トラブルを防ぎ早期に発見する
定期検診とセルフケアの重要性
つるおか歯科クリニック
(京都市上京区/今出川駅)
最終更新日:2026/07/01
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歯科医院は、「歯が悪くなってから行く所」というイメージがまだ強い。悪くなってからでも治療できると考える人も多いが、治療で削るたびに歯は小さくなる。耐久性も低下して、やがては歯を失うことにつながってしまう。だからこそ「治療の頻度をできるだけ少なくすることが必要」と、「つるおか歯科クリニック」の鶴岡大督(だいすけ)院長。同院では、患者の口の中の状態などに合わせた予防プログラムを通して、虫歯などのトラブル予防・早期発見に注力。治療を行う場合も、できるだけ歯のダメージが少なく、再治療につながりにくいような治療法を提案する。同院が力を入れる予防対策やこだわりの治療の特徴、実際の診療の流れを追った。
(取材日2026年4月22日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q予防に力を入れている理由を教えてください。
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A
痛みなどを感じてから受診されると、すでに悪化した状態で、治療の選択肢が限られることも多いです。実際に、「もっと早く治療を受けておけば」と後悔されている患者さんも多いんですよ。だからこそ、当院は「痛くなる前に通うクリニック」、「痛くならないために通うクリニック」をコンセプトに掲げ、気軽に相談できる場所をめざしています。初回は、時間をかけて診察・検査を行います。予防意識を持っていただくためには、私たちが患者さんの状態を正確に把握するとともに、患者さんご自身にお口の状態を理解していただくことが大切だからです。お子さんの場合は、将来的なリスク低減のために、成長過程で気をつけたいことなどもお伝えします。
- Q患者さんに合わせた治療方針を立てるそうですね。
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A
患者さんと対話しながら、一緒に治療方針を考えていくのが当院の基本姿勢です。初回には、検査を行うだけでなく、お食事など患者さんの生活習慣、歯磨きなどのセルフケアについても詳しくヒアリングします。その上で、お口の状態やリスクについて、できるだけわかりやすくお伝えします。そうした情報が提供されずに、単に悪くなった部分の治療を受けていても、歯を守るためにどうすれば良いのかわからず、お口の健康に対する意識を変えることも難しいからです。予防意識が改まらないままでは、またトラブルが起こり、治療が必要になります。トラブルが起こるたびに、場当たり的な治療を繰り返していると、やがて大切な歯を失ってしまうでしょう。
- Q再発リスクを少なくするためには何が大切ですか?
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A
お口の健康を守るという意識を持ち、口内環境や生活習慣に合わせた予防対策を継続することが第一です。さらに、治療の精度向上も大事な条件ですね。例えば、虫歯治療の際は、歯の削り過ぎ、虫歯の取り残しがないよう、当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)などを活用しています。詰め物を使う治療に比べて、歯を削る量が少ないダイレクトボンディングと呼ばれる治療法にも対応しています。自由診療の強みを生かして、土台の歯との隙間から虫歯再発の原因となる細菌などが侵入しないよう、時間をかけた精密な処置を行えることがメリットです。ただし、患者さんが納得されない限り、治療を始めたり、治療法を強要することはありません。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診・検査・診断
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まずは問診票を記入。痛みなど明らかな症状がある場合はもちろん、口の中で気になっていること、過去の他院における受診の経緯や感想なども、なるべく丁寧に伝えることがスムーズな診療の手がかりとなる。検査の内容は、エックス線写真や口腔内写真、顔貌写真などの撮影、歯周病菌が潜む歯周ポケットの検査や、虫歯の部分を検知するカリエスチェックなど。問診や検査の結果をもとに、口腔内の状態などについて説明を受ける。
- 2歯磨き指導やクリーニング
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口腔内の状態やセルフケアの度合いをもとに、歯科衛生士による歯磨き指導や食生活指導が行われる。さらに、スケーラーという専用の器具を使い、歯の表面に沈着したプラーク(歯垢)や歯石などを丁寧に清掃。また、同院では希望者に唾液検査を実施している。所要時間は5分程度。自費診療だが、口の中の状態を数値で確認でき、予防意識を高めるために役立つ。詳細は予約時に確認しておきたい。
- 3治療計画の検討・立案
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診察・検査の結果、治療が必要と診断された場合は、歯科医師と一緒に今後の治療計画について考えていく。治療方針を検討するためには、自分の口の中の状態、治療が必要となった原因などをしっかり理解しておくことが大切だ。「虫歯があった」「治療が必要」という結果だけではなく、歯科医師の説明をしっかりと聞き、なぜそうなったか、悪くならないためにはどうすれば良いかなど、自分事として積極的に考える姿勢が欠かせない。
- 4治療法の検討・治療
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多くの場合、一つのトラブルに対して、複数の治療法が選択できる。自身の口の状態やトラブルリスクはもちろん、将来的なことも考えて適切な治療法を選ぶことが大切だ。同院では、トラブルの再発・再治療のリスクを抑えられるよう、ダイレクトボンディングをはじめとする精密さを重視した治療法にも対応している。自由診療のものもあるが、治療法ごとのメリット・デメリットについて説明をしっかり聞いて、慎重に検討したい。
- 5メンテナンス・セルフケア
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治療が済めば、それで歯科受診が終了というわけではない。むしろ治療直後の状態を維持していくことが重要だ。同院では、口腔内の状態やセルフケアに対する姿勢などに合わせて、適切な頻度での定期検診が案内される。治療前後に撮影される口腔内写真も、良い状態を維持する動機につながりそうだ。定期検診に加えて、歯科医師や歯科衛生士のアドバイスを参考にして、毎日のセルフケアにも取り組みたい。
自由診療費用の目安
自由診療とは唾液検査/2200円、ダイレクトボンディング/5万5000円

