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黒田 泰生 院長の独自取材記事

くろだ整形外科クリニック

(吹田市/桃山台駅)

最終更新日:2023/07/10

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック main

大阪・吹田市「くろだ整形外科クリニック」は北大阪急行電鉄の桃山台駅から徒歩3分のところに2023年5月に開院。黒田泰生院長は、整形外科医師だった父の仕事ぶりを子どもの頃から見ていた影響で同じ道をめざし、20年近いキャリアを経て開業を果たした。すり傷・捻挫・骨折といったけがから、変形性関節症・骨粗しょう症などの変性疾患まで、幅広く対応している。ナチュラルな色合いの院内にはアート鑑賞が趣味だという黒田院長が集めたほっこりとした雰囲気の絵画が飾られ、緊張せずに過ごしてもらえるような配慮も。若い人から高齢者まで整形外科疾患で悩む患者にわかりやすい説明、適切な治療を心がけて診療していきたいという黒田院長に話を聞いた。

(取材日2023年6月15日)

なじみの深い街で患者の生活の質を高めるような治療を

開業の場所に選ばれた吹田市とのご縁は深いのですか?

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック1

僕は大阪市の出身ですが、同じ整形外科医師の父が以前、吹田市で開業していました。今はもう引退しましたが、父のクリニックによく来ていたこともあって、この辺りは昔からなじみの深い土地です。小さい頃から父が仕事をする姿を見ていた影響で自分も医師になった時に整形外科を選んでいました。大学を卒業後は、大阪大学整形外科医局に入局、大阪府内の関連病院で経験を積み、開業直前までは市立吹田市民病院で勤務していました。

整形外科医を選ばれて、これまでのキャリアの中でやりがいを感じる瞬間はどのような時でしたか。

患者さんの生活の質を高めることを大切にしています。僕はもともと膝、股関節の人工関節が専門分野でして、主としては、変形性関節症を取り扱っておりました。一言で変形性関節症といっても、その症状は多岐にわたります。最初は日常生活には支障がなくても、どんどん痛みが強くなっていくとつえが必要になって、そのうち歩けなくなり車いすになり、自分でトイレも行けず、日常生活もままならなくなることもありました。手術したらいいのか、治療でどこまで良くなるかもわからない状態で病院に駆け込んでくる方も多いです。僕らが介入させてもらうことで、少しでも良くなってもらって、生活の質を高めてもらうのが整形外科医としてのやりがいだと考えています。患者さんが喜ぶ姿を見れることは一番の楽しみでもあります。

整形外科にかかる上で重要なポイントはありますか。

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック2

まずは自分の状況を知ることが一番。その上で、自分が納得して治療に臨めることが大切だと思います。どのように治療したいかには個人差があります。薬をなるべく飲みたくない、という方もいれば、薬物療法を希望される方、手術を受けたいという方もいます。どれも僕たちが押しつけるものではないので、こういう治療がありますよと複数の治療法を提示し、医師と患者が一緒に考えながら選択していくことが理想だと考えています。当院では、手術が必要な場合、近隣でしたら大阪府済生会千里病院、関西メディカル病院、市立豊中病院、市立吹田市民病院などにご紹介しています。患者さんは近くの人が多く、近隣に行きたいという希望が多いので、患者さんの通院しやすいところであるのは第一ですが、各病院で得意分野が違うのでそれに合わせて紹介させてもらいます。

患者の不安を払拭したい。骨粗しょう症治療にも注力

先生が診療の際に心がけていることは、どのようなことでしょうか。

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック3

患者さんの不安を払拭し、安心して通っていただけることを心がけています。患者さんの多くは不安を感じながら来院されます。患者さんの中には、「何も聞けない」「怒られるから言えない」など、医師との関係性が悪くなって来られる方もいます。そういったことをなくすために、患者さんが納得した上で治療を受けてらえるように努力をしています。聞かれたことにはもちろんちゃんと答えますし、この人は納得してうなずいているのかどうかなども見ながらお話ししています。少しでもクリニック受診のハードルを下げ、患者さんに気軽にお越しいただけるとうれしいです。

今後、取り組んでいきたいことはありますか。

リハビリに関して、今は物理療法中心ですが、今後、理学療法士を入れて運動療法も含めて専門的にアプローチできるようにしていきたいと考えています。また、診療時間を短縮できるように治療の流れがわかるような資料を作っている最中です。話をしっかり聞いてくれる方や、積極的に質問もしてくださる患者さんが多くいらっしゃると、僕も勉強になることが多いです。説明する際には画像を見てもらったり、図を書いたりしています。でも、そうするとどうしても時間がかかってしまい、患者さんにお待ちいただく時間が増えてしまうのが悩みですね。例えば骨粗しょう症についてであれば、今後どういう検査をしてどういう薬を使うのか、骨密度検査や採血はどれくらいの頻度で必要か、などが一目でわかる資料などを用意できればと考えています。

骨粗しょう症の治療にも力を入れたいとのことですね。

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック4

ご高齢で大腿骨の骨折や圧迫骨折をされる方のほとんどは骨粗しょう症の治療をされておらず、80歳を超えても骨密度の検査を一度もしたことがないという方もいます。それで圧迫骨折を繰り返してどんどん動けなくなってしまったり。1回骨折したらしっかり検査して次の治療につなげましょうという対策が国の取り組みとして進められており、それは開業医の重要な仕事だと思っています。骨粗しょう症は圧倒的に女性がなりやすく、女性ホルモンの関係で50代以降はどうしても骨を壊す力が優位になって骨密度が減少していきます。当院では、骨密度の測定器は大規模病院にもあるような先進のものを導入しましたので、骨折などのきっかけがあればもちろん、自覚症状がなくても50歳を超えたらぜひ検診に来ていただきたいです。

和める雰囲気の院内で患者が納得できる治療を

オフタイムでの先生のご趣味は何ですか?

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック5

1年前くらいからはまっているのはボトルアクアリウムでしょうか。一般的な熱帯魚の飼育には、大きな水槽でフィルターなどが必要ですが、そのフィルターなしで小さなボトルの中に魚やエビ、植物などで生態系を作るものです。最近は開業間もなくてちょっと忙しく、なかなか時間がないんですけどね。あとは、アート鑑賞も好きで、面白そうなものがあれば美術館に行ったり、気に入ったものを購入したりしています。見ていてほっこりするようなものが好きで、院内にもいくつか飾っています。

たしかに気持ちが和むような絵がいくつも飾られていますね。院内の内装もナチュラルな雰囲気ですてきです。

ここはもともと別の整形外科が入っていたのですが、長く診療されていたので、壁紙も照明もすべて新しくしました。ベースの色を白と緑にしたいなというのがあって、それには壁はウッディな感じが合うのではないかと設計士の方と相談しながら決めました。以前の整形外科から引き続き通ってくださっている患者さんからは「院内が明るくなった」と言っていただいております。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

黒田泰生院長 くろだ整形外科クリニック6

患者さんお一人お一人とちゃんと話を聞いて説明をさせてもらい、お互いが納得した状態で治療を受けていただくというのがポリシーです。これまで他院でちゃんとした説明がなかったという方もデータを持ってきていただければ、可能な限り説明しますし、近隣の病院ともやりとりさせてもらって治療を進めていくという方針にしています。また、当院は駅から徒歩圏内でアクセスも良く、駐車場も完備しています。買い物ついでにでも気楽に寄れるような、緊張せずに来ていただけるクリニックにしていきたいと思っています。

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