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誰もがなり得る性感染症
悩む前にまず相談を

北千住セブンデイズクリニック

(足立区/北千住駅)

最終更新日:2023/08/01

北千住セブンデイズクリニック 誰もがなり得る性感染症 悩む前にまず相談を 北千住セブンデイズクリニック 誰もがなり得る性感染症 悩む前にまず相談を
  • 保険診療
  • 自由診療

排尿時の違和感、咽頭の痛み、口周りの発疹など、これらはすべて性感染症でも見られる症状だ。「北千住セブンデイズクリニック」の松井悠輔院長は、性感染症について「人が自然に生活していたら誰もがなり得る病気」だと話す。同じような症状でも異なる病気だったり、自覚症状がないこともある性感染症。知らないうちにパートナーにうつしてしまうこともあるので注意が必要だ。内科・皮膚科・泌尿器科と幅広く標榜し、誰もが相談しやすいクリニックをめざす同院。プライバシーの保たれた個室診療で、平日は20時、土日祝日も19時まで週7日毎日診療を行う。今回は松井院長に、いくつかの性感染症について話を聞いた。

(取材日2023年7月19日)

クラミジアや淋病、梅毒、尖圭コンジローマなど、誰もがなり得る性感染症。違和感を感じたらまず相談を

Qどのような症状が出たら性感染症検査を受けるべきでしょうか?
A
北千住セブンデイズクリニック 親身になって相談に乗ってくれる松井院長

▲親身になって相談に乗ってくれる松井院長

性器の異常や排尿時の違和感、咽頭の痛みや腫れがあればいらしてください。男性の場合では尿道から膿が出たり、女性の場合はおりものの異常から性感染症に気づくことも多いですね。性感染症を疑われる症状があれば保険が適用されます。同じような症状でもクラミジアや淋菌、亀頭包皮炎、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどさまざまな病気があり、治療法や薬も異なります。中には進行の早いものもありますので「おかしいな」と思ったらすぐ受診することをお勧めします。

Qクラミジアや淋菌による尿道炎の検査や治療とは?
A
北千住セブンデイズクリニック 排尿時の痛みや排膿により病気が疑われる場合は尿検査を実施

▲排尿時の痛みや排膿により病気が疑われる場合は尿検査を実施

排尿時の痛みや排膿でクラミジア感染症や淋菌が疑われる場合には尿検査を行います。白血球の上昇などはその日のうちに確認でき、必要に応じて飲み薬などを処方します。病原を特定するPCR検査には数日かかりますので、1週間後にご来院いただき、検査結果を踏まえた上で抗生物質の内服、筋肉注射、点滴などを行います。また、似たような症状を引き起こす細菌にマイコプラズマやウレアプラズマがあり、こちらは自由診療での検査が可能です。ご希望があればおっしゃってください。

Qクラミジアや淋菌が咽頭炎を引き起こすこともあるそうですね。
A
北千住セブンデイズクリニック 「性病ではないか」と気になることがあれば相談してほしいと話す

▲「性病ではないか」と気になることがあれば相談してほしいと話す

はい。先ほど挙げた菌の影響が咽頭部に現れることもあります。症状は喉の痛みや腫れ、咳、発熱など風邪と似ていますが、「性病ではないか」と気になることがあればご相談ください。クラミジアや淋菌による咽頭炎が疑われる場合、尿検査とあわせてうがいで検体を採取します。こちらもPCR検査にかかる日数は同じです。クラミジアや淋菌による尿道炎や咽頭炎は症状がなくなっても安心できず、治療後には完治したかどうかの検査が必要です。

Q梅毒についても教えてください。
A
北千住セブンデイズクリニック 梅毒抗体検査は採血により特定できる

▲梅毒抗体検査は採血により特定できる

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌による性感染症で、第1期から第4期までのステージに分けられます。第1期では感染部位や口周りに赤いできものを生じ、第2期になるとバラの花のように見える「バラ疹」という発疹が体のあちこちに見られます。採血による梅毒抗体検査で病気を特定し、定期的にRPR定量検査などを行いながら抗生物質による治療を行います。治療薬が発見されるまでは「不治の病」として恐れられていた病気ですが、現代では早期に発見できれば治療ができます。

Q尖圭コンジローマはどのように診断や治療をするのですか?
A
北千住セブンデイズクリニック プライバシーの保たれた個室で診療を行う同院

▲プライバシーの保たれた個室で診療を行う同院

尖圭コンジローマの原因はヒトパピローマウイルスで、性器周辺に尖ったイボのようなものができるのが特徴です。当院では尖圭コンジローマは男性のみ診療しており、皮膚の状態を診るダーモスコピー検査や触診により診断します。治療は液体窒素による冷凍凝固法を繰り返したり、塗り薬を使って進めます。

ドクターからのメッセージ

松井 悠輔院長

当院は働き世代に需要の高い内科・皮膚科・泌尿器科と幅広く標榜しており、さまざまな症状の患者さんが来院されています。プライバシーの保たれた個室で診療を行い、女性のデリケートゾーンの視診・触診は行いません。性感染症は、人が自然に生活していたら誰しもがなり得る病気。しかし中には無症状のものもあり、知らないうちにパートナーにうつしてしまったり、不妊の原因になってしまうこともあり得ます。気になることがあればお気軽にいらしてください。基本的に尿検査を行いますので、お手洗いを控えてご来院いただけますとスムーズなご案内が可能です。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マイコプラズマ検査+ウレアプラズマ検査/1万1000円~

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