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同時接種が一般的
生後2ヵ月から始まる乳幼児期の予防接種

かとうベビー&キッズクリニック

(京都市伏見区/醍醐駅)

最終更新日:2023/08/08

かとうベビー&キッズクリニック 同時接種が一般的 生後2ヵ月から始まる乳幼児期の予防接種 かとうベビー&キッズクリニック 同時接種が一般的 生後2ヵ月から始まる乳幼児期の予防接種
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無事に赤ちゃんが生まれ、ほっとするのもつかの間。大切なわが子を健やかに育てるためには、日々の健康管理から乳幼児健診まで、あれもこれもと課題が多いのが現実だ。その中で時として頭を悩ませるのが、生後2ヵ月からスタートする乳幼児期の予防接種。感染症の予防に必要なことはわかっていても、「ワクチンの種類や接種回数が覚えきれない」「そんなに注射を打って副反応は大丈夫?」と、特に第一子の場合は不安を抱えているパパママも多いに違いない。そうした予防接種の疑問や悩みに対して親の目線で答えてくれるのが、赤ちゃんの診療も得意とする「かとうベビー&キッズクリニック」の加藤竜一院長。乳幼児の予防接種の意義から覚えておきたいポイントまで、同院での取り組みを含めてじっくりと解説してもらった。

(取材日2023年7月15日)

気をつけたいのはワクチン接種後だけでなく接種前。体調をしっかり整えて受けること

Q乳幼児にとって、予防接種はなぜ必要なのでしょうか?
A
かとうベビー&キッズクリニック 病気の発症や重症化を防ぐため、予防接種を受ける

▲病気の発症や重症化を防ぐため、予防接種を受ける

赤ちゃんは生まれた瞬間からさまざまな細菌やウイルスにさらされ、感染症のリスクを背負い込んでしまいます。そうした感染から大切なお子さんを守るために免疫という抵抗力を早めに獲得し、いざという時に備えようというのが乳幼児期の予防接種の目的です。かかれば命に関わる病気だからこそ予防接種が必要となります。受けるべきワクチンの種類は年々増えていますが、それは病気が増えているのではなく、ワクチン開発が進んだ成果とお考えください。感染リスクはいたるところにあり、兄弟姉妹や保育園などを通じて病気をもらってしまうことも多いです。病気の発症や重症化を防ぐためにも、しっかりと予防接種を受けていただければと思います。

Q0〜1歳での予防接種スケジュールを大まかに教えてください。
A
かとうベビー&キッズクリニック 一人ひとりのデータを把握し、予定を組んでいる

▲一人ひとりのデータを把握し、予定を組んでいる

予防接種は生後2ヵ月からスタートし、最初にB型肝炎・ロタウイルス・Hib(ヒブ)・小児用肺炎球菌・四種混合の5種類のワクチン接種が可能です。1種類ずつの接種も可能ですが、今は一度に済ませる同時接種が一般的で当院でもお勧めしています。一定期間内での必要回数や間隔はワクチンごとに異なり、さらに生後5ヵ月になればBCG、1歳のお誕生日を迎えると麻しん・風しんや水痘などのワクチン接種も始まるためスケジュール管理は容易ではありません。そこで当院では一人ひとりのデータをしっかりと把握し、次回の予定をプリントしてお渡ししています。ご自宅のカレンダーなどに印をつけておけば忘れずに済むでしょう。

Q小さなお子さんに接する際に先生が心がけていることは?
A
かとうベビー&キッズクリニック 安心できるよう、声かけや院内の雰囲気づくりに注力している

▲安心できるよう、声かけや院内の雰囲気づくりに注力している

注射がわかる年齢になると、怖さから暴れたりして接種が大変になります。大人でも注射は痛いもの。うそはつけませんから「ちくっとするけれど我慢してね」と声をかけ、お母さんに膝の上で抱いてもらってなるべく怖がらせないように注射を行います。ポイントは、やはり院内の雰囲気づくりから。注射痕に貼るパッチにかわいいキャラクターや動物をスタッフが手描き。その中から好きなものを注射の本数だけ選んでもらいます。そうやって別なところに関心を集め、注射の恐怖心を抑えることも工夫の一つです。あと、ロタウイルスに関しては飲み薬での接種となりますが、これは注射後に落ち着いてから、気分を変えて別室で看護師が行うようにしてます。

Q接種後の発熱など、副反応が心配なのですが。
A
かとうベビー&キッズクリニック 副反応が出た場合も、いつでも相談を受けつけている

▲副反応が出た場合も、いつでも相談を受けつけている

新型コロナウイルスのワクチン接種で皆さんが体験されたとおり、予防接種後に熱が出たり体調を崩したり、なんらかの副反応が出る可能性はあります。特に肺炎球菌やMRワクチンは発熱しやすい傾向にありますが、通常は半日から1日程度で治まります。また、注射痕の腫れも冷やしてもらえば大きな問題はありません。こうした情報を知らないと必要以上に慌てることになるので接種前には必ずお伝えしています。予防接種によるメリットとデメリットを天秤にかけ、メリットのほうが大きいからこそ世界中で予防接種が行われているわけです。接種後に熱や腫れが続くなど気になることがあれば、受診してくださいね。

Q他にも接種の際に気をつけることがあればお聞かせください。
A
かとうベビー&キッズクリニック 体調が万全の状態で予防接種を受けることが大切

▲体調が万全の状態で予防接種を受けることが大切

まず一番は、体調が万全の状態で予防接種を受けていただくこと。明らかな発熱や急性疾患があればもちろん、数日前まで熱があったような場合も接種を避け、後日にあらためて予約を入れてください。中には自然育児の観点から予防接種を拒絶するご家庭もあるようですが、感染症にかかって重大な合併症を引き起こす可能性を考えると賢明な選択とは思えません。将来の海外渡航や留学で接種証明が必要となるケースもありますし、その時になって慌てて予防接種を受けるくらいなら、小さなうちから公費で受けておいたほうがはるかに現実的といえます。また、予防接種によって社会全体で感染防止を図り、子どもを守ることも大切ではないかと私は考えます。

ドクターからのメッセージ

加藤 竜一院長

お子さんの生後、予防接種が小児科での初受診というケースも多いことでしょう。せっかくの機会ですから遠慮なく赤ちゃんの健康や育児に関することなど、なんでも気軽にご相談ください。それが内科や耳鼻科とは違う、かかりつけの小児科ならではの大切な務めと考えています。私自身、子どもたちの成長を見るのが楽しくて仕方ありません。お子さんの将来を守っていくために、予防接種に限らず全力でサポートしていきたいと思います。当院は発熱などの感染症の疑いがある場合は原則午前中のみの受付、平日午後からは非感染症の外来とし、他のお子さんから病気をもらうリスクの軽減にも努めています。どうぞ安心してお越しください。

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