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武田 明芳 院長、武田 朋子 先生の独自取材記事

増田外科

(大田区/蒲田駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR京浜東北線蒲田駅から徒歩8分。下町風情と近代化が同居する蒲田の街をしばらく歩くと、環八通りから1本入ったバス通りに面して「増田外科」の看板が見えてくる。この街で開院して50年以上。幅広い診療を行い、「どんなときでも頼りになる、街の総合病院のような存在」として住民から愛されてきたクリニックだ。現在は武田明芳院長と設立者である先代院長の娘・武田朋子先生と夫妻で運営している。「幅広い疾患を診ることができ、高度な治療が必要ならば、迅速に連携病院を紹介する体制が整っています」と頼もしい口調で語る武田明芳院長。クリニックの治療方針や患者への思いなど、2人にいろいろな話を聞いた。
(取材日2017年10月3日)

地域の総合病院のような頼りになる存在をめざす

診療科目が幅広いですね。そのために得られる患者のメリットは何でしょう。

【院長】当院は気軽に来院できる地元のクリニックでありながら、“総合病院のように頼りになる存在”になりたいと考えています。風邪・腹痛などの内科一般診療、切り傷・骨折・腰痛など日常のケガ・痛みの治療、高血圧や糖尿病など生活習慣病の管理、各種悪性疾患の早期診断・治療まで幅広い疾病に対応しております。私や妻の他にも専門知識を持つ多数の医師・検査技師が非常勤で診療にあたり、的確な診断と治療に努め、精査の結果より高度な治療が必要になった場合には最適な医療機関を迅速にご紹介することが可能です。診療科目が多ければ、原因のわからない不調に対してあらゆる角度から検査、診療することが可能です。

院長先生の専門とされている科を教えてください。

【院長】私は外来全般を担当しております。外科に関しては消化器疾患を中心に長年の経験を有し、日本外科学会外科専門医、日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本超音波医学会超音波専門医の資格があります。当院で診断の上、大学病院で私が手術させていただいた患者さんが今でも数多く通院していらっしゃいます。自ら診断を下し、その上に外科的治療まで行ってきた経験は何物にも代え難いと自負しております。患者さんや近隣病院、大学病院などの医師とのコミュニケーション、人情を大切にした診療を行えるよう心がけています。

では朋子先生の専門の科を教えてください。

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【朋子先生】私は麻酔科の医師を経て、現在は皮膚科を主に診ております。腰痛などの痛みに対して行うペインクリニックや、湿疹、アトピー性皮膚炎、じんましんなどのアレルギー治療、アレルギー疾患に対する舌下減感作療法、ニキビ治療や水虫などの基本的な診療を大切に行い、それに加え皮膚腫瘍の手術や美容皮膚科のレーザー治療にも力を入れています。臨床医としては各種予防接種にも対応しております。また、介護保険の開始に伴い、当院では介護支援専門員の資格も取得致しました。通院の難しくなった高齢の患者さんや寝たきりの方の往診をしながら、これまでの病歴を考慮した上でご本人やご家族に介護に関するアドバイスをさせていただきます。

豊富な経験を生かし、検査、治療、紹介まで丁寧に行う

どんな方が通ってこられていますか。

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【院長】小さいお子さまからお年寄りまで、年齢層は幅が広いです。今では開院以来ずっと通い続けてくださる患者さんの、お子さんやお孫さんの世代になってきております。蒲田という街は下町気質があって、人情に厚い優しい方が多いという印象です。私は下町の浅草出身なので、自分の生まれた街と何となく共通点を感じますね。こちらが一生懸命診療をすれば、こちらの気持ちに患者さんも応えてくれるのです。ドクターが真剣に説明をすれば、医学の知識がなくてもちゃんと話を聞いて理解してくださいます。
【朋子先生】以前は徒歩圏内にお住まいの患者さんが圧倒的に多かったですが、最近はインターネットで当院を検索して、遠方から来てくださる人も増えています。当院ではボツリヌス毒素製剤を使用した多汗症治療を保険診療で対応しておりますので、それを目当てにいらっしゃる方もおられます。

高次機能病院との連携も大切にされていると伺いました。

【院長】何かあったらすぐに専門の医師を紹介できるように、高次機能病院などとの連携は大切にしています。紹介状を書くときにはカルテをさかのぼり、手間を惜しまずデータをつくっているということは、自信を持って言えることです。私も妻も東京出身なので医師の同輩・後輩が大勢おり、紹介時のデータがしっかりしていなければ怒られてしまいますから(笑)。
【朋子先生】心臓疾患やがんなどは、早期検査による発見と治療が肝心です。しかし、大学病院に検査を受けにいくのはためらわれますよね。そんなときに、当院のようなクリニックがお役に立てればと思います。当院の初期診断で早期発見をして、スムーズに大学病院にご紹介ができれば、より多くの患者さんを救うことができます。早期発見を可能にするためには機器や設備も重要ですが、何よりも医師の経験が大切です。私たちは2人ともキャリアが長いので、そういった点でもご安心いただけるでしょう。

先生方の豊富な経験に合わせ、高度な検査機器なども必要ですよね。導入されている機器を教えてください。

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【院長】食堂・胃や大腸の検査を行う電子内視鏡は早期がん発見に役立つ挟帯域光観察システムを有し、通常径に加えて痛みやストレスの少ない経鼻内視鏡も用意しております。デジタルレントゲン、腹部・乳腺・甲状腺、心臓・頸動脈などの各種超音波検査、CAVI(動脈硬化検査)、心電図、24時間心電計、呼吸機能検査、禁煙治療に必要な呼気一酸化炭素濃度検査なども導入し、より精度の高い治療や検査を行えるよう環境を整えています。CT、MRIについては外部での撮影になりますが、医療連携を取り、迅速に診断ができるシステムにしていますので、ご安心ください。

あらゆる観点から見た初期治療をしっかり行う

ケガをしたときには何科の病院に行けばいいのか、迷うことがあります。

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【院長】外科のクリニックが近隣には少ないこともあり、ケガをしてこられる方が多くいます。その場合、骨に異常などがあれば整形外科的な知識も必要になりますし、手術や縫合をした場合は皮膚科的な知識があれば傷痕がきれいに治ることも見込めます。診療科目が多いことは広く浅い対応になってしまうおそれもありますが、あらゆる観点から診た初期対応がきちんとできるということは、予後と良くするために大切なことです。
【朋子先生】そげてしまった傷などをきれいに早く治すには、皮膚科的知識や技術が大きく関わり、治り方に差が出ます。院内で科をまたいだ診療ができるのはメリットではないでしょうか。今後もさらに知識を深め、見分を広めて通ってくださる方に還元したいですね。

お二人が医師を志したきっかけを教えてください。

【院長】私はパイロットになりたいと思う気持ちが強かったのですが、家族にドクターを勧められ高校3年生のときに最終的に気持ちを固めました。親戚にドクターが多かった影響が大きいです。もともと組織の一歯車となるよりは、自分一人で判断し何かをやり遂げたいという思いは強かったですね。
【朋子先生】私は先代院長である父の姿を小さい頃から見ていたので、ドクターという仕事に親しみがありました。小さい頃は自分がドクターになるイメージはあまり沸かなかったですが、高校2年生のときに進路を本気で考えたときに、やはり父のようなドクターになりたいと思いました。

今後の展望に合わせ、読者へメッセージをいただけますか。

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【朋子先生】診察を受けるまでお待たせしてしまうことが多いのが申し訳なく、悩みでもあります。今後待ち時間解消の対策として、携帯の予約システムを導入するなどの対策を模索中です。また、忙しい、通院しづらいといった方向けに遠隔診療を行うことも計画しています。持病などの症状が安定していれば薬のみ処方するのもあるいは良いのかもしれませんが、やはり話をして診断した上で処方したい、という気持ちがあります。
【院長】正しい診療をするためには検査は大事です。ですので、しっかりと検査をし、診断をした上で、適切な診療、適切な紹介をしています。病気や症状に合わせた、適切な紹介をするためにも最初の見立ては大切です。これからも通ってくださる皆さんが信頼できる診療を行っていきたいと思っています。

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