大田 雅樹 院長の独自取材記事
錦糸町ミント歯科クリニック
(墨田区/錦糸町駅)
最終更新日:2026/05/07
商業施設やオフィスビルが並びつつも、昔ながらの住宅や商店街も多い錦糸町駅周辺。「錦糸町ミント歯科クリニック」は、そんな下町情緒と活気に惹かれた大田雅樹院長が、2023年4月に開業した。同院は「虫歯をつくらない」「歯周病を進行させない」「一生涯を自分の歯で過ごす」を掲げ、幅広く専門的な医療を提供し、患者が安心して受診できる歯科医院をめざしている。クリニック名の由来は、大田院長の実家で飼っている猫の名前とのこと。「猫のミント同様、みんなに愛されるクリニックにしたい」と、取材中も終始穏やかな笑顔で、専門的な話題も丁寧に話し、ホスピタリティーを大切にする姿勢が伝わってきた。そんな大田院長に診療内容からこだわりの設備まで話を聞いた。
(取材日2026年3月19日)
患者の口腔と全身の健康を生涯にわたりサポート
開業のきっかけをお聞かせください。

祖父が小児科の医師、父が歯科医師で、医療を身近に感じて育ちました。進路を考えていた時に、患者さんに感謝の言葉を頂きながら働く父の姿を見て、改めて歯科医師は良い仕事だと思い同じ道に進みました。大学では歯根膜の再生に関する研究を補助し、卒業後に勤務した歯科クリニックでは歯科医療全般に幅広く対応し、院長も務めました。これまでに、治療後のメンテナンスを怠ったために悪化した患者さんをたくさん診てきました。「一度治療したら大丈夫」と思いがちですが、治療後も定期的なメンテナンスに通うのが理想的です。「悪くなったら治療してもらえば良い」ではなく「自分で歯を守る」へと患者さんの意識を変え、患者さんと二人三脚で治療できる歯科医院を立ち上げたいと考え、開業を決めました。
2026年に予防専用のフロアをオープンされたそうですね。
はい。2階フロアに診療ユニットを2台増設し、1階では主に治療を行い、2階はメンテナンス専用として診療しています。2階は落ち着いた雰囲気の半個室とし、ゆったりとした環境の中でケアを受けていただけるよう配慮しています。また、治療とメンテナンスの機能を分けることで効率化を図り、待ち時間の軽減や、患者さん一人ひとりに丁寧に向き合う診療に努めています。当院では「虫歯をつくらない」「歯周病を進行させない」「生涯自分の歯で過ごす」をコンセプトに掲げ、予防を重視した診療に取り組んでいます。いくら歯科の技術が発達しても、天然歯に勝るものはありません。早期発見・早期治療により、お口と全身の健康を守るお手伝いをしていきたいと考えています。
その他、クリニックの特徴を教えてください。

一般的な歯科診療をはじめ、矯正歯科、歯科口腔外科、ホワイトニングまで、お口のお悩みに幅広く対応しています。より専門性の高い医療を提供するため、口腔外科や歯周病、インプラントなど各分野に精通した歯科医師が7人在籍し、連携しながら診療にあたっています。多様な専門性を持つ歯科医師がそろうことで、精密な検査から治療まで院内で完結できる体制を整え、大学病院に準じた水準の診療を提供できているのではないかと思っています。また、私を含め東京科学大学出身の歯科医師が中心となり、東京科学大学病院の歯科と連携している点も当院の強みです。さらに、歯科衛生士は担当制を採用しています。曜日や治療の内容によって担当する歯科医師が変わる場合もありますが、治療内容などの情報は歯科衛生士が把握し、歯科医師と共有していますので、安心して受診いただければと思います。
全身の健康にもつながる予防歯科に注力
予防の観点から、小児の噛み合わせにも注目されているそうですね。

虫歯のお子さんは減ってきていますが、将来にわたって健康なお口を維持するためには、歯並びや噛み合わせを含めた口腔内環境を整えることが大切だと考えています。成長・発育や栄養面にも関わるため、早い段階からサポートすることで、将来のトラブルを防ぐことにつながります。矯正の開始時期は、前歯が永久歯に生え変わる7~8歳頃が目安ですが、それ以前から生活習慣や舌を出す、指しゃぶり、口がポカンと開いているといった癖へのアプローチも重要です。当院では、口腔筋機能療法(MFT)を取り入れ、舌や唇、頬などの筋肉のバランスを整えることで、歯並びや顎の健やかな発育を促しています。
管理栄養士による栄養相談を実施されていると伺っています。
近年、「メタボリックドミノ」という言葉が注目されています。これは、生活習慣の乱れによる内臓脂肪の蓄積から、生活習慣病、脳卒中といった大きな病気が、ドミノが倒れるように引き起こされることを指し、その始まりには口腔内の状態も深く関わっていると考えています。お口の健康と食生活、全身の健康は密接につながっていて、日々の積み重ねが将来の健康を左右します。そこで当院では、定期メンテナンスの際に糖分の摂取状況などにも目を向け、予防の観点からサポートするために管理栄養士が在籍しています。普段は歯科助手として診療に関わり、患者さんと日常的にコミュニケーションを取りながら、必要に応じて栄養指導をご提案しています。治療して終わりではなく、再発を防ぎ長く健康なお口を保つために、活用していただきたいですね。
その他、力を入れている領域はありますか?

近年は、ホワイトニングやセラミックを用いた補綴治療など、審美面に配慮したケアへのニーズが高まっていると感じています。当院のホワイトニングでは、しみにくさや効果の出方が異なる2種類の薬剤を用意し、またご自宅で行うホームホワイトニングや院内でのオフィスホワイトニング、両方を併用するデュアルホワイトニングなど、ライフスタイルやご希望に応じてより良い方法をご相談しながら進めています。また、セラミック治療は見た目の改善を図るだけでなく、汚れがつきにくく清潔を保ちやすいという点にも着目し、機能面も考慮した治療としてご提案しています。その他、矯正では、従来のワイヤー矯正に加えてマウスピース型装置を用いた矯正も行っています。矯正歯科を専門とする歯科医師も在籍していますので、お気軽にご相談ください。
受診をためらう人に一歩踏み出してもらえる歯科医院に
インプラント治療や歯周外科治療についても教えてください。

インプラント治療では、骨量が不足している難症例に対しても、骨を増やすための外科的処置に対応しているほか、理想的な位置・角度でインプラントを埋入できるサージカルガイドシステムを活用し、精密な治療の提供に努めています。さらに、重度の歯周病に対する歯周外科治療にも対応しています。手術は、使用する治療器具を高水準の滅菌器で洗浄するなど、徹底した衛生管理のもとで実施しています。また、不安の強い方には静脈内鎮静法を取り入れ、リラックスして治療を受けていただける環境を整えています。歯科用CTやマイクロスコープなどの先進設備も備え、大学病院に準じた水準の治療を、通いやすい環境で提供できる体制を整えています。
患者さんに接する際、どのようなことを心がけていますか?
患者さんの立場になって気持ちをくみ取り、その人に合う医療を提供することです。治療法の選択はもちろん、短期集中治療など診療スタイルも柔軟に対応します。自分が関わった患者さんのことは、責任を持ってずっと診て差し上げたいと考え、一人ひとりに寄り添った治療を心がけています。地域柄、高齢者も多いため、需要の高さを感じているのが訪問歯科診療です。通院が難しくなっても、今までと同じ歯科医師が引き続き診療することで、少しでも安心でき、精神的に楽になっていただけると良いなと思います。これからも必要とされている方へ歯科医療を届けていきたいですね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

普段から自分の歯の健康を意識することは、難しいものです。しかし口腔内環境には、子どもの頃からの癖が影響し、さらには胎内にいる時からのアプローチが必要だといわれます。妊婦さんの口腔ケアに始まり「マイナス1歳から100歳まで」一生涯、大切な歯を守るお手伝いをしたいと考えています。麻酔の前には表面麻酔を用い、温めた麻酔液を電動麻酔器で細い針で注入するなど、できるだけ痛みの少ない治療を心がけ、患者さんの恐怖心や苦痛を和らげるよう努めています。セカンドオピニオンにも対応していますので、歯を抜くしかないと諦めていたり歯科医院が苦手で受診をためらっていたりする方にこそ、一歩踏み出していただける歯科医院でありたいです。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/77万円~、ワイヤー矯正/77万円~、裏側矯正/143万円~、ハーフリンガル矯正/121万円~、床矯正/38万5000円~、インプラント治療/38万5000円~、骨を増やす外科的処置/8万8000円~、サージカルガイドシステム/5万5000円~、ホームホワイトニング/3万3000円~、オフィスホワイトニング/3万3000円~、デュアルホワイトニング/5万5000円~、歯周組織再生療法/8万8000円~、精密根管治療/7万7000円~、静脈内鎮静法/8万8000円~、静脈内鎮静法下で行う短期集中治療/8万8000円~、セラミックを用いた補綴治療/6万6000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

