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伊藤 允彦 院長の独自取材記事

長久手さくら歯科・矯正歯科

(長久手市/はなみずき通駅)

最終更新日:2023/04/11

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科 main

リニモ・はなみずき通駅より徒歩5分の場所にある「長久手さくら歯科・矯正歯科」。小児歯科や予防歯科に力を入れており、院長の伊藤允彦先生は多数の症例を診てきたベテランだ。「長久手エリアはお子さんも多いので、お子さんからその祖父母の方までご家族の皆さんが通えるようなクリニックをめざしています」とやわらかで非常にわかりやすい言葉で話す院長。治療では患者本人の歯の模型を使い、噛み合わせなどを立体的に見ながら治療への理解を深めていくことも多いという。「子育てを優先してしまいがちなお母さんも通いやすい工夫を取り入れていますので、ぜひ歯を守るためにも来院してほしい」と話す院長に、開業までの経緯や同院の特徴などについて話を聞いた。

(取材日2023年3月24日/情報更新日2023年4月8日)

子育て中の親子など家族全員が通いやすい歯科をめざす

まず開業までの経緯についてお聞かせください。

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科1

父が歯科医師で、子どもの頃は私も診療所にもたまに足を運んでいたので、自然と職業として意識するようになりました。そこで愛知学院大学の歯学部に進んだんです。卒業後は愛知学院大学歯学部の附属病院に勤務し、その後医療法人のクリニックに勤務することになりました。大きな医療法人ということもあってたくさんの先生が所属されているので、その分の多種多様な症例、それに対するいろんな意見を勉強することができました。インプラント治療などの専門的な治療に対しても先輩方の意見や治療をじっくりと学び、自分の大きな成長の糧にできたことが、今回の当院の開院、院長就任に大きく影響したと考えています。

そうやって法人の他のクリニックの院長なども務め、開業に至ったわけですね。

2023年4月に開業しました。この長久手エリアはお子さんが多いエリアでもあるため、ご家族で通いやすい環境になるように注力しました。バリアフリー、ベビーカーのままでも入れるようなゆとりあるユニット、そして親御さんが治療に集中できるように託児スペースも充実させています。実は歯科医師の一人が歯科医師になる前に幼稚園教諭として働いていて、当然ながらお子さんのお相手には慣れているんです。なので親御さんは安心してご自分の治療に集中していただけると思いますよ。私自身もこれまで小児の治療などにもたくさん関わってきましたし、子どももいますので、お子さんとのやりとりには慣れているほうだと思います。

お子さんと接する際にはどんなことに気をつけておられるのでしょうか?

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科2

大人も同様ですが、何をされているのかわからないと怖くなりますよね。なのでコミュニケーションは多めに取るようにしています。特に歯科医師側が治療ばかりに集中するとお子さんもつられて治療に気が向いてしまうので、「痛いところはない?」「今ここまで進んだからあとちょっとだよ」など、できるだけ話しかけるように心がけています。先ほどお伝えしたようにバリアフリーなども取り入れていますので、親子そろって治療やメンテナンス、予防を受けることも可能です。特に子育て中のお母さんはご自分のことを後回しにしがち。授乳期は生活も不規則になりやすく、そこで虫歯や歯周病になってしまう方もおられます。そういう方にこそ当院を活用していただきたいと強く思っています。

自分の歯の模型で、歯の状態や治療を具体的にイメージ

ご家族皆さんで活用してほしいとお考えなのですね。

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科3

そのとおりです。お子さんであれば乳歯、生え替わりの時期、大人であれば妊娠・出産、年配になれば入れ歯の必要など、一口に「歯科治療」といっても、年代によって症状も治療方法もさまざまです。お一人お一人の年齢、そして生活スタイルに合った提案をしていくことは常に念頭に置いています。当院では年齢を問わず予防歯科に注力しております。予防歯科・メンテナンスの大切さは今後もしっかりと患者さんにお伝えし、歯をできるだけ残せるようにサポートしていきたいですね。その方法の一つとして、インプラント治療や矯正があると考えていただくといいかもしれません。

患者さんの希望に合わせた診療を大切にされているとか。

そうですね。歯科治療に対する考え方はお一人お一人で異なります。歯が一本なくなったとしても、きちんと噛めるようにしたいのか、見た目まで整えたいのかなど、一つの治療であっても、それに対する患者さんの希望は人によって異なります。そのさまざまなニーズにお応えできるよう、いくつもの治療の方法を提供し、その中で患者さんがご自分に合ったものを選べるようにしていくのは非常に大切だと考えています。そのためにも治療内容や、患者さんのお口の状況の説明は丁寧に行うように心がけていますね。

説明では具体的にどんな工夫をされていますか?

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科4

症状や患者さんにもよりますが、型採りをして、その方の歯の模型を使用することも多いです。もちろんエックス線や口腔内の写真、動画の撮影も行いますが、特に噛み合わせを考える際には患者さんご本人の模型がとても役に立つんです。動画や写真は平面で、噛み合わせの状態などが伝わりにくいのですが、ご本人の模型ですから、どこがどう噛んでいないのか、また歯並びがどうなっているのかが、見た目、そして触れながらでもわかります。そうすると患者さんも具体的に治療のイメージができ、治療を選ぶ時も考えやすいようなのです。それがより良い治療につながるのだと思っています。

歯を長く残すための歯ブラシ選びなどもアドバイス

診察時に心がけていることは何でしょうか?

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科5

患者さんとよく話し、コミュニケーションを取ることです。治療方針の説明も大事ですが、それを決めるために必要な患者さんの生活スタイルや、治療における費用の考え方などを確認することも大切だと考えています。お口の状況はもちろんですが、患者さんのバックグラウンドを理解しないと良い治療にはならないですし、不満が残ってしまいますからね。例えば入れ歯を作ったとしても、その方が面倒くさがりであまり入れ歯を使わないのであれば、インプラントのほうがその方のためには良いと思うのです。他にも歯ぎしりをしている、硬い物を好まれているなど、患者さんが言葉にしないことも私たちが察し、治療の提案に反映していくことが、信頼関係の構築にもつながるのだと思いますよ。

治療以外のケアについてもアドバイスされるそうですね。

当院では歯磨き粉や歯ブラシなども数多く用意しているのですが、これも患者さんに合ったものをアドバイスするためなんです。数ヵ月に1回のメンテナンスがあるとはいえ、歯を守るためにはご自宅での歯磨きがとても大切。でも歯ブラシの選び方がわからないとか、もっと磨きやすいものを使いたいとお考えの方もおられます。歯ブラシだけではなくデンタルフロスの併用をお勧めすることもありますし、歯磨き粉ではツルツルした「磨いた感じ」を好む方に合うもの、歯周病の方に合うものなどがあるので、それらもきちんとアドバイスできるよう努めます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

伊藤允彦院長 長久手さくら歯科・矯正歯科6

普段の生活では痛みがない、困っていないとしても、実はごく小さな虫歯ができていたり、見た目では問題なくても一部の噛み合わせが悪く、負担がかかった歯が将来的に破折してしまったりすることなども考えられます。長く歯を残していくためにも、何も症状がない状態のうちから歯科での検診を受け、メンテナンスを習慣化していってほしいと思います。また小児の矯正も行っていますので、気になることがある方はぜひ遠慮なく相談してください。何より親子や年配の方でも通いやすい工夫はたくさん取り入れていますので、ご家族皆さんの歯を守るためにもぜひ家族で声をかけ合いながら、歯科に足を運んでみてくださいね。お待ちしております。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【インプラント治療】
1本あたり31万9000円~38万5000円
【矯正治療】
成人矯正/65~80万円程度、小児矯正/45万円程度

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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