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山賀 康右 院長の独自取材記事

井土ヶ谷駅前やまが皮膚科

(横浜市南区/井土ヶ谷駅)

最終更新日:2024/01/12

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科 main

井土ヶ谷駅からほど近いクリニックモール内にある「井土ヶ谷駅前やまが皮膚科」は、2023年1月に院長の山賀康右(こうすけ)先生が開院したクリニックだ。大学病院やアメリカでの留学で培った経験を生かし、乳児から高齢者まで幅広い皮膚疾患に対応。研究に従事してきたアトピー性皮膚炎や脱毛症、湿疹やニキビなどの治療を中心に、地域のかかりつけ医として地域住民が通いやすい皮膚科をめざす。平日は夜7時まで、土日も診療を行うなど週7日間の体制で来院する患者をサポート。あくまでも「患者さんファースト」を心がける。幼少期から思春期にかけて悩んだ皮膚疾患や、現在の子育てなど自らの経験を生かし、患者の心に寄り添った診療を信条とする山賀先生に、開業への意気込みや注力している治療、今後の展望など、さまざまな質問を投げかけた。

(取材日2023年2月8日)

地域住民の窓口として、幅広い皮膚疾患に対応

まずは、開院に至った経緯や想いをお聞かせください。

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科1

私は、もともとは大阪大学でアトピー性皮膚炎や皮膚バリアなどの勉強をしながら、日本皮膚科学会認定皮膚科専門医の資格を取得し、医学博士の学位まで取らせていただきました。そうした中で2017年より、アメリカに3年間留学し脱毛症や再生医療の研究を主に行いました。帰国後、自分が人々に貢献できるものは何かと自問自答した際に、臨床を通じて今まで培ってきたものを還元することに特化したいと思い、開業を選びました。地域の方々がまず足を運ぶのが開業医というケースは多く、そういった窓口として幅広く皮膚疾患を診られる立場になりたいという想いがあります。このモール内にある眼科や脳神経外科、内科との連携はもちろん、入院が必要な方や難しい症例などは近隣の基幹病院と連携しつつ、診療していけたらと考えています。

貴院の特徴はどういった点でしょうか?

当院は、あくまで保険診療が主体で、保険診療では対応が難しいお悩みやよりきれいになりたいというご要望には自費診療の美容皮膚科を提案しています。また、患者さんが通いやすいように平日は朝9時から夜7時まで、土曜日は夕方まで、日曜日は午前中に診療しています。つまり週7日間、診療していることになりますね。地域の患者さんのお声をとにかく大切にどんなニーズや症状にもなるべく応え、適切な治療を提供していける体制を整えていきたいと考えています。

院内の造りでこだわった部分はどこでしょうか?

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科2

まず、清潔感を重視した待合室です。ゆったりと過ごしていただきたいので、20人以上が座れる、ホテルのような洗練された空間を意識しました。また、モニターを設置し、患者さんをお待たせした場合でも退屈しないように工夫しています。通路も広めにしているので、車いすやベビーカーでも通りやすいでしょう。処置室もベッドを6台置いていて、私も看護師もスムーズに診療ができるような設計にしています。保険診療をメインに考えているので、アトピー性皮膚炎や乾癬、円形脱毛症などに適した光線療法では全身も局所も対応できるように紫外線治療器による治療を行っています。また、手足多汗症に対して保険適用であるイオントフォレーシス用機器を設置するなど、保険診療に対応できるよう幅広い機器を取りそろえています。もちろん、保険適用外のレーザー治療器も導入。必要な自由診療を提案することも可能です。

注力したい治療は何でしょうか?

私がこれまで研究してきたのがアトピー性皮膚炎なので、光線療法は力を入れたい治療です。皮下注射など新しい薬も積極的に導入しています。また、ニーズが思った以上にあるのが美容皮膚科ですね。しみに対するケアなどは今後、力を入れていきたいと思っています。

保険診療を主体に、患者のニーズと症状に合わせて提供

アメリカでの留学など、これまでの経験をクリニックではどのように生かしていらっしゃいますか?

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科3

留学をしていろいろな研究に携わってきました。その経験から当院では特に脱毛症だったり、アトピー性皮膚炎などに対して、できるだけ先進のものも取り入れて最適な治療を行いたいと思っています。ほかには、英語が話せますので海外の方が来院された場合に対応が可能です。

診療において最も大切にされていることは何ですか?

患者さんにとって、できるだけ適したものを選択していただけるよう、皮膚のプロとして、適切な治療や検査、診療の方法を提案していきたいと考えています。もちろん、自費の話になってきたり高額な注射があったりしますが、ご本人が希望されていないなら、こちらから無理強いすることはありません。また、例えば尋常性乾癬の患者さんだと、角質がぼろぼろと落ちてしまって、かゆくて眠れず苦しい思いをされている方もいらっしゃると思います。そういった患者さんに喜んでいただけるように、新しい治療も含めたさまざまな治療法を提案できるよう努めています。

どのようなスタッフの方が活躍されていますか?

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科4

看護師は全員で6人、事務は9人、総勢15人のスタッフが所属しており、通常4、5人が常駐し、患者さんをしっかりとサポートできるような体制を整えています。症状が残っている場合は長く通院していただく必要がありますので、スタッフには「患者さんの話をよく聞いて関係性を築きながら、コミュニケーションを大切にしてほしい」と伝えています。

ところで、皮膚科の医師を選択されたきっかけは何でしょうか?

皮膚科の医師になったきっかけは、私自身が小学生の頃に円形脱毛症だったり、中高生の頃はニキビができたりして非常に悩んでいたからです。その頃は治療があることを知らなかったので、もしも治療するための選択肢を知っていれば、より良い学生生活を送れていたのではと思います。高校生になり、ニキビも円形脱毛症も皮膚科の分野だと知った時に、皮膚科の医師をめざそうと決心しました。自身の経験からも、患者さんにはこういった想いをしてほしくないと強く思ったこともあり、患者さん一人ひとりの皮膚のお悩みを解決して、日々をより快適に過ごせるようサポートしたいと思っています。患者さんの気持ちに寄り添うとき、そんな過去の経験が生かされているのではないかと感じます。

自らの子育て経験を生かしながら小児皮膚科にも注力

患者さんとのコミュニケーションも重要ですね。どのようなことに配慮なさっていますか?

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科5

最初に書いていただく問診票を重要視しています。極端な話、薬だけを出してほしいという患者さんもいらっしゃいますからね。まずは、患者さんのニーズに耳を傾けることに重きを置いています。特に高額な治療では、ある程度関係性が築かれていないと患者さんは不安ですから。患者さんのニーズと症状をきちんと把握して、納得いただける治療だけを提供していきたいです。治療によって患者さんに喜んでいただけたならうれしいですし、開業して本当に良かったと思います。

小さな子どもの父親としての顔もお持ちですね。子育て経験が生きているのでは?

皮膚科は若いお母さんが小さなお子さんを連れて来られることも多いので、今の子育て経験が診療に生きています。小児皮膚科も標榜していますので、実際に自分の子どもで経験したことは、より対応しやすいなと感じます。子どもが生まれる前と後ではまったく違っていて、ベビーカーの方やおむつを替える際の大変さがよくわかりますね。子どもに皮膚トラブルがあった際に、よく「小児科か皮膚科かどちらにかかったら良いのかわからない」と迷われる方がいます。小児科でも皮膚のことにきちんと対応しているでしょうから、その場合は患者さんが良いと思うほうに行っていただければと思います。ただ、専門的なことでお困りな場合は、やはり皮膚科を頼っていただきたいですね。

今後、地域にとってどんなクリニックでありたいですか?

山賀康右院長 井土ヶ谷駅前やまが皮膚科6

皆さまに今後もどんどん知っていただきながら、この地域を中心に密着したクリニックを展開していきたいと考えています。近隣の病院と連携を取りながら、アトピー性皮膚炎や乾癬などに対する先進の治療を導入したいです。また、美容皮膚科のニーズも多くあるので、美容の分野も拡大しながら進めていきたいですね。当院は患者さんにとって、受診しやすい時間帯や入りやすい内装、患者さん目線に立った診療を行い、赤ちゃんから高齢の方まで幅広い皮膚トラブルに対応しています。もちろん保険診療が中心ですが、ニーズがあれば自費診療にも対応し、患者さんそれぞれにとって適切な診療を提供していきたいと思っています。肌のトラブルがあったらお気軽に受診してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザーによるしみケア/5500円〜

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