ぶ機会を頂きました。そこで皮膚外科の領域を専門とする先生に師事し、がんの切除や再建手術などの技術を身につけることができました。その後、尾道の病院で臨床経験を積み、乾癬や掌蹠膿疱症の治療を専門的に習得。周りの先生方のサポートもあり、おかげさまで「乾癬といえば柳瀬」と言っていただくほど専門性を高めることができました。自分が苦しんだアトピー性皮膚炎の治療もライフワークとして続けてきましたし、最初は苦手としていた膠原病などのリウマチ関連疾患についても臨床経験を積んできましたので、現在は「どんな皮膚疾患でも、自信をもって診断できる」と自負するほど、幅広い知識を身につけることができました。東京で学び、広島でも修練を積んだレーザーの技術を生かして、美容皮膚科分野のノウハウも深めている最中です。

乾癬やアトピー性皮膚炎は、治療がうまくいかない人も多いと聞きます。

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック4

確かに昔はそうでしたが、ここ5年〜10年の間で治療法が飛躍的に進歩し、うまく治療すれば症状がほとんど出ないように維持することがめざせるようになったんです。もちろん、薬を中断すると症状が再燃してしまうこともありますが、上手に病気と付き合っていく方法はあります。アトピー性皮膚炎に関しては、ダニ・ホコリ・刺激などの悪化因子をできる範囲で除去すること、保湿を十分に行い皮膚を清潔に保つこと、ステロイドなどを適切に使用し炎症を速やかにコントロールすることで、良好な状態を維持することが望めます。生活面など患者さんの協力なしにはできない部分も多いので、基本的なケアをよく身につけていただきます。それでも改善が見込めない場合は、注射や内服薬を用います。乾癬もかつては治らないと言われていましたが、今は重症度に応じていろんな治療法があります。患者さんに応じた治療をご提案しますので、ぜひご相談ください。

先進の治療法も意欲的に導入

ご自身のクリニックを開業されて、思うことはありますか?

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック5

湿疹などのシンプルな疾患でも、うまくコントロールできずに悩んでいらっしゃる方が意外に多いと感じました。医師と患者間のコミュニケーション不足で、患者さんに治療の内容や意味がよく伝わっていないことも原因の一つかと思います。やはり、治療を受けるご本人がしっかり納得されることが大事なんだと改めて感じます。そういう意味でも、小さな疾患から重篤な症状まで、すべて一から患者さんと向き合えるクリニックの存在はとても大切だと思います。患者さんとの距離が近い分、もし、治療がうまくいって「先生に会えて本当に良かった」と言っていただけたらうれしいですね。

プライベートはどのようにお過ごしですか?

休みの日は講演も含め勉強会への参加機会が少なくないので、東京や福岡など各地に出張しています。それ以外の日は、妻や子どもと出かけたり、ジョギングをしたり泳いだり、知り合いと食事に行ったり。ゆっくりして過ごすのが苦手なので常に動いています(笑)。書くことも好きなので、知識のアウトプットも兼ねて、患者さんのためになる情報を院長ブログで発信していますよ。

最後に今後の展望についてお聞かせください。

柳瀬哲至院長 紙屋町やなせ皮ふ科クリニック6

広島の中心街という土地柄、オフィス勤めの若い患者さんが多く来られますが、これまで高齢の患者さんを診てきた経験もありますので、今後はより幅広い年齢の方にお越しいただけるとうれしいです。また、お子さんの乳児湿疹、かぶれ、じんましん、あざ、水ぼうそうなどにも対応しているので、お気軽にご来院ください。専門である乾癬やアトピー性皮膚炎の治療、手術は継続しつつ、しみやほくろなどのレーザー施術をはじめ美容分野にも力を入れていきます。医師の仕事というのはリスクのある手術など、人が躊躇することでもあえて切り込んでいかなければならない面があります。そんな時はリスクをしっかりと見極め、入念な下準備を行った上で実行することが肝心。新しい薬や治療法も手順に従って導入すれば怖くありません。私は皮膚外科チーム出身なので、新しい分野にも意欲的に踏み込んでいけるところは強みだと思っています。ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのレーザー施術(5mm)/1ショット1000円〜
ほくろのレーザー施術(3mm)/3000円~
脱毛/5000円~

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